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2016年10月15日 (土)

Quality control (品質管理)

一昨年のクリスマス、ラルフ好きの自分に家族がボディバッグを贈ってくれた。自分では選ばないが、心のこもったギフトとなれば話は別…大切に使っていたが、ある時ふと見ると外側のベルト部分の重ね革が無残にも剥がれていることに気が付いた。

昔のラルフローレンなら重ね革の部分はステッチで留めていたであろう。タイムレスな商品がラルフの持ち味だったのに真逆の事態に驚き、カスタマーセンターに伝えた。そこで今回は愛すべきラルフローレンについて壊れたバッグを交えて紹介しようと思う。

1.ボディバッグをたすき掛けした図

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ボディバッグは使ってみると確かに便利で、ツィードランのようにジャケットルックで自転車に乗る時、たすき掛けにすればピタリと背中に寄り添ってくれる。バッグのストラップが濃茶なので同じ色のハットを被って雰囲気を合わせてみた…

2.オリーブのボディバッグ

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バッグ部分はナイロンシェル。革使いの洒落たデザインはラルフらしいが、アウターポケットのベルトが右下の写真のように剥がれてしまい、使えなくなってしまった。どうしたものかと消費者窓口に連絡、紆余曲折を経て再び接着されて戻ってきたところだ。

3.ラルフローレンのクオリティ

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写真は最近のラルフでコーデしたもの。ジャケットやジーンズはそれぞれイタリア製にアメリカ製。値段に比例して作りは確かだが、昔はどんなアイテムも好品質でカスタマーセンターに相談したことなどなかっただけに、今回のことは残念でしかたない。

4.首回りのアイテム

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昔はラルフローレンと言えば写真のようにポロとラルフローレンの間にポニーマークがあった。これが高品質の証だと店員も言っていたはずだ。それをPOLOに変えたせいかどうか売上低迷、全米で50店舗閉鎖1000人の人員削減を発表している。

5.ジャケットスタイル

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昔のアイテムで組んだジャケットスタイル。中にはセールを待たずに正規の値段で買ったものもある。当時は商品数が少ないので買いそびれてしまうのが気になったが、今や定価で買わなくともセールを待てばよいと思うほど数多く作られている気がする。

6.Vゾーン

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写真のシャツは海外購入品。国内ライセンス(当時はハミルトン)はどこか本場ものとは違う感じがして、こだわる人は原宿のラブラドルあたりで輸入物を買っていた。一方のネクタイは日本の菱屋によるライセンス品。ネクタイも本場ものはアメリカ製だった。

7.ジャケットの裏側

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昔はポロといえばオンワードとダーバンが重衣料を受け持っていたが、暫く前にポロ本社の経営に変わってから直輸入品が増えてきた。こちらはイタリア製のジャケット。サンヨーがバーバリーを手放したのと同じようライセンスブランドは運営が難しそうだ。

8.腰まわり

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英国製のメッシュベルトにダメージ加工が施されたジーンズはRRL。昔はRRLのデニムといえば米国製だったが最近は中国製もある。米国製との違いは価格とのこと。最近は同じ中国製で品質も近い他社と競合が激化、これが売上低迷の要因らしい。

9.タータンチェックのピクニック用シーツ

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バッグに入れたシーツはピクニック用。昔はこんなものまでラルフローレンは作っていたことに驚く。マホガニー色の重厚な店構えだったショップは、クリーンで明るい店内に変わったが、そうなると他のブランドと変わらないので素通りしてしまう。

10.ダメージ加工

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色落ちやダメージ部分のリペア感、裾の擦り切れ具合など流石はRRLだが、今期のユニクロはこの質感に迫るダメージデニムを出している。価格に10倍ほどの開きがある時、ブランドに拘らない買い物客はいったいどちらを選ぶだろうか。

11.Top to Toe(てっぺんからつま先まで)

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締めの足元も勿論ラルフ。ブログで度々紹介したマーロゥは海外でも熱烈なファンがいるラルフのコードバンシリーズの傑作だ。昔セールで買ったが最近は定価のまま…安易なセールは定価で買うのを阻害するとしたら、今は我慢のしどころかもしれない。

