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2016年11月 5日 (土)

Gloves for cold season(手袋の季節)

ついこの前まで半袖のシャツに上着で外出していたのに、急に寒くなってきた。11月ともなれば当たり前だが、温暖化の影響だろうかずっと暑いのが当たり前になっていた気がする。急いで防寒用の小物を用意したところだ。

暖かな巻き物に厚手のソックス、忘れていけないのが手袋と帽子だ。特に手袋はいくつも持っているのに、数年に一度は新調したくなってしまう。そこで今回は本格的に冷えこむシーズンを前に届いたばかりの真新しい手袋を紹介しようと思う。

1.ウール&レザー

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最近、異素材同士のコンビが気になる。ツィードとコードバンのブーツを頼んでいることもあって、グローブもツィードをあしらったものを探していた。これはと思うデパートに行ってみたがサイズ切れ&値段が高い。ならばとオンラインで手に入れたのが写真の手袋だ。

2.手持ちのグローブ達と新着のレザー&ツィードグローブ

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グローブは革フェチということもあって今までレザーものばかり買っていた。今回届いた手袋と比較してみると今までにないタイプということがすぐに分かる。似たようなものばかり買っているね…と家族に言われないよう知恵を絞ってみた結果だ(笑)

3.ホックレスのタブ(持ち出し)

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手の甲部分は本格的なハリスツィード、レザーのタブが付いていて手首をホールドするようになっている。一見クラシックだがよく見るとホックではなくマグネットのようだ。手袋側に磁石とつく素材が仕込まれていてスムーズな着脱ができるという優れものだ。

4.洒落たライニング

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ツィードばかりに目が行くが、裏地も凝った緑を採用している。勿論カシミア100%のライニングだ。手首部分のギャザーとマグネティックタブで冷気をシャットアウトして暖かなカシミアで手を包む…実に良く考えられたデザインだと感心してしまう。

5.デンツの手袋

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購入したのは英国の老舗メーカーDENTSだ。最近は自国生産ではない手袋も扱っているDENTSだが、ここはひとつ英国製に拘りたい。メーリングリストに入会すると初回のみ10%オフのプロモーションを利用してMade in Englandの中から注文した。

6.フィッティング(その1)

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サイズはS。手の指が小さいこともあって一番小さいサイズを選んだ。DENTSの取扱店によれば「使ううちに伸びるので小さめを買う方が良い」とのことだったが正解だったようだ。ギャザー部分がしっかりと手首を締めている。

7.フィッティング(その2)

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試しに小振りな時計を嵌めて手袋をしてみたがタブをしっかり留めても時計の入るスペースは充分あるようだ。写真はバブルバックだが、ゲストの方から機械式時計に磁石は良くないとアドバイスをいただいたので、クォーツにしてみようと思う(残念ながら電池切れで動かないものばかりだが…)。

8.DENTSグローブの仲間たち

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デンツの手袋。全て英国からの取り寄せ品だ。オンラインを見ると早くもサイズ切れがある。購入を考えている人は早めの注文が良いと思う。左はシャーリングのグローブ、中央が最も有名なペッカリー素材、ライニングはカシミアだ。右が今回のグローブ。

9.同じ英国のメーカーにビスポークしたもの。

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両手をトレースした紙を送り、型紙を作ってからグローブを注文できるのが同じ英国のチェスタージェフェリーズ。右が初回のオーダー。手首を暖かくと長めに作って貰った2セット目が左だ。外縫いで糸の色を変えるなど我儘が効くのもビスポークならでは。

10.イタリー製の手袋

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手袋は英国を筆頭にフランスやドイツなど良質な手袋を作る国が多い。写真はどれもイタリア製。ブルックスやコーチといったアメリカのブランドもイタリアに依頼することが多いようだ(現在は中国製)。左からブルックス、コーチ、メローラ(左はシルクライニング、右はアンラインドペッカリー)。

どういうわけか昔はよく手袋をなくしたが、最近は大分気を付けるようになった。どうやらレストランやカフェなどに立ち寄って脱いだ時にそのまま忘れてしまうみたいだ。黒の手袋だと目立たないので今回のような目立つ手袋ならば気を付けるに違いない。

新品のグローブ見ると早速使いたいと思うのだが、残念ながら週末は暖かな陽気らしい。身勝手なもので暑いと寒さが恋しいし、寒いと暖かい場所に憧れる。本格的な寒さが来るのは11月中旬とのこと。来週はグローブを嵌めて紅葉狩りにでも行けたらいいのだが。

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小物(accessories)」カテゴリの記事

コメント

こんにちは。
手袋の季節ということで、現在チェスタージェフェリーズにMTOをしています。
今回頼んだものはディアスキンのグラブスですが、頃合いを見てスエードやペッカリーも考えています。

