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カテゴリー「靴(Readymade shoes)」の54件の記事

2017年10月14日 (土)

Shoes from USA(親戚の来日)

毎年秋の便りを聞くこの時期は、アメリカに住む親戚が来日する。最近はお土産代わりに米国内で購入した靴をキャリーして貰うのが恒例だ。勿論再会した時は大いに歓待し、翌年も気持ちよくお願いできるように誠意を尽くすのは言うまでもない。

今回は先週紹介したE.グリーンのコードバン靴の他にもう1足お願いしていた靴を紹介したい。オンラインオークションで落札したが出品者はカナダ在住、米国内への発送のみ可とのこと…素早い発送をお願いしてぎりぎり間に合った1足だ。

1.アメリカ製の靴と言えば…

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アメリカの靴といえばオールデン。何しろ日本国内との内外価格差は相変わらず。米国内で購入してキャリーすれば5万円以上の節約になる。それに親戚に敢えてお願いすることでお付き合いも深まるという一石二鳥。到着した靴はコバの仕上げがアンティークエッジになっている。

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2017年10月 7日 (土)

Rare shoes(希少な靴)

様々なショップから注文を受けるシューファクトリー…イギリスはノーザンプトン界隈、アメリカでは何といってもオールデンが有名だろう。世界中のショップは差別化を図ろうと珍しいモデルやデザイン、素材を変更したものを店頭に並べる。

まめにショップをのぞけば大抵予測が付くが、中には激レアな別注靴もある。先日、アメリカのオークションサイトを覗いていたら久しぶりに「おおっこれは…!」という靴に出会ってしまった。今回はそんなレアな靴を紹介しようと思う。

1.素材の妙

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アメリカの親戚に頼んでキャリーしてきてもらったウィングチップ。オールデンのように無骨じゃなく端正な顔立ちが特徴。何より素材が違う。ホーウィン社のコードバン…それも極上ウィスキーシェルを使用している。それだけでも垂涎ものだ。

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2017年9月30日 (土)

My favorite colour(お気に入りの色)

靴を買う時、この色はもう持っているから…と違う色を万遍なく買っているつもりでも気が付くと似た色ばかり多く揃っていることに気付く。それは色だけでなく、靴をデザインやメーカー、あるいは履き心地など別の切り口で選んでいるからだろう。

ならば自分にとって「一番お気入りの色」は何だろうと調べたところ、チェスナッツが一番多いことに気が付いた。色の濃淡はあるがタンより赤味がかった茶が好みのようだ。そこで今回はチェスナッツの靴を中心にその魅力を探ってみようと思う。

1.チェスナッツ色の靴達

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チェスナッツ色は英国靴の十八番、写真の靴も全て英国製だ。伊・仏製の靴に見られるタン色より赤味が強いのが特徴…しかし、よく似た色の靴が集まったものだ。靴に興味がない御仁からは「似た色ばかりでつまらなくない?」と聞かれそうだ。

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2017年8月26日 (土)

Unlined Loafer(至高の履き心地)

以前好きで履いていたジョンロブのローファー、Ashley(以下アシュリー)がここで役目を終えた。面長のヴァンプ、モダンなスクェアトウ、アンラインドの柔らかな履き心地に魅了され、一時期は毎日履いていたのだから傷みが早かったのも頷ける。

ところが、ひょんなことからアメリカで色違いのアシュリーを発見。しかも新古品ということで値段は破格の設定になっている。となれば買わない手はない。そこで今回は届いたばかりの2代目アシュリーをプレケアを交えながら紹介してみようと思う。

1.黄色い箱時代のジョンロブ

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初代の茶色い箱から黄色い箱に替わったのが2007年頃…届いた靴の革はミュージアムカーフのようなのでそれほど昔の製造ではなさそうだ。因みに現在箱の色は赤になっている。箱を開けて中を見ると革の表面が乾いている印象を受けた。

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2017年7月 8日 (土)

手元に残る40足(#12~#17英国靴編その3)

手元に残る40足、今回は英国靴の3回目になる。かって一大勢力を誇っていたエドワードグリーンはかなり整理が進んだ一方で、魅力的な靴を次々とリリースするクロケット&ジョーンズが徐々に増殖し、今や一番の大所帯となっている。

初めてロンドンを訪れたのが1991年。今はなきバーリントンアーケードのBERKで購入したスエードのセミブローグも既に26年が経ち、リタイアも遠くないはず。そこで今回は別注王クロケットの中から手元に残る靴を厳選してみようと思う。

1.手持ちのクロケット&ジョーンズ

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知らぬ間にか13足に増えていたクロケット。殆どはショップ別注かWネーム、自社ネームは僅か2足しかない。別注王という名が相応しいのも納得だ。中でもラルフローレン別注が最多の4足、しかも今後ラルフ別注品が更に増える可能性さえある…

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2017年6月10日 (土)

手元に残る40足(#07~#11英国靴編その2)