今回カスタマーセンターの対応はとても丁寧で商品の発送や受け取り、梱包や連絡など流石はラルフローレンだと感心した。これならば買い物をして何か不具合があったとしても迅速に解決してくれる安心感がある。

一方で商品については昔のポロでは考えられないチープな作りにがっかりしたのも事実だ。特にギフトとして送った側の気持ちを考えると尚更だ。今回の件は氷山の一角かも知れないが、ラルフのファンとしては商品の品質管理は欠かせないと思う。

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コメント

ラルフにしろブルックスにしろ、巨大化し過ぎたなというのはあると思います。
本質を失わずにいて欲しいですが…

ラルフローレン経営良くないみたいですね
rrlもあぶなそうです
アメリカブランドの雄はラルフローレンとブルックスブラザーズですのでぜひとも頑張って欲しいです

IGではお話しさせていただいてるので初めましてではないのですが、いちおうはじめまして。

私は二年前にオンラインでRRLの凄まじいクラッシュのデニムパンツを買いました。アメリカ製との表記。

やってきたら中国製。ここで返せばよかったのですが、格好良かったのでそのまま着用。二回か三回着用しただけでひざが真っ二つに。カスタマーセンターでは不良で返金しますとの返事。しかし二か月後にこれは仕様ですので修理して返しますに変更。

戻ってきて履いていたら今度は尻が盾に真っ二つに。もはや何も信頼できないので自分で金を払って修理に。

これが最低の例ですがほかの商品もコストカットが目立ち酷いの一言です。

昔のものは中国製であれどんなすごいクラッシュ加工でも壊れたりしませんでした。
デニムシャツには言われなくてもセルビッジ。Tシャツの首はバインダー。
今やこれらの仕様はエクストラとなり値上げされています。

見えない部分に凝る だから高い でも払う の循環だったのですがもはや過去のものとなったようで残念です。

長文失礼しました。

また今後も楽しみにしております。

「ラルフの品物(しなもん)だって、こんなもんだよ!」と言われたのが、10年程前。made in U.S.Aのベルトでした。やはり接着でしたので、浅草橋のベルト製造しているオヤジに両端部にミシン掛けをしてもらいました。品質管理が云々の前に、コストカット時代の設計がこんなもんだと理解しなければ、いけない時代になってきました。
全体のバランスが良いですね、シーズンにマッチしています。

浪漫様

イタリア系の投資会社により元気が帰ってきたブルックスに比べ、ゲストの方々の投稿で分かった品質管理の問題が浮上してきているラルフはより大変そうですね。

nn様

ブルックスがマークス&スペンサー傘下で滅茶苦茶になったのをイタリアの投資会社が上げ潮ムードにしたのとは反対にラルフ御大が半ば引退で息子に経営を任せてから徐々に落ちてきたポロとは好対照です。

そのうち原宿の路面店も無くなってインショップだけになるかもしれません。永遠はないのだとよく分かりました。

りなちゃんぱぱ様

はじめまして、当ブログへの訪問ならびにコメントを有り難う御座います。インスタ同様よろしくお願い申し上げます。

見えない部分に凝る、だから高い、でも払うの循環が回らなくなったとのお話は言い得て妙、流石の一文だと感動しました。いつの頃からかラルフの商品に魅力がなくなったと思っていましたが、そうだよな〜と読んでいました。

昔は中国製でもしっかりとしていたのですがお話の通りだとしたらそれは中国の工場のせいというよりは会社に問題があるのでしょうね〜。残念です。

Tony様

コストカットの時代の設計…正にそこに今回の問題の根があると感じました。昔はボタン一つにまでこだわって納期が遅れたポロラルフローレンでしたから、クオリティコントロールに対しては創業者ラルフの身を粉にするような仕事への傾倒や献身があったのだと思います。

優れた創業者が引退すると、創業当時を知らない2代目と周囲によって没落させてしまう…商売の世界ではよくあることですが、ラルフローレンでも正にそんなことが起こっているのだとしたら残念です。

