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2016年6月18日 (土)

Recent shoes(靴の衣替えと最近履いた靴)

5月の晴天続きでダムの貯水率が下がり、取水制限が行われるらしい。雨の日もあったはずだが、どうやらダム付近でまとまった雨量にならなかったそうだ。梅雨時はどんな靴を履くか一番迷う季節だが、どうやらこの夏は空梅雨になりそうな気配もある。

それでも梅雨入りの声を聞いて秋冬用のブーツや黒靴を磨いて靴棚の奥に仕舞い、反対に梅雨用や夏用の靴を出して来て、こちらも軽くウォーミングアップを済ませたところだ。そこで今回は靴の衣替えや手入れの様子、最近よく履く靴を紹介しようと思う。

1.夏用のコンビ靴を早速履いていみる

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この夏は麻の服にコンビ靴、ストローハットを被ったコロニアル風をイメージして…ということでリネンとウールにモヘア混のパンツにコンビ靴、革の鞄とマドラスリボンのストローハットを用意。パンツはロータ、靴はクレバリー、ハットはポールスチュアートで完璧だ。

2.暫しお休みのブーツ達

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秋冬までしばらくお休みのブーツ群。モイスチャークリームを塗ってポリッシュを軽く上塗り。その後は丹念にブラシをかけて靴底も忘れずケアする。手前がフォスターとクレバリーの誂えブーツ。奥がオールデンとグリーンのレディメイドブーツ。

3.暫く履かないであろう黒靴群

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夏に黒の靴は暑苦しくてつい明るい茶靴ばかり選んでしまう。ディアマンテ(黒)で手入れした後靴底をケア。一時期黒靴ばかり履いていた頃が懐かしい。手前がフォスター、奥がクレバリーとサンクリスピンやボノーラ、メッシーナなどのイタリア靴だ。

4.レプタイルクリームによる手入れと日陰干し

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こちらはこれから活躍するアリゲーターのローファー達。秋冬は殆ど履いていなかったので水分補給もかねてJMウェストンの専用レプタイルクリームを塗ってクロスで拭く。靴は全てクレバリーのビスポーク。暑い夏の日差しに映える正にエキゾチックな革の靴だ。

5.ソールのお手入れ用レザーソールワックス

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革底にミンクオイルを塗るとウェルトが丸くなると言われ何もしなかったがソール専用のタピール「レザーソールワックス」を使ってみることにした。定かではないが外国の靴好きによるとヒドゥンチャンネルソールの場合被せた薄革が捲れるので止めた方が良いらしい…

6.ビジネスに使えるレザースニーカー

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一見正統派の革靴、しかし流行のレザースニーカーを履いてみた。ブランドはかつて一世を風靡したステファノブランキーニ。残念ながらソールの張替は効かないらしいが思ったより丈夫なのが嬉しい。都心や郊外など歩きまわる出張に向いている1足だ。

7.アリゲーターで気分をチェンジ(その1)

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週末はアフター5で都心で買い物やディナーなど楽しみも多いので昼間の素材と言われているアリゲーターの靴を履く。納品時よりぐっと褪色が進み、アンバー(琥珀)色の濃淡が自然とアンティークな雰囲気を醸し出している。靴はクレバリーの誂え。

8.アンラインドローファーで快適に過ごす

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夏の定番ブルックスのペニーローファー。コードバンでアンラインドという一粒で二度美味しい靴だが、昔の肉厚な革じゃないので今のは薄っぺらで駄目だ…と否定するコアなファンもいるがそれがなんだというのだろう。この靴は今も履く価値のある名靴だと思う。

9.濃茶の紐靴をインビジブルソックスで履く

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ジョンロブのセイムール。本来は秋冬用の靴だが試しに素足風靴下と合わせて履いてみた。履き込んだ靴らしく表革もソールもこなれて柔らかくなっている。お蔭でノーストレス、羽根も程よく閉じて短めのパンツとの相性も良い。充分涼しく履くことが出来た。