既成靴の寿命はどれくらいだろうか…?手入れ次第と言われるが一つの目安が30年らしい。厚手のモミ革などは靴底の張替で更に延命できるかもしれないが、カーフは25年を過ぎるとクラックが入り始め、そこから一気にやれる印象がある。

80年代末購入した靴が30年の寿命を前にリタイアし始めた。新旧交代は世の常だが、クールビズによって黒靴の需要が減り「手元に残る40足の靴選び」も前回とはかなり異なっている。そこで今回は新たな気持ちで第2回目に挑戦してみようと思う。

1.ジョンロブの既成靴

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「キングオブシューズ」の名に相応しい佇まい。E.グリーンの工場を買収して自社製の靴を展開するや否や一気にトップに上り詰めた。デッドストックものの新品ダービー(手前右)から最古参のシャンボード(後ろ左)まで全て自社工場製のものだ。

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2017年5月13日 (土)

A happy reunion(再会)

グレンソン、ウェストン、チャーチズと昔からよく履いてきた靴が最近次々と役目を終え退役している。考えてみれば1980年代の終わりから履き続けているのだから20~30年は過ぎていることになる。その間よく足元を支えてくれたと感謝の念にたえない。

想定外の退役靴続出に補充策を考え、オンラインショップをチェックしていたら、ある時思わぬ靴と再会した。懐かしさと胸の鼓動を抑えられず、ふと気が付くと購入ボタンを押していたという訳だ。そこで今回は再会を果たした名靴を紹介しようと思う。

1.1990年代のデッドストック

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実は今回紹介する靴は色やサイズは違うが以前所有していた靴と全く同じだ。初代はパリから取り寄せたが、サイズが合わずに手放した。それ以来中々出会えずにいたが、遂に再会を果たした。しかも当時とほぼ同じ年代のデッドストックもののようだ。

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2017年4月 9日 (日)

手元に残る40足(#01〜#06英国靴編その1)

毎週末の更新から離れ、「書きたいことがあれば、書きたい時に、書く」スタイルにしたことで気持ちに大分余裕が出来たようだ。先日久しぶりにビスポーク(サンプル)とレディメイドの靴を手に入れたので近いうちに当ブログで紹介できたらと考えている。

昔は「ロブ対グリーン対決」特集や「後世に残す40足」など好き勝手なことを発信していたが、その間ずっと最古参を誇っていたウェストンの黒ローファーがリタイアした。そこで今回は懐かしの企画に触れながら今後手元に残るであろう40足を考えたい。

1.英国製既成靴

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手持ちの既成靴で多数派といえば英国靴。進出著しいクロケットを除いても写真にはロブとグリーン、チャーチズにトリッカーズと4社もある。ただ既にグレンソンが引退、チャーチズも退役間近な現状から手元に残る靴の顔ぶれはかなり変わるだろう。

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2017年3月26日 (日)

There is space for boots(ブーツは別腹)

料理を堪能して満腹だと思っても最後のデザートがすんなり入るのは世の東西を問わない。「デザートは別腹…」という言い方が各国にあるのは言わずもがな。それに倣えば十分過ぎる程短靴を持っていても「長靴は別腹…」という言い訳をしがちなのが靴好きの性だ。

前回と前々回に続いての「既成靴の誘惑」。今回は数としては少ないブーツ。故に既成靴(短靴)を減らそうとしている最中でも「ブーツはあまり持ってなかったはず…」と別腹論理を展開してつい手を出しがちだ。そうして増えたブーツをここで紹介しようと思う。

1.イタリアンプロダクツでラギットスタイルに挑戦

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マルモラーダはイタリア製ながらラルフ御大推奨のラギットブーツ。出自に合わせイタリア製品でラギットなコーデを考えてみた。ボレッリのネルBDシャツにイザイアのツィードジャケット、締めのウールタイはマニファッととゥーレクラバッテとクラシコ三昧だ。

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2017年3月18日 (土)

Readymade shoes(既成靴の誘惑No.2)

靴自体は流行から一番遠いところにあるアイテムだがそれでもその時々の服装の影響を受ける。スクエアな靴が流行ればクラシックなスクェアトウが、細身のアンクルパンツが流行れば足元は無骨で安定感の大きな靴を履きたくなるといったように…

こんなスタイルに合う靴ないかな?と靴箱から探し出して見つからなかったら…これは危ない。イメージに合った靴に出会うといつの間にか買ってしまうからだ。そこで今回はそうして増えていった既成靴の第2弾を着こなしを含めて紹介しようと思う。

1.英国製クロケットジョーンズのコードバン靴

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オールデンが品不足なのでクロケットのコードバン靴をゲット。上段左からラルフ別注RHETT、クロケットのHARVARD、ラルフ別注のREDBOURNE、下段は共にラルフ別注で左がLAWFORDに右が有名なMARLOW…見て分かるようにラルフは別注靴の王様だ。

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