初めて投稿させていただきます。いつも興味深く読ませていただいています。
ここ数年はBFにはまっていたのですが、ブランド終了につき久しぶりにRLに帰ってきましたところ、何と言いますか、「薄味」になっていたのに驚きました。BFはデザイナーのこだわりが濃厚に感じられていたので、余計に薄く感じたのかもしれませんが。
そういえばイタリアの巨匠ブランドも、最近はすっかり薄味ですね・・・

BB様

はじめまして、当ブログへの訪問ならびにコメントをいただき有り難う御座います。これからもお時間がございます時にお立ち寄り頂けますと幸いです。

私もBB様と同じ思いで、BFのこだわりが濃いアイテムは人を夢中にさせる何かが明確にあって大好きでした。

ラルフの薄味はおっしゃるとおりで他のブランドとの差別化で大いに失敗していると思います。こだわりの強いRRLに偏って購入していましたが、ダメージデニムもユニクロが中々のものを出してきたので特別感がなくなってしまいました。

多分元のように戻るのは難しいところまできているかなぁと感じています。

去年軽井沢でのアウテレットにて元値が5万円ほどの中々作りが凝ったRRLの厚手のコットンパンツを17000円で買えた時は嬉しくてたまりませんでしたが2回ほど着用してまさしくその少しオシャレなチャックが破損... 修理無しでは履けない状態になりそれから履いてません。

15,6年前の中学生の頃からラルフローレンに憧れニューヨークのアウトレットで$200程の商品を買い集めた日は今でも覚えてます。確か気合いの入った丈夫なラガーシャツがその中にありました。その後懲りずにマンハッタンのSAKSでPOLO SPORTSのTシャツを買ったり恥ずかしながら親を連れ回しました。その数年前、サイズが無いとロンドンのBond St.で店員に申し訳無さそうに断わられた悔しさの反動故でした。

今は経済力が半人前にやっとなりましたが原宿のラルフローレンのフラッグシップで未だ買い物をした事がありません。もっぱら30%程安価なすぐ近くのプルックスのノンアイロンが気に入っていろので... Regent Fitの導入によりBrooksはポロよりポロらしい若々しいシャツがあるような...

悲しい事に原宿のラルフローレンで購買欲が湧きません。何故でしょうか...暗くて開放的で無い内装のせいか、スペースの割に狭く感じるレイアウトのせいか。しかしつい先日店員さんが顧客のためにとてもイキイキと別注のマルモラーダを持ち歩く姿を見た時多少ぐらっときました ^_^ Amazonで買った自身の個体よりピカピカでカッコよかったでした。

長々失礼します... 十年ほど前シカゴの大型店で普段は買わない少し着る度胸が要るポロシャツを買ったのは広告にあるようなズラーッと色彩が異なる商品が整然と並べられていた光景に惹かれたからかもしれません。魅せ方が上手く、真夏の太陽とあのカッコ良いネイビーのブランドカラーに誘惑されました^_^

まだニューヨークのあの大型店に行った事がありませんがまたあのワクワク感が復活する程のブランドになってほしいです^_^

アラキ様

やはり、ジッパー部分の縫製に問題があって、悲しい思いをされたのですね。ゲストの方々の体験だけでも商品の品質管理に問題があることがよくわかりました。

50店舗閉鎖で1000人の人員削減をしても商品の品質管理に対する信頼を回復しない限り業績は向上しないのではと心配です。昔の品は良かったですよね〜。見せ方も上手でコマーシャルフォトなんかブルースウェーバーのムードたっぷりの写真が添えられていて…買う気にさせられました。

マルマラーダの件はおっしゃるとおりでラルフ納品のものは仕上げが丁寧だと感じます。クロケットメイドのコードバンも、オリジナルよりラルフ納品の方が光っていてなんか高級感が溢れているんです。きっと指定しているのだろうな、なんて思いました。

