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2016年11月19日 (土)

Down vest(懐かしのアメカジ)

85年の映画"Back to the future"の中で主人公マーティーがGジャンの上に赤のダウンベスト着ていた姿を覚えているだろうか。「君は船乗りだろう?救命胴衣を着ているから分かるよ…」と言われたシーンが可笑しくてつい笑ってしまう。因みに字幕では救命胴衣はlife-vestではなくlife-preserverとなっていた。

当時のダウンベストは赤や黄色の派手なものが多く、確かにフェリーなどに備え付けの救命胴衣とよく似た雰囲気と言えよう。だが最近はぐっと洗練され、タウンウェアとしての機能を十分果たすようになっている。そこで今回は最近手に入れたダウンベストを中心に懐かしのアメカジに再チャレンジしてみたい。

1.冬のマストアイテム

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ダウン(羽毛)製品は冬用アメカジスタイルのマスト品。個人的にはダウンジャケットより動きやすいダウンベストが好みだ。最近はウール素材で柄物のベストも増えたが、シンプルなものは柄物のセーターと合わせたい。帽子はポールスチュアート。

2.アメリカンカジュアル

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デニムシャツに手編みニット、デニムとワークブーツのコンビ。仕上げはダウンベストにウールフェルトのハット、全てアメリカンブランドものだ。昔も良く似た恰好で原宿から青山通りまでラルフ(旧店)→ポールスチュアート→ブルックスとはしごしたものだ。

3.ラルフローレンのダウンベスト

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懐かしのポロマーク。ラルフローレンのベストはナイロン100%の表地、とはいっても昔のように光沢のある薄い生地ではなく、半光沢の落ち着いた感じだ。ダウン75%にフェザー25%の詰め物はダウンの割合が少々少なめだが思ったよりも暖かい。

4.着脱可能なフード

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フードはホックで留めるタイプ。付けたままではヘビー過ぎると感じたら取り外して着ることも可能だ。フードの部分は中綿の詰め物だが、寒い時はフードがあるだけで肩周りが暖かく感じるので、実際のところあまり外すことはないかもしれない。

5.ジップ&ホック

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ベストのフロント部分はジッパーとホックの2通り。風を防ぐなら別だが普段はホック留めで十分だろう。裾を絞るドローストリングが付いているがこれも飾りと割り切って考えたい。ポケットは手袋をしたまま斜めに手を入れられる大きくて便利なタイプ。

6.ダウンベストの裏地

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スマートフォンも入る便利な深ポケットが付いた身頃裏。緑の裏地はシェラデザインのマウンテンパーカで有名な60/40クロスを使用している。ナイロンだけでなく、コットンを40%含む裏地のおかげで通気性や防水性が上手く機能するように工夫しているのだろう。

7.手編みのクレイージーパターンセーター

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今回のダウンベストの下はクレイジーパターンのセーター。ラルフらしい凝った柄があちこちに出て来る楽しい手編みニットだ。1997年秋冬物のこのセーターは海外駐在から帰国する際に購入したもの。プロウォッシュで洗うだけで新品のように甦る。

8.日本製ブラウンデニム

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日本製のデニム地を使ったRRLのスリムストレート。勿論メイドインUSAだ。購入時のままリジットだったが90日経過したら洗濯しても良いとのことで、先日遂に洗濯機に投入した。乾いた後は皺だらけだが「履いては洗う」を繰り返すうちに馴染むはずと期待している。

9.赤耳付きの生地

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赤耳の付いたデニム地。「ジーンズの裾を折り返してよいのは耳付きのデニムだけ…」という声をインスタグラムで聞くことがあるが投稿された写真を見るとなるほどと思う。特にプレーンなブーツの場合、耳がアクセントになって足元を引き締めてくれる。

10.グレートアメリカンブーツ

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今回用意したのはレッドウィングのアイリッシュセッター。シンプルなプレーントウのワークブーツはこれからの季節に重宝する。デニムやチノパンとの相性も良いがクリースを付けないダークグレーのウールパンツとも相性抜群だ。

