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2016年5月28日 (土)

Nylon briefcase(軽い鞄)

5月最後の週末。昔なら五月晴れというと爽やかなイメージだったが、今や6月を前に夏日が続くなどとにかく暑い。こう暑いとクールビズのさっぱりした服装に慣れてしまい中々正装に戻る勇気が湧いてこないが、たまにはネクタイを締め、色気のある装いをしたいもの。

そこで気になるのが鞄…日頃使っている革鞄は重くて色目が少々暑苦しい。真逆の鞄はないものかと思っていたところ、週末に立ち寄った店で理想の鞄を発見、思わずわず買ってしまった。そこで今回は、夏に相応しい軽量鞄を中心に着こなしを考えてみようと思う。

1.懐かしのバッグメーカー

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昔、ミラノのブティックで買って以来久々のフェリージ。残念ながら初代のバッグはナイロン部分が変色してしまい退役となったが、再びナイロンバッグに手を出すことになった。前作より革の部分が多いのに驚くほど軽い。何よりその軽さに一目惚れしてしての購入だ。

2.ナイロン&レザーブリーフケース

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革はフィレンツェで鞣されたベジタブルタンニンのナチュラルバケッタレザー。この風合いが堪らないが、全てこの革で作ると重くなる。そこに軽くて発色に綺麗なナイロンを組み合わせたのがフェリージの先見性。ナイロン部分の発色の良さは特筆ものだ。

3.鞄のディテール

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サイドから底にかけては鞄のシェイプを保つために革が使われているが、サイドからトップにかけては軽量なナイロンを使用している。トップ部分のジッパーエンドや鞄脇についた革製の持ち出しはステッチが入り、革製品のもつ温もりを上手く表現している。

4.鞄の容量

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中は1室で両脇にタブレットが入る大きさのポケットが2つ付いている。ジッパーを締めた後でも両脇にスリットがあるので通勤時の定期や新聞や雑誌、携帯電話を一時入れておくなどかなり機能的な作りなのが特徴だ。スリットのある鞄を探していたので満足度は高い。

5.フェリージを下げて出張へ

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敢えてネクタイを締めたジャケットスタイルで管外視察や調査に出かける。そんな時はリネンジャケットにデニムスラックス、靴はお気に入りのコンビローファーで。締めにストローハットを被ってフェリージの鞄を持てば、十分色気のある着こなしの完成だ。

6.ハンドルの長さと使い心地

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ナチュラルバケッタレザーの持ち手は太さも長さも絶妙だ。革端は丁寧に処理され、いかにも革製品に長けたイタリアのブランドらしい。創業は1973年と比較的新しいが、ナイロンとレザーといった異素材の組み合わせで独自の世界を築いたブランドといえよう。

7.コンビバッグ&コンビシューズ

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バッグがレザーとナイロンのコンビということで靴もコンビを用意。バケッタレザーと色目の近いロンドンタンとホワイトバックのスペクテイターはクレバリーの誂え。洒落た靴をリネントラウザーズではなカジュアルなデニムスラックスと合わせドレスダウン感覚で履く。

8.ソックスの色目

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ミントグリーンに近い鮮やかな色目のバッグに合わせソックスをグリーンにするかジャケットに近いベージュにするか…迷うところだったがバッグ自体を差し色にするためにソックスは控えめなベージュにした。意外や意外、白のヴァンプにベージュのソックスも悪くない。

9.腰回り

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鞄に合わせてベルトもナチュラルレザーのバックルベルトを用意。ラルフのものだ。パンツは初期のPT01。デニムながらスラックス仕立てとひねった作りが如何にもイタリアンデザイン、トラウザーズ同様センタークリースをはっきりと付けて履くのが様になるパンツだ。

10.Vゾーン

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ジャケットはラルフローレン、シャツはブルックスのオウンメイクでネクタイに再びラルフを、ハットとチーフはポールスチュアートで仕上げ全てニューヨークトラッドでトップスを構成。タイとチーフの鮮やかなグリーンは勿論バッグに合わせてチョイスしている。

今回のバッグは、型落ちで店頭展示品だったのだろう、内部や持ち手は新品ながらナイロンシェルの部分に擦った跡が僅かに入っている。いわば新古品ということになろうか。フェリージブティックで買うよりもずっとお得だった。

ネットで調べたところ高温や湿気のある部屋での保管や直射日光は避けること…などナイロンのケアは革製品ほどではないが注意すべきことはあるようだ。今度は手抜きすることなく丁寧に扱って鮮やかなグリーンの色をできるだけ長く楽しみたい。

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コメント

この鞄もヤフオク行きですか?

