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2016年11月26日 (土)

Suede boots(裏革のブーツ)

アメリカでは11月第4週の木曜日にあたるサンクスギビングから翌金曜日のブラックフライデー、更には土日を挟んだサイバーマンデーまで、年末商戦にも劣らない大規模なセールが行われている。今年は11月24日(木)~11月28日(月)だそうだ。

近年はAmazonなど外資系の影響もあって日本でもブラックフライデーセールが認知されつつある。が、米本国の熱気は凄く、今年もつい散財してしまった。そこで今回は届いたばかりのサンクスギビングセールの戦利品を紹介しようと思う。

1.安心のブルックスブラザーズ通販

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ブルックスブラザーズの日本版は未知だが、本国のオンライン通販はリピーターゆえの安心感がある。サンクスギビングセール前のプライベートセールで「在庫豊富な中からお気に入りをゲットしよう…」という案内に乗ってスエードのブーツを買ってしまった…。

2.珍しいプランテーションクレープソール仕様

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ブルックスブラザーズの別注品。別注先はソールの形状から直ぐに分かるオールデンだ。他にはない個性的なクレープソールはレザーのつま先が特徴。恐らくはオールゴム底特有の躓きを防ぐ為だろう。クッション性の高さと相俟って無類の快適さを誇る。

3.オールデンのスエード

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オールデンのスエードは定評があるらしい。短靴を始めチャッカブーツや新作のミシガンブーツなどスエードバージョンは何れも高評価だ。武骨な外見と相反する柔らかなアッパーを支える高クッション性のソールはタンカーブーツでお馴染みの構造だ。

4.オールデン版との違い(その1)

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新宿の某メンズ館では同じブーツをオールデンとしてラインナップしている。向かいの棚にこのブルックス製ブーツが展示されていて、「あれっ同じか?」と思ってしまう。が、よく見るとオールデンではヒールカップに沿って写真のようにステッチが追加されている。

5.オールデン版との違い(その2)

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ブーツの外側も同様にステッチが追加されるが、実はラストも違っていてブルックスはバリー、件のメンズ館別注はミリタリーラストとのこと。更に驚くのは値段。ほぼ同じブーツがブルックスが8.1万に対しオールデンが9万…靴好きはどちらを選ぶだろうか。

6.ウェルトのステッチ

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オールデンの作りでいつも気になるのがウェルト上を走る出し縫いの粗さだ。時々ウェルトの外側をはみ出してから縫いしている個体を見かける。対面販売ならば交換可だろうがオンライン販売では時間と手間を考え我慢してしまう…

7.360度縫いのウェルト

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360度のウェルト縫いを採用した靴が結構多いのがオールデンの特徴。手持ちの靴はセミブローグ1足を除いて全周縫いばかり。自然とヒールが大きい靴ばかり集まることになる。この男靴らしい幅広なヒールと厚めのソールがオールデンの真骨頂ではないだろうか。

8.バリーラストのブーツと靴の比較

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バリーラストは意外と踵が抜けやすい。だが、このスエードブーツではアンクル部分までしっかりと結ぶのでそんな心配は皆無だ。同サイズ&ウィズの靴を並べてみたところ。コッペパンのような形状がデニムやチノ、ウールやツィードのパンツとよく合う。

9.セルビッジデニムと合わせる(その1)

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スエードの靴を合わせるとスエード部分にインディゴ染料が色移りすることがあるようだ。だが、カジュアルブーツをジーンズに合わせない手はない。ジーンズの裾は短めに折り返してなるべく藍色の生地部分がアッパーに触れないようにしたい。

10.セルビッジデニムと合わせる(その2)

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スエード部分をブラシで整えてから撮影したが、手を触れた部分に跡が付いてしまった。かなりスエード素材の毛足が柔らかく長いようだ。ジーンズの藍色部分が付けないようにするだけでなく硬い(リジットのような)生地のデニムは避けた方がよいだろう。

11.セルビッジデニムと合わせる(その3)

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数年前に販売された日本製の生地&日本縫製のユニクロMade in Japan高級リジットジーンズ(といっても値段は良心的だったが)を水洗いして大分柔らかくなった物を撮影に使用してみた。裾上げは街の直し屋さんでチェーンステッチ仕上げを施している。

ブラックフライデーセールをちょっと覗いてみたところ、ブルックスはドレスシャツのまとめ買いをやっている。日本への配送がないラルフローレンではデザイナーズセールと称してパープルやRRLなど日頃セールになりにくいブランドがお買い得になっている。

大統領選が終わり、株価好調を背景に売り上増が予想されている今年のブラックフライデーセール。日本でも始まったアメリカ発のウィークエンドセールは定着するだろうか…明日の日曜日はものはためしとネットサーフィンでもしてみようかと思っている。

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靴(Readymade shoes)」カテゴリの記事

コメント

おはようございます。
管理人様のブログに影響されまして、ビーンブーツの購入を考えております。
そこで、サイズ感についてお伺いしたいのですが、普段UK6ハーフがメインとなる場合にはどのサイズ(6か7となると思います)を選ぶのが適当と思われるでしょうか?
よろしくお願いいたします。

浪漫様

UK6.5 がジャストサイズという事ですと、アメリカンサイズの場合ハーフサイズ上げるので7が良いかと思います。ご存じのとおり、ビーンブーツはアッパー部分のうち足を覆う部分がゴムですのでフィット感の向上や経年変化による伸びや皺が入らないので、きつい靴ではなくちょうど良いか、緩い靴でなくてはなりません。

可能であれば是非試し履きをされてから購入するのが良いかと思います!

