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2017年8月 5日 (土)

Daily feet(毎日の足元)

日々の足元を撮影しておくと忘備録代わりになる…ということをインスタグラムで知ってから随分経つ。「いつ、何を履いたか載せてくと靴のローテーションや過去のコーデが分かって便利…」という女性のアカウントには毎日の様子が丁寧に記録されている。

自分も真似するようになったが毎日とはいかないまでも普段とは違うアングルから靴を撮影することでつま先の減りや靴の革の状態、パンツとの相性などが客観的に分かる。そこで今回は最近撮り貯めておいた「毎日の足元」を紹介してみようと思う。

1.久々にウールのスーツを着る

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クールビズ姿ばかりではスーツの着こなしを忘れそうになるが、先日は久々にスーツを纏った。選んだのは極上のデュプイ黒革を使ったコージスズキのアデレイドにタキザワシゲルのスーツという日本連合。仕事が上手くいったのは言うまでもない。

2.シアサッカー素材を楽しむ

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アメトラ好き一押しの夏用素材「シアサッカー」。ただし蒸し暑い日本ではスーツよりパンツ単体の方が楽しめるだろう。相方となる靴にはオールデンの鉄板、ロングウィングチップをチョイス。コードバン特有の皺と相俟ってテイクアイビーの世界に浸れる。

3.夏こそ涼しげな外羽根を合わせる

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夏の靴は通気性がポイント、左右の羽根をきっちり閉じる内羽根式の靴はともすると暑く感じられる。その点外羽根の靴は左右の羽根が開いているので見た目が涼しく感じられる。写真は絶妙に羽根の間が開くフォスター&サンのビスポーク。

4.内羽根をカジュアルに履く

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フォーマルな雰囲気の内羽根靴も素材がワニ革となればカジュアルに徹するのがマイルール…ここでは色の流れに拘ってライラックのチノパン(インコテックス)にピンク(P.スチュアート)の靴下とバーガンディの内羽根靴(クレバリー)を組んでみた。

5.パンツ&ソックスはそのまま靴を替えてみる

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上の5で色の流れを確かめたら他の靴に置き換えてみる。赤みがかった茶色のローファーはやはりクレバリーの誂え。バーガンディよりもトーンが抑えられているのでパステルトーンが効いた足元になる。初夏に相応しい感じだろうか。

6.イタリアンな靴を履く(その1)

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久々の本格イタリア靴はフルハンドの既成靴というジャンルを開拓したシルバノラッタンジから1,2を争う美靴のアスキット。ロンドンの誂え靴屋でも評判を呼んだ靴だ。合わせるパンツは勿論イタリアのロータ…流石はイタリア連合、色気がある。

7.イタリアンな靴を履く(その2)

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PT01のコッパンに合わせたのはミラノの誂え靴屋アルカンドのサンプル。精緻なU字部分やコバ周りのステッチがソックスの柄と呼応してインパクトのある足元に仕上がっている。モーダとは違うクラシックなイタリアの魅力がここにはある。

8.ジーンズと外羽根(その1)

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夏は白のジーンズが大活躍。靴は1990年物のロイド版ドーバー。一方のホワイトセルビッジデニムはユニクロ…ファストファッションと本格派英国靴の組み合わせは一昔前では考えられなかったことだが英国靴の懐が深いせいか違和感は全くない。

9.ジーンズと外羽根(その2)

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こちらはPT01のデニスラにサンクリスピンのノルヴェを合わせた図。仮縫いなしだがマイラストを用いたれっきとしたフルハンドのビスポーク靴。フィレンツェのボノーラ経由で注文した工房がサンクリスピンだったことから始まった付き合いだ。

10.カラーパンツとローファー

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こちらはイタリアの新興パンツメーカーBerwitch(ベルウィッチ)のカラフルパンツ。フレンチブルーのコッパンにロンドンのフォスター&サン製ビスポークローファーを合わせてみた。スプリットトウと呼ばれる大好きなタイプのローファーだ。

パンツは裾幅や股上、シルエットやプリーツの有無など流行りがある。トムブラウン以降、目下くるぶし丈のパンツが主流だが昔はワンブレイク、徐々にハーフブレイクから最近までジャスト丈へと裾の長さだけでもかなりの変化だ。

特にくるぶしまで見えるパンツを履く時は、今まで以上に靴下の存在が大きい。色や柄を考えながら靴下を選ぶのは楽しくもあり悩ましくもある。「着こなし」に加え「履きこなし」もお洒落の重要なポイントになっているというわけだ。

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コメント

2年使用しました富士通のARROWSタブレットからDタブと言いますタブレットに替わりまして最初のコメントです。思い出の靴群に会えて嬉しいです。夏に合わせてブルッチャーを持ってくる管理人様の感性に、【なんて、いいじゃん!】と思いました。真っ青なパンツに水色のアーガイルソックス色会わせもばっちりですね!ドーバーの後ろに見えるブラックウヲッチのバッグ、定宿の女性スタッフの羽田美智子似のK嬢に差し上げたのも良い思い出の品です。