こんにちは。

いつも楽しく拝見させていただいています。

私もDENTSのグローブが好きで着用できるシーズンを楽しみにしています。

今回のツイード使いのグローブは、レザーのタブにマグネットとのことですが、時計は大丈夫なのでしょうか。

ちょっと昔のアンティークの時計だと耐磁性はそんなに期待できないと思いますので、少々気になります。

浪漫様

お休みのところコメントをいただき有難う御座います。私も一度ペッカリーでオーダーしよう考えた時期があります。とても紳士的な対応で良いメーカーだと思います。

近いうちにオーダーしてみますので完成したらお揃いになるやも知れませんね😍

新美みのり様

初めまして、当ブログへのお立ち寄りならびにコメントをいただき有難う御座います。

確かに磁石と機械式時計は犬猿の仲、ミルガウスでもない限りカシオのGショックやスウォッチあたりが良さそうだなぁと思いました。貴重なご意見感謝申し上げます。

管理人様

私も手袋が好きで若い頃から服や靴に合わせて買ってるうちに結構な数になりました。
靴以上に時代に左右されないのでここ何年かは買っていません。
ベージュのディアスキンが一番のお気に入りですが、真冬はカシミアライナー付きがやはり暖かいですね。

クォーツでもアナログだと磁石の影響を受けるようです。デジタルだとモーターがないので殆ど影響はないそうです。

ハリスツイードとレザーのDENTSですか!
自分自身は、外出先でのスマホ使用が多いことと、いただいたLOEWEを片方失くしてしまったことがトラウマになっていて、最近グローブには消極的でしたが、管理人様のブログを見て覚醒したような気がします。
いつか機会がありましたら、コートやニット、靴とのコーディネートをご披露いただければ幸いです。
勝手を申し上げて失礼いたしました。

お久しぶりです。前回のスレッドは一寸自分に合う事が無くてスルーしました。今回の手袋ですが南国九州ではめったに使用する事もありませんが本当にステキな手袋ですね。このような上品な手袋拝見しておりますと大好きな②型のデザイナーのロゴマーク、言わずと知れた、グリーンのハットにゴールドのステッキ最後に真っ赤な手袋を思い出した次第でございます。

PMT様

お休みのところコメントをいただき有難う御座います。

やはりPMT様もグローブがお好きでしたか、嬉しいです。ディアスキンの明るいグローブも洒落ていて良さそうですね〜。オーダーしたくなりました。

今ちょうどデジタルカシオを買おうかと思っていたので真剣に探してみます。いつも良きアドバイスを有難う御座います。

BB様

お休みのところコメントをいただき有難う御座います。

BB様のお眼鏡にかなって嬉しいです。手袋は決して高価ではありませんが、気に入ったものも身につけるとなんとなくウキウキして外出が楽しくなります。

ぜひお気に入りのものを見つけて寒空の中、愛用されてみていただければ幸いです(^_^)

浦野様

お休みのところコメントをいただき有難う御座います。

アランフラッサーのロゴマークですね(^_^)シルクライニングのスマートな手袋も良いですよね〜。

最近ラフな格好ばかりしているのでグローブもカントリータッチ(九州ではカシミアのライニング付きは暑過ぎるかも…)になりました。

管理人様

CJの手袋は価格も手ごろでよいですよね。
ビスポークでも20ポンド増と良心的と思います。

浪漫様

おっしゃるとおりチェスタージェフェリーズはとても良心的ですよね〜。

何年か前に本物のペッカリーをラインナップに加えた時からいつかオーダーしようと考えているうちに何年も過ぎてしまいました。そろそろ追加オーダーしないと型紙を捨てられてしまったりして…(・・;)

こんばんは。
はじめてコメントさせていただきます。
男性のスタイルに関する造詣の深さにただただ感服しつつ拝読させてていただいておりましたが、今回の「特に手袋はいくつも持っているのに、数年に一度は新調したくなってしまう。」というご意見に反応してコメントしてしまいました。
実は私も手袋については、全く管理人様と同じです。
なぜか欲しくなってしまうんですよ。
私も革製品が好きなのですが、その中でも手袋をついつい買ってしまうのは、靴や鞄と比べて比較的安価に手に入れることができるからでしょうか?
私もDENTSを買う時は「迷ったら小さいほう」という買い方をしてきました。
これは正解だったと思うのですが、管理人様は親指の収まりはいかがでしょうか?
私の場合、どうしても手袋の方が5~6mm実際の親指よりも長くて余ってしまいます。
DENTSを所有している知り合い何人かに聞いても同じでしたので、「英国人は親指が長いんだなぁ」と諦めているのですが、管理人様はいかがでしょうか?
やはり、ピッタリのものが欲しければ、CJでオーダーするしか方法は無いのでしょうかね。

dunsford様

初コメントをいただき有難う御座います。
これからもお時間が御座いましたら気軽にお立ち寄りいただき、情報交換ができますと幸いです。どうぞよろしくお願いいたします。

さて、手袋ですがやはりdunsford様も時々新調したくなるとのこと、仲間が増えたようで嬉しいです。確かに靴などと比べて値段が高くないこともありますが、デザインの妙や手仕事の様子、素材の魅力が如実に現れる中々どうして侮れない小物が手袋ではないか…と常々思っていました。