丁寧にありがとうございます。
住んでいるところにビーンブーツの取り扱い店がないもので、通販かなあと考えておりました。
隣の県まで行けばあるのですが。

また、
>ビーンブーツはアッパー部分のうち足を覆う部分がゴムですのでフィット感の向上や経年変化による伸びや皺が入らないので、きつい靴ではなくちょうど良いか、緩い靴でなくてはなりません。
ここは全く知りませんでした。本当にありがとうございます。
やはり試着は必須ですよね…。

管理人様は、ビーンブーツのゴムの部分は何かお手入れされているのでしょうか?

雪国住まいですので、ビーンブーツは非常に魅力的です。

浪漫様

生憎ゴム部分は全く手入れをせず、足首から上の革部分のみ防水機能のあるクリームで手入れするくらいです。

きついとどうしようもありませんが、緩い時は厚い靴下を履くことで対応できます。大は小を兼ねるという諺通りですね〜。(^.^)

九州もようやく冷え込んで、裏革の👞を履けるようになりました。月末の飲み会にでも履こうと思っております。しかしブーツは一寸早いかな?今回の👢はソールにラバーが約、2/3でトウがleatherの凝った👞ですね。履き下ろす前に是非ともColumbusのleathersole専用solelotion塗布願います!

浦野様

おやすみのところコメントをいただき有難う御座います。

いよいよ九州でもスエードの季節ですね(^.^)是非飲み会にはスエードの靴でお洒落して行って下さい。気分もきっと軽やかになること請け合います!

コロンブスにもソールのケア用品があるのですね!ただ最近買ったものがあるので取り敢えずはそちらを使用してプレケアしてみようかと思っています。

クレープソールは滑らない代わりにつま先が床に当たるとグリップが良すぎて足が突っかかったようになるのが難点…でもこのオールデン仕様はそこが改良されているので履き心地が良いんです。

たかが靴底と思う方もいるかも知れませんが、こういったところに改善点を見つける、そんなメーカーだからこそオールデンが長く続いているのだなぁと一人納得しています。

たかが👞、されど👞なんですね!私のsuedeの👢はずいぶん前にお話ししたRLの3アイレットのチャッカー👢のみなんです。先月岩田屋で三橋様と楽しい一時を過ごさせて頂いた時に作ったRLのsuedeのSTに合わせる赤色の平紐のレイス、先端はゴールドの金具、これがどう言うことか鳩目に入りません!そこでsuedeの4アイレットのサドル👞の鳩目に合わせるとキツいながらもどうにか通す事が出来ました。Columbusにたずねると決して金具を甘くかしめた訳ではないとの事、富山のRSにたずねると、年式によって鳩目の金具も違うとかの答えでした。

浦野様

チャッカの鳩目を靴紐が通らない…そんな事もあるんですね〜。

年代によって使う鳩目が違うとのこと、それでも代わりにストレートチップの方に使えて一安心でしたね。

そういえば自分もスエードのチャッカがありました。来週あたり履いて出かけようと思います。

以前、入手したオウンメイクのスーツが気に入り、色違いを取り寄せてもらったことがありました。
しかし到着したスーツを試着したところ、同型でサイズ表示も一緒なのに、明らかに実寸は2サイズは違っている・・・
以来、BBの通販には尻込みしているのですが、なるほどオールデン製なら間違いありませんね!

にわかに今年はブラックフライデーが話題になっていますが、管理人様はブラックフライデーの前の、サンクスギビングセールのさらにその前の、プライベートセールで入手ですか・・・脱帽です。

しかも、この短期間にオールデン2足!特に今回のブーツのソールを見ますと、これはもう、履いてはいけませんね。虜になってしまいそうです。
自分のコーディネートが今一つ決まらないのは、足元のせいかもしれない、完璧な組み合わせを見て、そんなことを考えてしまいました。

BB様

週明けのコメントをいただき有難う御座います。

サイズ表記に間違いがないのに2サイズ分大きさが異なる…ひょっとしてサイズのタグを間違えてつけたのでしょうか…日本の検品制度だとあまりありそうもないですが、外国の場合はあり得そうですね〜(◞‸◟)

お陰様でサンクスギビングでもブラックフライデーでもセールにならなかったブーツをいち早くゲットできました。とにかく履き心地が良くて病みつきになるのがこのクレープソールなんです。知る限りブルックスでこのソールを採用したのはあまり見かけないのでついポチッとしてしまいました。

最近はビスポークをお休みして既製品に目が向いています。しかも昔のデッドストックや未使用品新古品などです。流石にヴィンテージまで行くときりがないのですが、近いうちにご紹介できればと思います。

管理人様

「セール対象外」の品を安く買えた時の満足感は、大きなものがありますよね。
そういえば表参道のRLはセールの前にプレセールのDMが送られてきます。今でこそ普通のセールとあまり変わらなくなりましたが、以前は店内のほぼ全品がセール価格でレジ打ちしてもらえました。
品揃えが百貨店の日本向け商品とは違う頃で、さらに店員に頼めば表には出ていないストック品も出してくれました。
おかげでずいぶん散財してしまったことを思い出しました…

いただいた返信を読みますと、まだブログでご紹介いただける物がありそうです。楽しみにしています!

BB様

そうなんです。ブルックスでもオールデンのコードバンは特に優待から外されるアイテムの最右翼なのですが、スエードやカーフでもオールデンの靴は例外扱いが結構多いので、お得買いができる時はつい手を出してしまいます。

ラルフローレンの原宿旗艦店は一度も買い物をしたことがなく、いつ行ってもアウェー感がありました。BB様は常連だったのですね〜羨ましいです。

最近絶版の靴を探すのが好きでして(^_^;)欲しかったものを今、しかも安く…をモットーに地道に探しているところです。近いうちに戦利品を紹介したいと思います。

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