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2016年5月14日 (土)

Recent Shopping(最近の買い物)

初任給でネクタイやシャツ、靴を買い足すフレッシュマン達で賑わっていたデパートも落ち着きを取り戻したようで、金曜日はゆったり売り場を見て回ることができた。が、残念なことに欲しいものは見つからず、ならばと翌日の土曜はアウトレットへ河岸を変えてみた。

ゴールデンウィーク中は観光客も加わり、こちらも大混雑だったと聞くが一段落。各ショップとも新たな商品が入荷していた。仕事用の服は必要がない限り買わないと決めているので狙いはカジュアルアイテム。そこで今回は週末買い物記の顛末を紹介しようと思う。

1.購入したもの

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ブルーの綿パンツにカジュアルソックス、長袖のBDシャツと春夏用の靴とパンツ以外は全てブルックスブラザーズ。実はブルックスは元祖セレクトショップで、自社工場も持つが、世界中から良いものを仕入れ自社タグを付けて適正価格で売る店だとは知られていない。

~コットンソックス編~

2.春夏用の淡い色合わせのソックス

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ブルックスのイタリー製カジュアルソックス。発色やコットンの質の良さは抜群。耐久性は国産には及ばないが、柄や配色が靴を一日中履く国ならでは。日本では中々見つけ難いデザインばかりだ。7.5~12までカバーするサイズだがフィット感は大き目な印象。

3.碇マークのソックスを合わせる

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ベージュとサックスの靴下は色違い。淡色なので上に持ってくるパンツはインディゴのようなコントラストの強いデニムが良いと思う。茶白コンビの靴にベージュのソックスはマイ定番、一方ブルーの方はウィスキーコードバンなどの明るい茶靴と好相性のようだ。

4.ボーダーソックスとペニーローファー

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こちらはオールデンのアンラインドペニーとボーダーソックスの組み合わせ。左はカラー8のセルコードバンとピンクのボーダーが肝。右はボーダーの黒とブラックシェルを合わせてみた。パンツは左がベージュの5ポケッツ。右はホワイトジーンズあたりではどうだろうか…

~オウンメイクシャツ~

5.フルディテールのシャツを買い置きする

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ブルックスのオウンメイクBDは2度と出てこない(かも知れない)フルディテールが特徴。既に生産中止で在庫限りだ。前立ての釦が6つで第1と第2の感覚が広いのが特徴…だがよく見ると白シャツの方はオウンメイクなのに間隔が狭い。いったいどうしてなのだろう?

6.ロングスリーブのプルオーバー

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実は白シャツの方はロングスリーブのプルオーバーだったのだ。通常のオウンメイク白BDと違うのに惹かれて購入。広げてみるとパッカリングの生じそうな生地が堪らなく格好良い。袖のガウントレットボタンが付いているBDはオウンメイクとブラックフリースの特徴だ。

7.ネクタイと合わせて

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最近はクールビズでネクタイをする機会もうんと減ったが今の季節ならばニットタイやマドラスタイと合わせたいところだ。左はラグビー(byラルフローレン)のタイ、右はタイユアタイとトゥモローランドのWネームニットタイ、剣先がスクエアでないところが気に入っている。

~イタリアの新興パンツメーカー~

8.カジュアルコットンパンツ

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インコテックスやPT01がルーマニアのファクトリーで作られているのに対してあくまでイタリア生産に拘るのがベルウィッチ。コットンダック調の粗い生地感に鮮やかな青色を乗せ、ポップな裏地を縫い込んだ(一部ポケットで見せている)イタリアらしい5ポケットだ。

9.パンツのシルエット

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購入した状態なのでパンツの股下はオリジナルのまま。裾回りはタイトだがワタリ部分はゆとりのあるシルエットが特徴。ベルトはエルメスのコンスタンス、靴は希少となったブラウンのコードバンを使ったローファーを合わせ、ボーダーソックスを間に挟んでみた。

10.品薄状態が続くダークブラウンコードバンの靴

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ラルフローレンのコードバンシリーズ「マーロウ」のローファー版。ノーザンプトンの名門クロケット&ジョーンズへの別注品だ。クロケットでもボストンというアンラインドローファーを自社販売しているがラルフのフルサドルペニーの方が格好良いのはどうしてだろう…

~オンラインで靴を買う~

11.ブルックスブラザーズネームのオールデン靴

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こちらはブルックスのアウトレットではなく米本国オンラインで購入。1でも記したがブルックスはセレクトショップ、トラッド好きでなくとも名品を探し出す楽しみがある。こちらの靴はオールデン別注。オールデンが名前を伏せる唯一のショップがブルックスなのだ。

12.フレックスレザーソール

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ダーティーバックスの雰囲気があるサマースエードシューズらしく、ベージュのアッパーにブリックソールとよく似たフレックスレザーソールを装着している。ラストはハンプトンラストらしく、ぽっちゃりとしていながらウェストから後ろはスマートなセミブローグだ。