私も原宿で買ったことは定価でもセールでもありません。きっとニューヨークの本店でも買わない気がします。今の商品では…。

遥か昔のことです。
RL が日本展開を始めた頃、たまたま読んだインタビューで、御大が「私の服は、成功した人に着てほしいのです」と宣っているのを読んで十代半ばの私は衝撃を受けました。
以来RLを買う度に、自分はこの服にふさわしい人間になっているのだろうかと、自問自答をしてきた気がします。初めてNY本店で買ったときは、晴れがましい気持ちにさえなった記憶があります。
RLはもう別のブランドのような気もします。管理人様のコーディネートの方が、ショップを覗くより、はるかに「気分」を感じます。

ゲスト様

コメントをいただき有り難う御座います。

成功した大人に着て欲しい…如何にも御大が言う台詞らしい、そして当時の高くてもこだわりのある商品を提供してきたポロラルフローレンならではのお話だなぁと感じました。

思えばパーブルレーベルにブラックレーベルを出した頃から基本のポロラルフローレン、所謂ブルーレーベルの品質が中途半端になり、やがてファーストファッションのような立ち位置になってしまい、昔のような圧倒的な質感と作り込みが失せてしまったのではないでしょうか。

RLはもう別のブランド…おっしやる通りかもしれません。ブランドと呼べるのかどうかも疑問です。大好きだったブランドの凋落を見るのは偲びない…そんな思いです。

久々にコメントさせて頂きます。管理人様もご存知のごとく以前RLのスレッドの際に数多くコメントを発信しました。口悪く申しますと、ガキっぽい①型トラッドより洗礼された②型トラッドに移行した私も正直最近のRLには購入意欲もかなり薄れて来たのも事実です。体の一部にRLを身に着けてないと不安であると大声で公言していました!先ずは眼鏡、これも最近魅力的な品がなくなりマサキマツシマに代わってしまいました!でも書き込みしましたように大のRL党員ですので頑張って欲しいと言うのが本音なんです。なんと申してもこのブランドの靴は2ダース【布製のスニーカーを除いて】所有しておりますので!

浦野様

私も大のRL党でしたので、最近の商品のつまらなさにはがっかりしていました。なんとか頑張って欲しい中、靴もこのブログに登場したエスパドリーユなどは濡れた路面を歩いたら一発でダメになったり、マドラスチェックのローファーもヴァンプ部分の接着面の糊が溶けてきてダメになったりと廃棄処分にしたものが結構あります。

昔の靴の方がまだ長持ちしていましたし、リーガルのライセンス製品の方が真摯に作っていたような気もします。きっと浦野様が2ダースの靴を揃えていた頃のラルフが一番良かったのではないでしょうか…。

このブログも一番多いのがラルフの特集だったはずですが、最近はずっとブルックスが多かったような…ラルフはブルックスのような自社工場がないのでそこが弱みになってしまっています。今時徹底してこだわる製品を作ってくれる工場なんてないんですね、きっと。

管理人様、おっしゃるように自社工場を持っていないと言うのも品質の低下につながると思います!我々の業界でも自社に直営の作業員を持たずに管理する、現場監督だけ、と言う、会社も多く見受けられます。やはり設計、施工、管理これが良い仕事につながる。アパレルもそうではないでしょうか

浦野様

やはり、浦野様もそう思いますか…まさにそこなんです。

ブルックスがサウスウイックとガーランドというシャツメーカーにスーツメーカーを傘下に収めてオウンメイクを作っているのに対して、自社工場を持たないラルフは優れたファクトリーに細かな指示を出して商品を開発することで名声を博してきました。

中国や様々な国のファクトリーが知恵や体力をつけてきたらそうはいきません。「そんな細かなことまでやらない、他所に頼んでくれ…」と言われる可能性があります。もうディレクションだけで他社との差別化をできる環境や時代ではないんですね。主従関係が逆転して今やファクトリーの意向を無視できないため、商品が他社と変わらないものはデザインだけで、高品質は期待できず、もっと値段の安いブランドに負けてしまう。こんな感じかもしれません。