浪漫様

週明けの月曜日にコメントをいただき有難う御座います。

新古品ですが、軽くて使いやすい鞄を探していたので、毎日使おうと思っています。

何よりこの目で見て確かめて買ったものは間違いが少ないですし、鞄は体にフィットさせる必要がないので気楽です。

その点通販で靴を買うのはフィットの問題が付きまといます。選んだサイズやウィズがしっくりこなかったり木型が予想と違ったり、トライ&エラーの繰り返しです。

管理人様の若草色がよーくわかるコーディネートですね。チーフの色とバッグの色が素敵ですよ!

浦野様

コメントをいただき有難う御座います。

チーフの色を何にするか迷いましたが、鞄の側に合わせてみました。みて欲しいところを逃さない浦野様はさすがミスタートラッドです。気が付いていただき、チャレンジした甲斐もあるというもの、嬉しいです。

なんの、なんの。書き込み始めて数年経っておりますよ!おしゃれで且つ、とんちの載った返信下さる管理人様。毎回新しいスレッドほんとうにご苦労様です。私もこのバッグによく似ました物を所有しております。銘柄は全株式を日本の会社に取得されたあの銘柄。私のはグリーンでも管理人様お好みの若草色ではなくてモスグリーンです。尚このメイカーのポロシャツの胸のビッグポイントはブルドッグですよ。

私の場合は、バッグが“ツール”であるため、選ぶ場合はどうしても機能中心になります。
なので、ビジネスに使うのであれば黒のレザー(牛革)のもの………といったセオリーや王道といったものがあるのでしょうが、軽くて水に強いナイロン素材のものは重宝します。
 
今回紹介されたバッグは革とナイロンのいいとこ取りで、しかも色使いも綺麗で理想的。
ビジネス用は勇気がいりますが、カジュアル用で色使いの面白いものを物色するなどして、ちょっと冒険したいです。
 
また、最近は吉田カパン店のPORTERシリーズに目が行きがちなのですが、海外メーカーの製品も研究してみたくなりました。

浦野様

浦野様愛用のグリーンバッグはズバリJ.プ○スですね。

モスグリーンは正にアメリカントラッドの色使い、今回のようなイタリアンなフェリージと違ってトラッドブランドの色出しはアースカラーが中心ですので浦野様にお似合いの色目かなと思います。

その代わりにアメトラブランドはポロシャツなどかくも派手な赤を…と思うような色目のポロシャツを出してきます。それをまた上手く着こなすのが浦野様ではないかと推察しております。

地味だけではつまらない派手だけでは落ち着きがないし、色合わせは永遠のパズルなんですね、きっと。

oisan様

週末のひと時、コメントを有難うございます。

ナイロンバッグ、しかもひっかき傷に強く破れない黒のバッグはビジネスマンの必携といわれます。恐らくoisan様もそういったバッグをお使いなのではと想像いたしました。

イタリアのブランドはそこに色を持ってきてもう少し軽く、その代わり耐久性には目をつぶろう、ということになったのが今回ご紹介したフェリージだと思います。

慣れるまで少し時間がかかるかと思いましたが、こういうものは気にせず使うと馴染んでくるものと考え平気な顔をして手に下げ街を歩いています。

また新しいスレッドされたんですね!律義な管理人様からの返信がないので体調を崩されたんではなかろうかと心配しておりました!正直ホットしましたよ!派手なポロシャツと聞きましたら欲しくなりました!私のポロシャツは今泉の朱色がありましたが洗濯のさいに色落ちはしないのですが他の洗濯物に色が付いてしまいまして痛んではなかったのですが他人にあげました。もらったお方はこんな良い物を頂いて良いんですかと言われてました。また色落ちしましたがユニクロで買った白いボクサーパンツ、白のパンツはめったにありませんが、そのパンツがうっすらとピンクにそまりそれはそれで良い色合いになった事がありました。自分の色は落ちずに他の物を色付けするさすがにBBですね。!

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