13.ソックスとのコーディネーション

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ダーティーバックスに合わせるパンツはホワイトかインディゴ、間に挟むソックスはどちらにしてもコントラストの強いものが良さそうだ。今回購入したソックスのうちインパクトの強いものを選んでインストール…。パンツの裾をロールアップして涼しげに履きこなしてみたい。

14.オールデンとの共通点

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ライニングの刻印はオールデンと同じ表記。3Lの刻印から製造は2013年の12月ということが分かる。つまり最近購入するまで2シーズンキャリーオーバーした後にセール価格にしたという訳だ。ブルックスとしてもオールデンの靴を大切に販売しているのだろう。

春夏物も買い納め、これから先は暑くなる日本の夏をどう快適に過ごすか、買い物ではなく知恵で着こなしを考えることが必要になる。ネクタイは締めない、ジャケットも着ない、ソックスもベリーショートで見えないとなると差し色をどこかに用意することも難しくなろう。

そうなるとパンツやシャツそのもののシルエットは質感、あるいはベルトの存在も大きくなる。何より靴の影響はかなり大きいはずだ。インパクトの強いエキゾチックレザーも良いがオンタイムには不向きとなると今回買ったサマースエードが大活躍しそうな気がする。

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コメント

管理人様


ベルウィッチのパンツ、良さそうですね。

イタリア製とのことですが、インコテックス等と比べて、作りはいかがでしょうか?

やまだ様

お休みのところコメントを有難う御座います。

ベルウィッチですがいわゆるトラウザーズというよりも腰回りの内側の構造をだいぶ簡略化したカジュアルパンツメーカーの印象があります。なのでカチッとした作りのインコテックスより履き心地の良いパンツという印象です。その分ブレザーなどに合わせるとしたらインコテックスの方ががっちり感が出て良いと思います。

とまあいろいろ難しく言い回してみましたが、トラウザーズメーカーよりパンツメーカーであるという感じがしました(^_^)

ラルフ ローレン社とBrooks Brothers による欧米の紳士靴OEMのイス取り合戦は興味深いですね。Crockett、Edward Green, Rancourt, Alfred Sargent, Gaziano Girling, Alden, AllenEdmonds 等 Made in USA と Made in England は両社にとって重要なブランドなのでしょう。それらの企業戦略と研究がOEM以上にスタイリッシュな商品を生み出していくことは嬉しい限りです。

アラキ様

日曜日のコメントを有難うございます。

確かに椅子取り合戦の様相を呈しておりますね(笑)それに日本ではいまいちサンヨーの戦略が大失敗していますがポールスチュアートもランコートやG&Gに別注品を作らせていて、さながら戦国大名の戦いのようでもあります。

中でもオールデンのOEMを独占供給できるブルックスは私の目から見て一番リーズナブルに利用できるセレクトショップのような存在です。①ラルフは中国製はメインなのに高すぎますし日本からのオーダーを受け付けません②ポールスチュアートは日本のサンヨーが親会社になってからの凋落ぶりは悲しいくらいです③Jプレスはオンワードが日本からの個人輸入に200ドルと法外な郵送料を設定していてオーダーする気にもなれません。

他にも日本からの個人輸入を受け付けないLeffotやオールデンオブカーメルは?…と思ってしまいます。オールデンSFの郵送料も高いですしオールデンNYの郵送料でさえまだまだ高いですし…。今アメリカの個人輸入で最も送料がリーズナブルなのは間違いなくブルックスかなぁと思います。

ブルックスの場合はFedexとはコーポレート価格なのでしょうがそれにしてもブルックスの送料のリーズナブルさは特筆ものだと感心しています。

ということでまだまだ戦国時代は続くような気がします(笑)

タイトルの最近の買い物。に因んで、今日朝一の福岡行き高速バス島原号で天神界隈へ行ってきました!夕刻より用がありまして福岡市内での滞在時間は2時間少々でしたので博多阪急へ行かずに今泉と岩田屋のみの超ハードスケジュールでした。今回の狙いはよく管理人様がご披露なさいますカラフルなソックスの購入目的です。今泉の開店時間が11時ですので岩田屋5階のメンズコーナーでRLのカラフルソックスを4足、内訳は赤、紺、の2色が同じ幅で白が少し細めの3色の横しま。淡い黄色地に細い水色の横しま。レモンイエロー、い縦縞の白色をはさむグリーンの縦縞。あとはあまりカラフルソックスがなくて、定番のアーガール柄、もちろん春、夏用の淡いダイヤ柄でした。その後今泉に行きまして黒、赤黄色の3色のソックス、これは日本の福助メイドと一昨年、購入jしましたJPのマドラスチェック柄でバックルがスターリングシルバー、レジメン柄のリボンベルト以来の夏向けのこれまたイエローカラーにゴールデンフリースのワンポイント刺繍のリボンベルトを久々に購入して、私の最近の買い物が終了しました!