いつも楽しく拝見させていただいてます。
本当に装いの要は足元だなぁと改めて思います。

パンツのシルエットと丈、靴とのバランスは本当にたのしくもあり、悩ましくもありますね。

Junさんの色気のある素敵な足元の数々を見ていると、ずいぶんと自分を甘やかしているなぁと反省するばかりです(笑)

浦野様

週末のコメントを有難う御座います。

タブレットを機種変更されたのですね。私も初代のアイパッドミニを替えようかと思ってるのですが最近は手頃なサイズのものがないので未だに使ってます。ただサクサクとは程遠い感じですが…

最近は手持ちのアイテムそのものを断捨離しながら、如何にうまく組み合わせるか…そんなことを楽しんでます。ですのでどれも見た靴、見た鞄、見たスーツですね〜きっと。

それでもたまにおおッこの組み合わせは良いなぁと思えるパターンを発見すると嬉しいですし頭の体操にはなってます。

えいでん様

いつもコメントを有難う御座います。

今英国から書き込んでます。こちらの人のパンツの丈は王道のハーフクッションを守っているようですが、日本ではスーツもジャケパンスタイルも裾は短めというのが主流…蒸し暑い東京ではくるぶし全開が良いですがそれとて季節もの。これから裾丈がどの程度の長さに変わるか密かに注目してます。

毎日、暑い日が続きますね。
ところで、今回リミテッドエディションで展開するポロシャツは
購入なさいましたか?
競争率はそれなりに高いようで早くもプレミアム価格でオークションなどに出品されているようです。

https://www.ralphlauren.co.jp/ja/style-guide/limited-edition-mesh-polo/the-tour-polo-mesh-shirt

M.M様

ラルフローレンのリミテッドポロシャツですね(^ ^)全く知らず慌ててネットで見ました。流石に凝ってますが、お値段かなりお高めですね。これがオークションでプレミアがつくとさらに高くなるのでしょうか…スカジャン風の刺繍が効いてますが製造はチャイナでしょうか?

大抵コットン製品はウールと違って黙っていても黄ばんでいくことがあるので未使用が基本、一度着てしまったら価値は一気に下がってしまいます。このあたりが本格靴との違い。「もしオールデンにラルフローレンが限定でコードバンの靴を作らせたら間違いなくプレミアがつくのになぁ」なんて思っちゃいました。

こんにちは、
RLが日本に上陸して以来、他に浮気もせず長年のフリークの1人です。
高校時代からテイジンメンズショップのVAN世代で育ち、みゆき族はリアルタイムでした。(笑)
このリミテッドエディションのスカジャン風ポロシャツのシリーズ第1回目の品は表参道店の私の担当者から購入出来ました。
10数着しか入荷が無かったようで激しい争奪戦があったと聞いています。
かなり個性の強いディテールですが細部にこだわりの仕事がなされているあたりがプレミアムと称される所以かもしれません。
残暑見舞いの季節とはいえまだまだ猛暑が続くようです。
時節柄、ご自愛下さい。

M.M.様

コメントをいただきありがとうございます。ただいまスコットランドのスペイサイドに来ていまして宿から投稿してます。こちらのWi-Fi環境が安定していないので返事が遅くなりました。申し訳ありません。

さて、ラルフローレンのブティックにパーソナルアシスタントがついていらっしゃるとのことで、なんと素敵な!なんて思ってしまいました。理想の買い物の仕方の一つではないでしょうか。

最近のラルフローレンは本国でもCEOの解任や店舗のリストラなど、日本でも伊勢丹の売り場縮小やオンラインショップの閉鎖とゾゾタウンへの移行など気になることが多く内心胸を痛めてます。

いつかまたワクワクしながら店をくまなく回ってみたくなる日が来ることを期待していますので、ラルフローレンのこと、お時間のあるときにでも色々教えていただければ幸いです。身を乗り出してあれこれ話したくなるほどのラルフ好きですので今後ともよろしくお願いします。

Aldenに別注のラルフローレンの靴群にプレミアムが付くのは当たり前でしょうね❗(笑い)出来ましたら、私のラルフローレンではなくて、南千住madeの靴にも付いてくれたらなー😆と思いますが、もし、付いても絶対に手放しません。!福岡市のタンデムグループ様と、長崎市、いや長崎県一番の繁華街、浜の町のリーガルシューズで購入した思いでの靴ですから。

浦野様

元々日本ではリーガルがライセンス生産していたラルフローレンの靴ですからラルフローレン本社の品質をクリアするのはお手の物…思えば全て友人に譲ってしまったリーガル生産のラルフローレンシューズ、一足でも取っておけば良かったと思ってます。

思い切ってリーガルとラルフローレンのダブルネームで世界各国限定100足同時展開、しかもリーガルの技術を駆使したハンドメイドシリーズなんて如何でしょうか。

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