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2017年4月

2017年4月16日 (日)

reproduced learher(ロシアンカーフの復刻)

靴はデザインやフィット感、色に加えて素材に拘る楽しみがある。その極めつけが1786年に英国プリマス湾で船とともに沈んだ革を1973年に引き上げ、蘇らせたロシアンカーフだろう。だが、引揚後40年以上が過ぎ、オリジナルは枯渇状態。皮革メーカーやタンナーは「何とか昔ながらの製法で幻の革を蘇らせよう…」と開発を続けてきた。

その甲斐あって、数社が新世代の「ロシアンカーフ」の再現に成功、ようやく安定供給への道が開かれた。当初はビスポークメーカーで見るくらいだったが、少しずつ製品として市場に出回り始めているようだ。そこで今回はその出来栄えを確かめるべく、急遽英国から取り寄せた新世代の「ロシアンカーフ」を使った靴を紹介しようと思う。

1.Russian Grain(ロシアングレイン)素材の靴 

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名前はPeebles、取り寄せたのはクロケット&ジョーンズの本国オンラインショップからだ。素材はRussian Grainと呼ばれ開発したのは英国のベーカー社(J&FJ Baker)。ロシアンカーフの特徴であるハッチ(平行な線を引くという意味)が表面に現れ、オリジナルに近いダイアモンド(ひし形)ハッチも確認できる。目下クロケットジョーンズに優先供給とのこと。

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2017年4月 9日 (日)

手元に残る40足(英国既成靴編その1)

毎週末の更新から離れ、「書きたいことがあれば、書きたい時に、書く」スタイルにしたことで気持ちに大分余裕が出来たようだ。先日久しぶりにビスポーク(サンプル)とレディメイドの靴を手に入れたので近いうちに当ブログで紹介できたらと考えている。

昔は「ロブ対グリーン対決」特集や「後世に残す40足」など好き勝手なことを発信していたが、その間ずっと最古参を誇っていたウェストンの黒ローファーがリタイアした。そこで今回は懐かしの企画に触れながら今後手元に残るであろう40足を考えたい。

1.英国製既成靴

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手持ちの既成靴で多数派といえば英国靴。進出著しいクロケットを除いても写真にはロブとグリーン、チャーチズにトリッカーズと4社もある。ただ既にグレンソンが引退、チャーチズも退役間近な現状から手元に残る靴の顔ぶれはかなり変わるだろう。

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