浦野様

お休みのところコメントを頂き有難う御座います。

2時間の福岡滞在で先に開いている岩田屋でソックスを4色、その後今泉でソックスを3足買い足し更にJPのリボンベルトを購入されたのですね。靴下といえど選び出すと中々時間がかかるもの…

それを2時間という空き時間に効率よく買い物をされたのですから、素晴らしいです。頭の中でシミュレーションを予めしていたかのような見事なショッピング報告を有難うございました!

東京はかなり暑くなり始めているのでベリーショートソックスの出番が増えています。カラフルソックスで遊び心を満喫するのもあとわずかかなぁ~何て思うこの頃です(泣)

BBのソックスのラインは斜めでつまりレジメン柄です。2時間で満足する買い物が出来ましたのも、管理人様のブログを拝見して予習していたからの賜物なんですよ!今日は長崎は一日中雨模様でしたが昨日は気温も高くて、履いていたパンツは以前VANショップを営んでいました友の店で購入したシャリ感のミディアムブラウンの綿パンでした。もちろんインタックで生地に合わせて裾はシングル仕様でした。

浦野様

インタックのシングル裾、いつもながら安定のボトムスで買い物を楽しまれたのでしょうか、最近プリーツ入りのコットンパンツを見かけることがほとんどないので今履いたら新鮮だろうなぁ〜なんて思いました。

BBのソックスはレジメン柄だったのですね。丸の内のブルックスで見たときは洒落たソックスが見つからなかったので残念に思っていたのですが、あるところにはあるんですね。私もレジメンソックスが欲しくなりました(^_^)

暑くなると、レイヤードやアイテムの使い方が制約されてくるので、ご意見のとおり一つ一つのアイテムの存在感がポイントになってきますね。
 
暑い時期は、多色使いやビビッドなカラーのアイテムは余計暑苦しくなりそうで敬遠してきたのですが、それだとどうしても味気ないコーディネートになりがちです。
 
しかし、こちらで紹介されているアイテムやコーディネートだと華やかさがブラスされつつ爽やかさもあるので、自分にとっては大変理想的です。
この夏は、少しだけ賑やかな色・柄に挑戦したくなりました。
 
ブルックスがセレクトショップとしての一面を持つのは、恥ずかしながら初めて知りました。
お店やメーカーの事も知っておくと、買い物が楽しくなりますね。また一つ、学ばせていただきました。

oisan様

おっしゃる通りで暑い日にはなるべく身に付けるものを少なくしたいのですが、遅く帰る時などは意外と肌寒かったりして今の季節は着るものに苦労します。

ビビットな色合いは最小限度にとどめるとなると私の場合はせいぜいネクタイ、後は靴下かチーフ位になるでしょうか、時々時計の革ベルトで楽しむくらいを考えています。oisan様も明るめのアイテムを楽しまれて色々な情報を硬化できますと幸いです。

ブルックスは自社工場とそれを上回るOEM製品で商品構成がなされていますのでよく見ていくと色々な有名メーカーに発注しているのが分かります。例えば靴ですと、オールデン、アレンエドモンズ、クロケット&ジョーンズ、かつてはチャーチズ、そして再びエドワードグリーン、ランコートにレッドウィングと外注のオンパレードです。それもそのはず靴工場は自前で持っていないのでどうしてもそうなります。

確かブルックス自身、良いと思うものを仕入れ適正価格で売ることを社訓にしていたような…トラッドバリバリのブランドと考えずセレクトショップを思うと良いものが買えるように感じているところです。

管理人様のAldenへの愛は本物ですね!:)
米国在住の時期にはThe ShoemartからAldenを何足か取り寄せました。サイズが豊富、送料無料、おまけにWhiskey ShellのPennyなども注文できましたがVan Lastはくせ者な故、返品するハメに....

そんなShoeMart もやはり国際注文を受け付けないということは、やはり米国外の代理店とAlden本社の間には固い契約事項が存在するのでしょうね。是非TPPには期待したいものです!

近年、Polo社がMade in Englandの最高級ラインをEdward GreenからG&Gに乗り換えたり、前者がホームページをリニューアルするなど正に戦国時代ですね。おまけにスウェーデンのSkoaktiebolagetやアメリカのSkyvalet Shoesと提携解消するなど、ゴタゴタしているのは心配です。

僕の無知故だと思いますがBrooksはPolo社のMarlowに真っ向から競う、Horween, Made in EnglandのダークブラウンのShort wing full brogueを売り出していたのですね... (ITEM# MH00471)

Crockettとは考えづらいのでAlfred Sargentなねかもしれませんね。

アラキ様

お休みのところコメントを有難うございます。

アイテムMH00471はソールの雰囲気からクロケット製だと思われます。マーロウとの違いはラストのつま先が少々尖っているのでlast335,341,325あたりのいずれかのラストをマーロウと分け合ってるような感じがします。

個人的にはポロ社のディレクションによるえG製の靴が一番好きでしたので時代は変わったなぁとつくづく思います。

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