70年代は本物志向のワークウェアやアウトドアギアを組み合わせたヘビーデューティーアイビーが主流だったが、76年日本にラルフローレンが上陸。80年代にはいるといつの間にかラルフ・ローレンの描く機能的でセンスのあるアイテムが増えていった。

最近も昔のラルフローレンのアイテムでコーディネートを考え、アップしたばかりだが、今回のダウンベストは15年秋冬物とかなり新しいアイテムだ。もっとも他のアイテムはどれも歴戦の雄者、新旧を上手く混ぜ合わせてアメカジを満喫したい。

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カジュアル(Casual wear)」カテゴリの記事

コメント

RLの20世紀の凝ったセーターを敢えてパンツの中に入れて着る。本当に着こなしの上手い管理人様ですね!今の時期、昨年も暖かかったんですが今年も異常に暖かいと言う以上に暑くて、ウールすら羽織れない毎日ですね。早くsuedeの👞を履きたいんですが。後ほどダウンに関して一寸面白い話を投稿させていただきます!

セーター好きとしましては、見るだけで楽しくなるようなセーターです。
今はここまで凝ったセーターは見かけないですね。
ラルフならばまだあるのでしょうか?

管理人様

マーティーの着ていたものははCLASS-5のダウンベストと言われています。80年代後半には消滅したブランドです。

ダウンベストは着る時期が限られますが、その軽快さ、組み合わせの楽しさから、最もアメカジ気分を楽しめるアイテムの一つと言えると思います。

私がダウンベストを初めて買ったのが高校2年の頃なので、もうじき40年になります。好きなものは変わらないということですね。

いつもインスタグラムでお世話になっております。
r7gtことえいでんです。

これぞアメカジという装いですね~!
渋カジ世代の先輩から教えていただき、服に興味をもった私としては本当に感激してしまうコーディネートです!

温暖化の影響か、ダウンベストをトップアウターとして使う時期が長くなったように感じられますので、こうしたダウンベストの使い方をご提案してくださるのは大いにありがたいです。

バックトゥザフューチャー2の舞台の時間は過ぎてしまいましたが、あのへんなネクタイの未来にならなくてよかったと心底思います(笑)

浦野様

おやすみのところコメントをいただき有難う御座います。

やはり九州は暖かいのですね。そろそろ東京でも霜が降りそうな感じですが、スエードを履いて小倉詣でに出発する日も間近…楽しみが先にあるのも良いものですね(^.^)

ダウンにまつわる面白い話も楽しみにしています。

浪漫様

おやすみのところコメントをいただき有難う御座います。

セーターがお好きとのこと、私も足りているはずなのについ買い足してしまうのがセーターです。ここで少整理しようと思っているところなのでせっせと着て交代させようかと思っています。

そうそうラルフですが、ついこの間凝った編みのセーターが発売されましたが、何年かに一度出るような感じかもしれません。全部コレクションして見たら楽しそうなんですが、店頭に並ぶのを見るより前に売れてしまうので中々ゲットできない、そんな感じです。

PMT様

おやすみのところコメントをいただき有難う御座います。

なんとマーティーの着ていたクラス5のダウンベストは80年代に消滅してしまったのですか…映画の公開が85年なので、暫くして倒産したのでしょうか…残念です。

上に何を着ることもできないダウンジャケットより重ね着を楽しめるダウンベストの方がアメカジらしくて良いなと思っていました。この冬も少々痩せ我慢しつつ、ダウンベストのおしゃれを楽しもうと思っています。

えいでん様

おやすみのところコメントをいただき有難う御座います。

インスタグラムとは違うポストをなるべく出したいと考えているので、大好きなアメカジにまつわる話をこれからもちょくちょく出したいな〜〜って考えています。

ダブルノットのネクタイは実現しませんでしたが、自動的に紐が閉まる靴は実現したとのこと、トランプがモデルだったビフを考えると何やら意味深な映画ですね。

BTF公開の頃は、ダウンが大流行でしたね!でも、管理人様が書かれていますように派手な色が多かったように思います。
紅白のラガーシャツの上に光沢のある明るいブルーのダウンベスト、といった着こなしが幅をきかせていて、違和感を感じていたのも事実です。