管理人様が仰る通りこの情報社会、そして通信販売の全盛期で一気にOEM先が積極的に自社製品をブランドとして世に送り出しているような気がします。Crockett, Edward Green, Ring Jacket, Belvest, Saint Crispin, Caruso, Corneliani, Martin Greenfield, Samuelsohn, Flli. Giacometti, Enzo Bonafe 等、今や消費者は製造者に夢中な風潮が顕著です。やはりセールで大幅な値下げをしても長年経営が危機的な状況では無い高価なブランド品の品質がさらに低下していくと消費者は愛想を尽かすのでしょう。そして工場もそんなブランドと不利な主従関係を結ばずとも単体として立派に世界に発信できる時代を歓迎しているのでしょうか。

そういえばEdward Greenは最近ウェブサイトを一新し大幅な値上げを実施したり、かなりアグレッシブなアプローチを取っているような気がします。あまり良くない話ではラルフローレン等への納期の大幅な遅延、ワシントンDCにある小さいながら長年のパートナーへのトランクショーの解消、そしてスウェーデンのショップからあまりにも信用できないと判断され契約解消されるなど知名度の上昇によりかなり横暴になっている印象を受けます。

何かあまり嬉しく無い時代のような雰囲気です。😱

アラキ様のコメントを拝見し感じたのですが、もしやグリーンはジョンロブのような存在になりたいのでしょうか?
同様に、クロケットはグリーンになりたいのだろうか?と感じるときもあります。

アラキ様

エドワードグリーンが大幅な値上げを行なったのは、無理をしてジョンロブを追いかけようとする焦りではないかと感じています。もっともロブもグリーンも昔と比べてクオリティが下がっているようにも思えるので、その点ではラルフローレンと似たようなものかもしれません。両者とも英国製の既製靴メーカーではトップクラスですが、これから個人的にお金を出してでも買いたいなと思わせるのは両者ではなくアメリカンなでおおらかなオールデンです。

惜しくも生産をやめたブルックスのブラックフリースとオウンメイクは特にシャツが秀逸でした。自社工場を持つが故のアドバンテージを最大限生かしてアーカイブから引っ張り出したディテールを盛り込んだ傑作だったと思います。あのシャツは他のどのファクトリーも真似のできないまさにオウンメイクなものでした。

ポールスチュアートがコケてラルフが没落しつつある今、ブルックスには頑張って欲しいなと個人的に応援しています。

管理人様

近年の Crockettのhand grade の登場と人気、そしてガジアーノとロブの価格設定によりグリーンは上からも下からもライバルに押されているような気がします。まるでサムスンのスマホ事情に似ているような...

オールデンは過去二足所有しておりましたが今はフィッティングの都合上手元にありません。しかし無性にまたColor8のダービーに物欲が湧いてきております。グリーン、ロブ、ガジアーノ、クロケットの区別が難しい上、個性とコードヴァンの擦りに対する耐性は大変魅力的です^_^

しかしオールデンの国内価格に躊躇します...

アラキ様

おっしゃるとおりで、日本のオールデン価格は高すぎます。私は年に一回アメリカから里帰りする知人に頼んでキャリーしてもらうオールデンが最近の楽しみです。

今回も定番のカラー8です。近いうちにブログで紹介しますが、現地価格で75,497円でしたから日本の価格136,080円より6万円近く安く買えたことになります。

オールデンに限らず、日本は本当に靴が高いなといつも思います。だからみなさん知恵を絞って良い靴をリーズナブルに入手しようとするわけで、そうした靴好きな方々が目利きになって日本のマーケットを活性化させているのかもしれませんね。

靴を買うならオールデン…その動機はやはりビスポークで味わえない無骨な味わいに起因しているかと思います。英国の既製靴メーカーは多かれ少なかれ格好良くてビスポークに近いものをラインナップに加えています。EGやJL,CJやGGが似通っているのはそのためかもしれません。一方でオールデンはビスポークのビの字すら感じさせない大味な靴ばかり、ただし、どのメーカーにもない強烈な個性が燦然と輝く既製靴のマスターピースでもあります。

管理。私みたいにズボラでいい加減の人間には正直、好きなワードではありません。私達の業界でも品質管理、行程管理、安全管理。などと口やかましく言われます。始業時のKY活動。【危険予知活動】など書類の多さには正直イヤになります。儀式的、書面的に行ってるのが現状です。事故を望む経営者は先ずはいません!しかし、国土交通省の官僚の意向でしなければならないのです。さて本題にはいりましょう。本当にRLの質の悪さ、魅力的な品がないと言うのもわかりますが、靴で申しますと、日靴で製造されたRLの靴と外国製造の差はヒールがキチンとダブテールで作られた日本製とハーフプロテクトのヒールの海外製造の差でも思われます!