10.ショートリブソックスと合わせる

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素足風の靴下を履いているのに某俳優のように「素足履きなのか…」と疑われるのもあまり気分が良くない。そんな時はショートリブソックスが便利だ。もっともこんなソックスをビジネスの場で履こうとするのは日本くらいだろう。欧米のソックスは夏でも長めだ。

11.フェイデッドカラーのフルブローグ

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ベルルッティも視察に来たという、フォスター&サンお得意のブリーチアンドポリッシュ仕上げ。革にブリーチをかけて靴を釣り込み仕上げる。最後に薄めのポリッシュで陰影をつけるとかくも美しい靴が完成するという訳だ。記念すべきフォスターのビスポーク第1号。

12.エラスティックタブシューズを履く

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このエラスティックタブシューズは実に優れもの。タンの下に子供の上履き同様ゴムバンドが配されていて、履いた時に優しく甲を包む作りは流石だ。近年この靴の快適さに目を付けたクレバリーが盛んにプッシュするが10年以上前に注文済みということを忘れている。

13.アリゲーターで気分をチェンジ(その2)

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中々履く機会がないので馴染まないままだったラウンドトウのローファー。最近意識して履くようにしているので、履き口はきついものの大分フィットしてきた。コバの目付が斜めに入る変わった仕上げはこの靴を作ったボトムメイカーのトレードマークなのだろうか…

こうして最近履いた靴を並べてみるとやはりスリッポンタイプが多い。これから暑くなると靴紐を結んだり解いたりするだけで暑苦しさを感じるようになる。そうなると紐靴は不利だ。ローファーのように履き口が広く低い靴ほど涼しく快適に履ける。

夏本番になればデッキシューズで仕事をするのもOKだが、今のところノータイとはいえジャケットを着ているので革底の靴を履いている。それでも時には半袖のプルオーバーBDとチノパン、足元はデッキシューズなんていうのも学生時代のようで少々心惹かれる。

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コメント

ビスポークシューズ と レディメイドシューズの 名品がこれだけ揃うと朝の短時間で靴を選ぶことが 良い意味でできませんね

フォスターのブログシューズは デザインバランスが秀逸でさすが英国靴です クレヴァリーのセンターエラスティックシューズは 実用性抜群の 逸品ですね こちらはビスポークシューズの履き心地は最高でしょうし これは朝履く靴を選べません
私は手持ちの革靴ならオールデンコードヴァンタッセルローファー を夏にガシガシ履きたいですが
この靴は私の足への フィッティングが最高ならこれはもう言うことはないんですけどね (涙)

管理人様


管理人様の靴コレクション、改めて格好いいなと思いました。
特に、フォスターとクレバリーの靴は、本当に格好いいですね。

ポンドが安くなっている今、本国でのビスポークを試すいい機会かなと思っています。(今が底か、今後さらに下がるのか?と考えつつ)

nn様

休みのひと時、コメントをいただき有難う御座います。

仰るとおりで、時々靴を履くのを迷うことがありまして、そんなときは大抵コードバンのローファーを取ることが多いので、その意味でもアンラインドのブルックスコードバンローファーは偉大だなと思わずに入られません。

クレバリーのセンターエラスティックは靴が好きな人達の中でもあまり選ばれないデザインなのですが、エドワードグリーンのウィグモア同様、サイドエラスティックなみの快適さを誇るのでもう少し人気が出て欲しいところです。

やまだ様

英国がEUを離脱したらもっとポンド安になると思いますが、今もかなり安くなってきていますね。英国の靴は本当に素晴らしくてもっと早くから誂えればよかったと思うことがしばしばです。服と違って長く使えるところも魅力ですので30年持つことを考えると三十代で作り始めるのが良いのかな…なんて思いました。

フォスターもクレバリーも素晴らしいですので、もしよろしければまずは今度のフォスターのトランクショウにご一緒しては如何でしょうか…英国らしい黒靴もカントリーシューズも、ブーツもお好みで如何ようにもできるのがビスポークの良さかと思います。

コメントを入力する際メールアドレスを入れてもこちらには出てきませんがこちらからご連絡を差し上げることはできますのでご用がありましたら遠慮なくお問い合わせくださいませ。

