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2017年3月18日 (土)

Readymade shoes(既成靴の誘惑No.2)

靴自体は流行から一番遠いところにあるアイテムだがそれでもその時々の服装の影響を受ける。スクエアな靴が流行ればクラシックなスクェアトウが、細身のアンクルパンツが流行れば足元は無骨で安定感の大きな靴を履きたくなるといったように…

こんなスタイルに合う靴ないかな?と靴箱から探し出して見つからなかったら…これは危ない。イメージに合った靴に出会うといつの間にか買ってしまうからだ。そこで今回はそうして増えていった既成靴の第2弾を着こなしを含めて紹介しようと思う。

1.英国製クロケットジョーンズのコードバン靴

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オールデンが品不足なのでクロケットのコードバン靴をゲット。上段左からラルフ別注RHETT、クロケットのHARVARD、ラルフ別注のREDBOURNE、下段は共にラルフ別注で左がLAWFORDに右が有名なMARLOW…見て分かるようにラルフは別注靴の王様だ。

~クロケットのコードバン靴を履きこなす~

2.RLの真骨頂RHETT(レット)

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緑と青のリボンがこの靴の最大の特徴。やはり緑を服装に組みたくなる。ここでは80年代のブルックスカスタムメイド・ツィードジャケットにオウンメイクのシャツ、鎌倉シャツのウールタイでコンボを結成。プレッピールックとちょっと違う大人のトラッドになったと思う。

3.クロケットの優等生HARVARD(ハーバード)

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クロケットが作るローファーは名前のとおり優等生の趣がある。薄めのシングルソールに控えめな光沢。代わりに服は柄物で…ハウンドトゥースのジャケットはポロゴルフから。イタリア製で本開きの本切羽。シャツはオウンメイクの白BDにラルフのクレストタイ。

4.ラルフ別注穴飾り付ローファーREDBOURNE(レッドボーン)

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如何にもアメリカンなローファー。ならばアメトラ一直線でオウンメイクのブレザー(2ツ釦)にクラブカラー(ラウンドの衿)シャツとネクタイもブルックスらしい#1ストライプタイでコンボを組んでみた。アメトラアイテム同士やはり相性が良い。

5.ラルフのコードバンシリーズ不動の4番MARLOW(マーロゥ)

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マーロウはRLの傑作靴。特に本国用Dウィズは幅が狭いので返りが良く皺も深く付き易い。ここではジャケットルックではなくジーンズスタイルをイメージ。日本産デニムのRRLサンドカラージーンズに英国製ロックハンチングをスパイス代わりに加えてみた。

6.マーロウに迫る人気者ギリーのLAWFORD(ローフォード)

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インスタグラムでは「いいね」が多数付くギリーコードバン。タンなしの本格的なものだと人気も分かれるだろう。80年代のヴィンテージツィードジャケットに90年代のシャツとタイで構成。古いラルフのアイテムだが、今のものより断然良い感じだ。

7.オールデンのレースアップを買う

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オールデンはコードバンとスエードがいつも気になる。左はブルックスネームのセミブローグ、中央は定番ロングウィングブルッチャー(LWB)、右が個性的なレンジャーモック。同じバーガンディとは思えない程右側2足の色が違うのが如何にもオールデンらしい。

~オールデンの靴を履きこなす~

8.ブルックスのセミブローグとクラシコイタリア

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フィレンツェのリヴェラーノはオールデン取扱店。当主アントニオも履いていたはず。ならばと同じフィレンツェのセミナーラ製誂えのカシミア50%ジャケットにローマはミコッチのスミズーラシャツ、アットリーニのウールタイとクラシコ・コンボを結成。意外とイケそうだ。

9.オールデンの永世定番ロングウィングブルッチャーを履く

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極めてトラッドな1足、これをスーツに合わせるならばⅠ型のサック(寸胴)スタイルが一番。ここでは懐かしのVANジャケット(金ボタン)にブルックスのエクストラスリムフィットBDとレップタイをジョイント。最近こんなスタイルに戻りたいと考えることが多い。

10.オールデンの新作レンジャーモックを履くなら…

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こちらもジャケットスタイルではなくデニムを用意。靴同様RRLもお気に入りのせいか順調に増えている(汗)。レンジャーとは国立公園の管理人らしく、アウトドアに近いイメージがジーンズを引き寄せた。新着のドッグモチーフのソックスも合わせて履きたい。

それにしてもよく15足も既成靴を買ったものだ。ただ、買った靴は手放さなければ今も現役で使えるものばかり。そこが流行を超えたアイテムとして投資する価値が靴にはあると言われる由縁だ。問題は保管場所もそうだが大きな問題は手入れの限界だろう。

まだブーツの紹介が残っているので第3回を届けられれば良いのだが、それには写真を追加撮影したりコーデを組む必要がある。振り返ると2007年3月が初エントリーだから今月で丁度10年。区切りをつける良い機会が来ているのは偶然だろうか。

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靴(Readymade shoes)」カテゴリの記事

コメント

区切りを付けられようとも、この偉大なブログの輝きが失せることはありません。
ありがとうございます。

いつものように早朝のコメントいたします!今回の既成靴群の素晴らしさにうっとりしております。特に新作のレットの緑色のバックルに早春を感じました!また、マーロゥは私が岩田屋のポロショップで購入しましたカーフ素材の靴と同じデザインで親しみ感じております。ギリー風シューズは波形のアイレットで管理人様よりお褒め言葉を頂いた事もありましたね。米英コードヴァン対決で出てきました、ハーバードは確か南町奉行殿ではなかったのではないでしょうか?