そんな時、今はなき吉祥寺西武スポーツで出会ったのがRLのダウンジャケット。マットな落ち着いた色合いで、格別のオーラが漂っていました。
何度もお店に通いましたが、当時学生の自分には大卒初任給の半分を上回る価格はハードルが高く、なかなか決心がつかずにいました。

が、そうこうしている間にあっさり完売。最後の一着が目の前で売れてしまい、呆然としたことを覚えています。以来なんとな、RLのダウンからは遠のいていたのですが、今回、管理人様の見事なコーディネートを見て久しぶりに食指が動いたような気がします。

それにしても30年以上の歳月が流れているのに、RLのダウンは当時と価格がほとんど変わっていません。やはり憧れの逸品だったのですね。

BB様

週初めのコメントを有難う御座います。

吉祥寺の西武スポーツ、懐かしいです。私が時々行っていたのはパルコにあったラルフローレンショップでしたが、あの頃の吉祥寺を知っている人はあまりいなくて…今も昔も若い人に人気の吉祥寺ですが、だいぶ変わりました。

それにしても当時のラルフのダウンベストは中々の値段だったのですね〜。私はLLビーンの如何にもアウトドア風のものを着ていましたがちっともオシャレ感がなかったのを覚えています。

実は今回のダウンベストは最近のものでして…マーティーが映画で着ていた時の写真を見るとGジャンの上にオレンジのダウンベストが格好良いのでいつかオレンジのダウンベストを加えてチャレンジしてみようかなぁなんて思っています(^.^)

ダウンに関してのお話しですが、当社のF様の息子の話ですが20年以上の前の事ですが長崎市の公園で当時幼稚園児だった息子が見当たらず見当たらず捜していたら池に落ちていたそうです。しかしダウンを着ていたためにダウンが浮き輪の代わりをしていて浮いていたそうです。もしダウンを着せていなかったらと思うとゾッとしたと話していました!

管理人様も当時の吉祥寺にいらしていたのですね!

私は故 野口伊織さんのお店が大好きで、高校生の時から「ファンキー」「サムタイム」などに入り浸っておりました。学校に制服がなかったこともあり、いろいろなことが大目に見てもらえた時代で「やっぱりサムタイムではサムタイムだよねー」などとしょうもないことで盛り上がっておりました。

…失礼いたしました。当時の吉祥寺は、やはり「ウエスタン」に代表されるハモニカ横丁が刺激的でした。
SchottやDickiesなどを教えてもらいました。もっとも当時、世間はDCブランド一色でしたが。

管理人様

ご返信ありがとうございます。

CLASS-5に限らず、多くのアウトドアメイカーが80年代に倒産しました。また、ブランド名は残っていても、日本の企業が商標だけ取って再興した会社も多く、似て非なるものになっています。

その点ラルフローレンはまだその本来のスタイルを保っている部類の会社だと思います。「デザイナーズブランドでありながら、専業メイカーのような信頼感がある」、いつまでもそんなメイカーであってほしいものです。

私は親戚の子供へのプレゼントにラルフのダウンベストを贈ります。可愛らしいし、袖がない分少し長く着られますので。

BB様

吉祥寺は実家からも現在の家からも比較的近いので何かにつけて出かけることが多いです。

昔はアメリカ製のコンバースやニューバランスを売っているお店、リーバイスやリーを売っているジーンズショップ(ハモニカ横丁:鰻の寝床と呼んでいました)など行きつけの店がありました。

ブーツカットのLeeを買ってはウェスタンブーツと合わせていたのもこの頃です。

あぁ懐かしい!!!