2のフォトにあるブーツ群同様に私のRLのスエードの3アイレットチャッカーブーツと世に1足しかないAFのジョドパーブーツも初冬までは長い冬眠ならぬ夏眠にすでに入っております。
それにしましても5の3アイレットプレーントウのクロコダイルの色合いにはうっとりしますね!さすがにグレージング加工された革は光沢が違いますね、あれためまして安価な私のラッカー染めクロコダイルの靴との差が感じられました。と、言いながら【光沢だけなら博多阪急6階のコロンブスの銘シャインナーのY様がbootブラックで磨き上げて下さいました、現在日本各地を巡業中であるRLのUチップも負けてはいないかも?】と図々しい想いを発想をする私です。失礼しました【笑】

管理人様


EU離脱や円高の是非はさておき、欧州の逸品に憧れる者としては、それらがより手頃に購入できるようになるのは、やはり有難く感じてしまいますね。

さて、フォスターのトランクショウの件、有難いご提案、感謝いたします。
直近では、いつ開催されるのでしょうか?
*常々、管理人様が、その仕事ぶりを称賛される松田さんのお話を聞いてみたいと思いますが、まだ、今年チャレンジするかは決めかねておりますため、冷やかしになってしまったら大変申し訳ないなとも思っております汗

浦野様

浦野様ご愛用、ただいま全国巡回中のRLネーム特製Uチップですが、今どのあたりを回っているのでしょうか…ぜひ拝見したいと思っています。流石にインターネットが普及しても中々入りにくい情報のようです。

リーガルがライセンス生産していたRLの靴は私にとって青春の一コマです。いつか昔憧れた靴を手に入れたいなと思っています。飴色の光沢が堪らないクロコ素材のローファーや紐靴…今はなき銀座、鎌倉、原宿の路面店を思い出しました。

やまだ様

おそらく夏になるか秋になるかといったところかと思います。松田さんとはビスポークシューズを経験する前に気になることも含め気軽に日本語で話ができる強みがあります。

誰でもビスポーク靴をチャレンジしてたらどんな感じだろう…?という興味から始まるので、一度ご一緒しながら見本や仮縫いの様子、職人さんと気軽に話されるところから始めてみては如何でしょうか。間近になりましたらまた、ブログでお伝えできればと思います。

管理人様

3.の黒靴群、圧巻ですね。確かに夏の黒靴は暑苦しく感じますが、何年かに一度はやっぱり革靴は黒が一番と感じる時があり、その年は真夏でも黒靴を履いたりします。

カビが心配な季節がやってきましたね。私はモールドクリーナーと除菌箱(どちらもヨウ素を使った製品です)でカビの心配からほぼ解放されました。とてもお薦めですが、エキゾチックレザーには適しているか分からないので、検索してみて下さい。

PMT様

週明けの月曜日、コメントをいただき有難う御座います。

確かに黒靴は魅力的です。暑くて履く気が今一湧きませんが見ていると良いなぁと思います。せめて何かの折には履こうと考えています。が、それより心配なのはおっしゃるとおりカビです。

モールドクリーナーとは良い名前を教わりました。今度早速試してみます。

管理人様


有難うございます。
また、検討させていただければと存じます。

そうこうしてる内に、早速ポンド高基調になってきてますね。。。

やまだ様

ポンドは投機筋が色々入っているようで値動きが荒いですね。

フォスターの件ですがあまり気にされず、「どれ、一つ冷かしてみるか…」とお思いになりましたらお声掛けください。それよりもこうしてブログで色々とお話しできることが管理人としては一番の喜びです。

私の青春時代は1980年代でした(年齢がバレそう(笑))。当時、私の身の回りにいた“洒落者”の連中は、あらかたデッキシューズを履いていました。

夏の革靴は、どうにも暑苦しい印象が拭いきれないのですが、デッキシューズは例外でした。暑い季節でも軽やかさを感じさせるアイテムだというイメージが残っています。
後年、デッキシューズの出自を知って、合点がいきました。