管理人様


一区切りをご検討中とのこと、本ブログの一ファンからすれば、好きな作品の隔週の連載が終わる寂しさのようなものを感じます。

ただ、一ファンが継続を無理強いするわけにもいかないので、また何らかの形で色々とご教示いただける機会があれば嬉しく思います。

連休最終日は中山に行ってました。
ドレスコードがあって、それこそダービーハットやコードバンの人もいたので、来場者の装いを見ているだけでも楽しめました。
その名も「オールデン(!)」という馬がいたので、勝ったらチャッカブーツでも買おうと思って応援したのですが、残念ながら結果は出ませんでした(涙)。


今回も壮観なブログをありがとうございます。
RLの別注が多いとはいえ、クロケットのコードバンがこれだけ揃っているコレクションが見られるだけでも貴重かと思います。
それぞれの靴の世界をさらに拡げる管理人様のコーディネートは、見ているだけで物欲に火が点いてしまうのが悩みどころでもありますが…

拝読する機会がどうなるのかわかりませんが、これからもファンであり続けたいと思っています。

浪漫様

お休みのところイの一番にコメントを頂き有難う御座います。

現在このブログは有料のサーバーを借りての運営(記事数が多くて無料の枠を超えました…)ですので、更新月までは時間がある時に記事を載せられればと思っています。

その頃には忙しさも少しは解消しているかもしれません←希望

浦野様

お休みのところコメントを頂き有難う御座います。

それにしても超朝方のコメントですね…私も歳をとったせいか早起きなのですが流石にまだ起きていない時間帯でした。

どの靴も浦野様とのやり取りがあって、それだけ毎回コメント絵を頂いていたということですので感謝の念に堪えません。ギリーは人気のある靴の一つでそう考えると誂え、既成の別なく「良いものは良い」と言うことが改めて分かりました。そんなことを気付かせてくれるのもブログの良さですね。

この3連休はケーブルテレビで時代劇をよく見ました。大岡越前も良いですが遠山の金さんはやっぱり面白いです。

やまだ様

お休みのところコメントならびに励ましの言葉を有難う御座います。

目下忙しいこともあって、インスタグラムのように直ぐに投稿できるSNSくらいならばなんとか時間をさけそうなのですが、テーマを決めてコーデを組んで撮影となるとかなりの時間を要するため、中々時間を裂けない状況にあります。

何とか土日のうちにテーマを決めて準備・撮影・加工・記事掲載を行っていたのですが実際は日曜の夜遅くという時もありました。

今後は不定期で暫くは行ってみようと考えているところなので、気が向いたときに更新していたらお立ち寄り頂ければと思います。

BB様

お休みのところコメントをいただき有難う御座います。

オールデンという名の競走馬、馬主は確実に靴好きだと思います(笑)ひょっとしてコードバンの靴を履いているか、あるいは馬好きとしてコードバンは絶対に履かずカーフで通しているのかもなんて色々と想像してしまいました。

ブログの今後ですが、サーバーの契約が年契約なので暫くは不定期で続けるかもしれません。もしお立ち寄り頂き更新していたらコメントを頂ければ幸いです。

引き続きインスタグラムの方は暫く辞めるつもりもないので、興味がありましたらお立ち寄りください。

このブログがあってこそ。歳をとってもお洒落心を失わなく、且つ。書き込むからにはブログに対して恥ずかしくないような生き方をしなければ、と。思うようになったのも事実であります。本当に奥深いブログに出会えて感謝しております。以前所属しておりましたATCの関連するメンバーのブログなど見ておりますと身内で褒め合う、主観が先行する事ばかりです。身内にヨイショする正直、太鼓持ちもおりますのも事実です。本当にこのブログに出会えて感謝しております。時たまで結構ですのでこれからも拝見させて下さいませんでしょうか。

浦野様

激励のお言葉恐縮です。

浦野様をはじめ多くのゲストの皆様とのやりとりは楽しくもあり為にもなりましたし、お洒落心を失わずに今日までやってこられたのもブログのおかげと実感しています。

内容がたまってきましたらまた頃合いを見てアップできればと思っています。

もう、一つコメントさせて下さいませんでしょうか。C&Jのヴァンプと履き口がほぼ同じサイズのローファーはD靴店で購入されました尾車親方と熊本出身の帯締めを斜めに粋に締めて歌われる東京めぐり逢いや福井県出身の演歌歌手の歌詞でコメントした思い出深いホーウイン社の革で造られた靴ではないでしょうか?

浦野様

靴にまつわる話で盛り上がったことは一度ならず二度も三度もありましたね〜。演歌歌手からニューミュージック、俳優さんまで多岐にわたっていたような…中でも福井出身の演歌歌手と言えば◯木ひ◯しだったかと…。渋い色合いのダークブラウンコードバンならばピッタリですね。

どんなやりとりだったか過去ログを見てあれこれ思い出しているところです

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