浪漫様

奇しくも同じ考えでしたね(^_^)

ジョンロブがグリーンのファクトリーを買収するまでは、名実ともにノーザンプトンのトップだった栄華が忘れられないのでしょうか…。

浦野様

随分前にある方が「ニューヨークで食べた豆腐の方が本来の味に近い…」と話していたそうです。基本に忠実に苦汁を入れて作り上げた豆腐は日本の工場のように化学物質を加えて固めた豆腐より本来の味を保っていたという話だったかと思います。

靴も同じでライセンシーを持つ日本製靴が威信をかけてサンプル靴を凌ぐものを作り出したのは大いにあり得ることかなと思います。

最近のグリーンは890や915などかなりビスポークシューズを意識したラストを出していました。
202や32、33に惹かれる私としては、?という気持ちが拭えません。
もっと驚いたのはドーバーがツリー込だと20万円を越えることです。

浪漫様

何とドーバーが20万円越えですか…
ロイドでドーバーを扱っていた時は48,000円でしたのでかなり値上がりしていますね。

当時はツリー込みなどという売り方はせず、靴だけでした。今はビスポーク風にして、ツリー付きなど高級感を増したいところでしょうが、グッドイヤーの売りは大量生産できるウェルト靴ですのであまり高いのも何か変な気がします。

20万円出せばフルビスポークできる工房がありますので、そちらでドーバータイプをビスポークしようと考えております。
グッドイヤーとは言え手間暇かかるのは分かります、それでも20万円近いと流石に買えません。

コメントの最後にギフトで贈った。と言うワード。福岡市の中心地のソラリアプラザにまだ重厚なマホガニー仕立てのポロショップがありました。電話すると、【もしもし、ポロラルフローレン天神です。】とそれはプライド高き声で対応されておりました!それこそポロラルフローレンの👕を着てポロラルフローレンの👞を履いていないと、押し戻され✋、店外に放り出されるような雰囲気がありました!その店にいた、男性スタッフがのちに同じく天神の中心地の新天町のタカラヤ【消防団の退職金で購入したアランフラッサーのsuspenderの購入店】に後に移籍してまして、私が【貴方は以前ソラリアプラザのポロショップにいらっしゃたんでは?】と尋ねると、【はい、いました。でも売れるのはハンカチ、靴下、ポロシャツのみでしてハンカチ、ソックスに至っては毎日贈り物で百枚、百足販売しておりました。こうなれば衣料品の店ではなくて、もうギフト店ですね!ですから私はこの店に移籍したんです。】と言う言葉を思い出しました!

すごいコメント数ですね
もちろんこちらのブログ記事の素晴らしさもあると思うんですが
それだけみんな ralph lauren のことが大好きなんだと思います
復活して欲しいですね

浪漫様

正に仰るとおりです。

ドーバーと同じ靴をハンドウェルトで作って貰えるならば靴好き、ドーバー好きな方も迷うのではないでしょうか。

浦野様

ラルフローレンをギフトにする。興味のない方ならばソックスやハンカチ、ポロシャツなどの小物(うちの家族もその部類です)を贈れば気に入って貰えるだろうと想像できる定番だったのかもしれません。それだけブランドバリューと商品の質の良さがあったと認知されていたのではないでしょうか…少なくとも当時は。

ラルフの世界感を販売したかった店員さんにしてみたらギフトばかりの毎日は悩み多き日々だったかもしれませんね。

nn様

確かに皆さんラルフローレンには厳しい言葉も含め、一家言ある方とお見受けしました。

それだけかつてのラルフを愛していらっしゃるのではと思いますし、頑張ってほしいと思うのも我が事のようによく分かります。

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