今回はスリッポンが多く紹介されていますが、また色々な靴の四方山話を、ぜひ伺いたいです。

oisan様

デッキシューズにファーラーのフレアパンツ、足元はデッキシューズなんていうのが私にとって最高にビビッとくる合わせ方です。あの時代が懐かしく思い出せるとともに、今でもデッキシューズは大好きな靴の一つです。

アロハシャツで仕事をするよりはデッキシューズを履いてはいるけれど、ボタンダウンの半袖シャツの方が、相手に対する不快感を与えないんじゃないかと思い、時々何気に履いています。

管理人様

防カビ対策で特にお薦めなのは除菌箱の方です。収納の天井に貼り付ければ1年くらい持ちます。親戚や友人も使っており、カビが生えないだけでなく靴のいやな臭いも無くなったと皆言っています。

デッキシューズは私も世代なのでひときわ思い入れがあります。真白のデッキシューズを探していますが、パラブーツがジャケットスタイルにはいいかなと思っています。

PMT様

なるほど、除菌箱ですか、さっそく近所の薬局に行って調べてみます。昔、湿気取りゾウさんみたいなのを入れていたこともありましたが、あまりにも湿度が高くてすぐ水が溜まってしまいました。日本の梅雨から湿度を取り除くのは外気と遮断された部屋でない限り無理そうです。

デッキシューズですが、イタリアやフランス、スペインなどさまざまな国で作られているようです。ただ本命はやはりアメリカンなもの、今はランコート社のモカシンデッキシューズかなぁと思っています。

ラルフの別注のようにグリーンやネイビー、ボルドーやオレンジなど色々あって1足MTOしようかななどとしょっちゅう夢想しています😊✨✨

私ごとですが、一昨日以前お話ししましたファッション関係の専門学校に通っていたと言う女性のお店に行きました。出で立ちは今泉のグリーンの生地に細いブルー✖ホワイトのストライプのポロシャツに博多阪急で購入しましたペパーミントグリーンのシューストリングスで武装しましたリーガルクラシックの6アイレット、メダリオン無しのストレートキャップトウ。ソックスはイエロー生地に縦に淡いグリーンのストライプ。パンツは裾がw仕様の今泉の濃いめのベージュと、思ってましたが亡き友の店で随分以前に購入しました縦ポケットに2インタックの薄いベージュのシングル裾のコッパンでした。ベルトも本来ならばグリーンで決めたい処ですが持ち合わせが無くて2年前に購入しました、バックルがスターリングシルバーのマドラスチェックにグリーンが入ってましたのでそれにしました!敢えて本来ならばスーツにしか合わせられないと決め込んでいた靴でも明るめのブラウンならば結構決まるんだなと思いました!個人的に好きなブランド、四天王の揃い踏みでしたよ。

浦野様

明るい茶色の靴は今の季節にもってこいの色目で、私もジャケパンスタイルからオフスタイルまで合わせています。おっしゃるようにスーツよりのデザインであっても明茶だとコッパンやデニムにもフィットしちゃうのが嬉しいですよね。

私としては、ファッション学校に行かれていた女性のお店に行かれてどのようなお話をされたのかそちらにも興味が湧きました。浦野様の姿を見てどのような言葉をかけられたのか…とってもお洒落なんですね〜…なんていう会話があったのではなんて想像しちゃいました。

正に、管理人様のおっしゃる通りのピッタシカンカンでしたよ!よく人間中身で勝負、男がブランド品を語るなんて、などと言われますがブランドの話しが出来る女性の店なんて早々御座いません。ですから精一杯のお洒落して飲みに行くのですから。一寸崩した格好も出来るのも基本を押さえているからと思っております梅雨本番ですが梅雨明けしましたらいよいよ艶めかしい艶のエキゾチックレザーや麻素材の靴の出番ですね。

浦野様

梅雨明けとともに飴色のクロコダイル靴や麻素材のローファーが活躍する季節、夏本番を迎えますね〜。

今度はそんな季節にふさわしい靴で件の女性のお店に行かれて、ファッション談義に花を咲かせた時のご様子などお聞かせ下さい😊

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