デンツは以前サイジングガイドのとおり買ったら大きくなって伸びてしまったこともあって今回は小さいものを買いました。前回はdunsford様と同じく小指が余りましたが今回はぴったりだったので良かったです。

ただ外国(欧州)の手袋はどこも親指が長めに作られているので、どうしても余ってしまいます。そんな経験を何度かしているうちに、なんとかならないかとCJにビスポークしたところ見事にフィットした手袋が手元に届きました。

靴や服だけでなく時計のベルトや今回のグローブなど小物まで、何でもそうですが自分の身体に合ったものは気分が高揚します。が、その一方で気に入ったものをすぐに買える、完成されたデザインを自分のスタイルに合わせる楽しみとして、既製品の魅力も最近は良く分かるようになりました。

今回のデンツは既製品ならではの魅力に溢れ、CJにオーダーするよりも満足のいく買い物だったと思います。

dy
管理人様
 
 
数々の名店で誂えてこられたからこそ既製品の魅力が分かるという管理人様の境地に達するにはほど遠いですが、確かに、プロのデザインチームがマーケティングやモックアップ作り等を経て完成させた既製品を見ていると、誂えではこんな洗練されたデザインのものは作れないだろうなとも思います。
 
ただ、誂え品の場合、自分の身体に合うという点だけでなく、世界中でも一点しかない製品という点に、気分が高揚しますね。

やまだ様

まさにおっしゃるとおりで、ビスポークの魅力は世界でたった一つのものを自分専用に作ってくれるところにあります。

中にはフィット感に問題があったり仕様が違ったりしますが、それもまたビスポークならではのこと、それでさえも自分専用であることには変わりません。

一方でビスポークでは出せないような強烈な個性をもった既製品もたくさんあります。靴でいえばオールデンやトリッカーズ、そんな素敵なものには大勢のファンが付いているのも納得です。

何を身に付けるにしても誂え、既成、それぞれの魅力をうまく引き出せたら…そんなふうに考えながら着こなしたいなといつも思っています。

こんにちは。
以前お話していました、CJにMTOしていたグラブスですが最近届きました。
今回はダークブラウンのディアスキンにてオーダーをかけましたが、渋い色合いでなかなかよいです。
ビスポークではないのでフィッティングはパーフェクトではありませんでしたが、両手ともに指先が余らなかったのでまあ良しとしました。
ちなみに、仕様等は違いますが↓こんなモデルを買ってみました。
https://www.chesterjefferies.co.uk/oxford-mocca-lined-wool/

浪漫様

おめでとうございます。CJのMTOグローブが届いたのですね。もし次回オーダーされるようでしたら両手をトレースされた紙を送るとフルビスポークの手袋が味わえると思うので試されてみるのも良いかもしれません。

お買い求めになられたグローブ、記載されていましたURLの方から入ってみましたが良いですね~それにサイトの方もしばらく見ないうちに思いきり変わっていてビックリしました。近いうちにまたオーダーしてみたいな、なんて気持ちになっています。

裾にボタンが付いた手袋はまず見かけないので気に入っております。
最も、手袋をはめた状態でボタンを留めるのが大変ですが。

管理人様はペッカリーでビスポークされたとのことですが、その際のアップチャージはお幾らでしたか?
また親指の動かしやすさはどうでしょうか?既成のパターンだと親指付け根辺りが突っ張る感じもしまして、自由に動かせるとは言いがたいです。

浪漫様

当時のCJはペッカリーといってもカピンチョだったのですが、その後リアルペッカリーがラインナップされたので今度また…なんて思っているところでして(^.^)

最初はきついくらいの方が指もだんだんと動かしやすくなるようです。既成ですが、デンツの方は最初から緩いのを買ったら更にゆるゆるになってしまいました。それはそれで動かしやすいとは言えない感じですので馴染むまでせっせと身に付けるのが良いかもしれませんね、靴のように。

カピンチョとはカピバラですね、確かに手袋を見るとカピンチョでした。

実はディアスキンとカピンチョ、どちらにするかでも迷っていました。
カピンチョもとても素敵ですので次回はカピンチョにしようと思います。

浪漫様

人とちょっと違う手袋をと考えた時カピンチョは中々良い選択かもしれません。私もしていますがまず似た手袋をしている人と重なったことがありません。カピンチョで作られましたらお仲間誕生ということで嬉しいです(^.^)

そういえばカピンチョだけでなく、職場でペッカリーのグローブをしている人もまずいないです。ペッカリーが高級素材だというはあまり知られてないのかもしれません。コーク色のデンツとなると更に珍しいのか全く被りません。

手袋の奥は深いです

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