PMT様

仰るとおりで、デザイナーズブランドらしからぬ一貫した商品作りがラルフローレンの持ち味で、それが今まで続いてきた理由かもしれませんね。

ただ、このところ御殿場のポロファクトリーストアの品揃えは低下の一途をたどっていて、欲しいものが全くなくなってしまいました。殆どがアウトレット専用品でそれを中国の人が中国製なのに高い金を出して買っていく…何か変だなぁと思います。

幸い子供服の需要はアウトレット専用品を作るところまではいっていないのかもしれません。確かに可愛らしくて長く着れそうなダウンベストがありました。自分の子供が小さいうちに買ってあげればと思いましたが今や大きくなり過ぎています(笑)

管理人様

Leeライダース、私も愛用していました!ただウエスタンブーツを持っていなかったのでブーツカットには手を出せず、悔しい思いをしていました。
そのLeeも日本のE社委託になってしまい、複雑な気持ちです。

御殿場は私も先日久しぶりに行きましたが、RLは確かに変わってしまいましたね。いつも必ず入手していた「黒」や「紫」も見当たらず、収穫ゼロでした。自分としては初めてのことです。

御殿場では、復活したということで来訪を楽しみにしていた英Bも、
老夫婦に金ピカボタンのトレンチを試着させて「オー!ミスターB…!」と叫んでいる店員さんを見て、まったく違うお店になってしまったなあという気持ちでした。

今回は、まだBFやオウンメイクが買えたのでよかったのですが、今後は訪れる楽しみがちょっと減ってしまったような気がします。

浦野様

お子様に着させたダウンベストがまさに命を救うライフべストの代わりをしたということですね。本当に何事もなくて良かったです。そしてダウンベストの効用も改めて思い知らされました。

うちの息子も小さい頃はダウンベストのようなものを着させていましたが、いまだったら今回の話を受けてダウンベストを買いに行っていると思います(^_^;)

BB様

日本のデニムは優秀ですが、LeeはメイドインUSAでいて欲しいというのが個人的な願いでした。Levi'sがアメリカンメイドを復刻しているのにLeeはと思い続けてはや何10年(◞‸◟)現実は甘くありません。

そうそう、御殿場に行かれたとのこと。やはりポロファクトリー、買うものがないとお感じになりましたか。紫なし黒なし、RRLなしと3ない状況でがっかりしました。

バーバリーにも行きましたが、店内のレイアウトが変わって見にくくなったのと商品のバラエティーが今ひとつの感がありました。客は正直でさっと見て商品を手に取ったり試すことなく出て行く人も多く、前途多難だなと感じました。

最後はブルックスで英国製のソックスを買って終了。ブルックスのソックスを定価で買うより、ちょうど交通費分得だったので結局は定価で買ったようなものです。

でも気分転換にはなりました。紅葉が綺麗だったので良しとすることにしました。

ご無沙汰しております
いつも素晴らしいブログ拝読させて頂いております。私は全くブログが更新できておりません。管理人様はさすがです。継続は力なりですね。
と言いながら買い物の方は私も継続しておりまして最近こちらのブログに影響されましてラルフローレンのダウンベストを買いました
管理人様のおかげで最近ようやく既製品の良さが分かってまいりました。といいつつbespoke もどんどんしたいのですが。
管理人様のダウンベストを拝見すると アメカジが多いように見受けられるのですがイタリアのブランド例えばムーレーとかそういったものにはあまりご興味がわかないのでしょうか?
私はフランスのヴィトンやエルメスのムートンベストもすごく素敵なものが多いと思うですがなにぶん先立つものが足りません 涙

nn様

モンクレールをのぞいたり、ぴゅーテリーのダウンベストをチェックしたりしていますがそもそもアメカジ派ですのでパンタローニに合う洒落たダウンベストよりもジーンズに合うラフなダウンベストに自然と手が伸びてしまうという訳です。

ただ食わず嫌いも良くないので今度クラシコ系のダウンベストを探してみようかなと思い始めました。貴重なアドバイスを有難う御座います。

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