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2016年5月21日 (土)

Huntsman dittos(ツィードスーツの完成)

スーツの事を古い言葉でDittos(ディトーズ)と呼ぶそうだが、Dittoを調べてみたところ「同じこと」「同上」とある。そう言えばスーツはジャケットと組下のトラウザーズや間に挟むウェイストコートが全て同じ素材、だからDittosと呼ぶようになったのかもしれない。

ハンツマンのツィードスーツが完成したのでトランクショウに顔を出してみた。実は3ピーススーツに加えて共布でネクタイとキャップを注文していたので同じ柄物が5つで1セットということになる。そこで今回は出来たての5-piece dittosを紹介してみようと思う。

1.シングルピークトラペル

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完成したスーツはハウススタイルのシングル1ボタン。襟は注文どおり直線的に肩まで上るピークドラペルで仕上げている。袖と身頃の柄合わせは「自然な立ち位置」で腕を下ろした時に合うよう工夫しているとのこと。ハンツマンは柄合わせが特に上手だと思う。

2.5ピース

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トラウザーズはロンドンのアトリエにあるので今回はディスプレイ用にウェイストコートとジャケット、それにビスポークのネクタイとキャップを撮影してみた。ハンツマンらしいロープドショルダーとドレープの効いた腰回りや英国調のフロントカットが印象的だ。

3.ラペルドウェイストコート

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ウェイストコートは勿論ラペル付き。英国調の後付けラペルだが決してそうは見えないところがミソ。ライニングはウィンドウペーンの中のサックスブルーの色を拾って明るいブルーの裏地を選択。この辺は長年付き合いのあるカッターだと阿吽の呼吸で決まる。

4.ターンナップカフ

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ターンナップカフは初の注文、マジックテープで着脱できるタイプを…とも考えたがそれは銀座サルトに相談する方が良さそうだ。折り返しのカフは深くそれだけたっぷりと生地を使っている証拠。柄合わせも含め、流石はビスポークと感心せざるを得ない。

5.カフの出来映え

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本切羽は4つとも全て穴を開けた仕様。手縫いのボタンホールはイタリアのサルト顔負け、とても丁寧に作られている。ハンツマンはアウトワーカーを使わず全てワークショップ内で仕上げるらしい。サビルロウで一番仕立て代が高いというのも納得できる仕上がりだ。

6.柄合わせ

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ウェスト部分の柄合わせ。後ろから見ると背中心はもとより、細腹部分の柄合わせも完ぺきで驚いていしまう。恐らくどのテイラーでも柄合わせは当たり前の事なのだろうが、拘りの度合いはあると思う。ハンツマンはその度合いが他よりも凄い気がしてならない。

7.ビスポークキャップ

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共布で作ったビスポークキャップ。憧れのツイード生地、しかもスーツと同じ生地で帽子を作れるのだからビスポーク文化の何と奥の深い事か…頭の周りをまず計測し、ハットメーカーに外注、完成品にハンツマンのタグを付けて今回デリバリーされた。

8.キャップの内側

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既製品との大きな違いはビスポークならではのフィット感。当たり前だが頭にピタリとへばりつくような被り心地は芯地を極力排した柔らかな裏地の賜物。市販のハンチングとは明らかに異なる極上の被り心地に改めてビスポークキャップの凄さを実感した。

9.ツイードネクタイ

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ハンツマンのタグを付けたネクタイ。こちらはハンツマンのワークショップでの製造だったと思う。社内製ということになろうか。リクエストしたセブンフォールドは適わなかったが、厚すぎる生地に加え、折り目を付けるのが難しいといった理由もあったのではないだろうか。

~共布でブーツを誂える~

共布をキャップとネクタイに流用しただけでなくブーツのコンビ素材として使うことを今回ハンツマンに提案、快諾を得たのでクレバリーに要請、マッチングするレザーサンプルを写真で送るよう依頼した結果送ってきた写真をここで紹介しようと思う。

10.コードヴァンとツイード生地とのコンビ

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クレバリーにはコードバンとツイードスーツの共布コンビで作るよう依頼。合う革見本を写真で送って貰ったのが上の写真だ。上から①グレインコードバン(カラー8)、②ネイビーコードバン、③ダークコニャックコードバンの3パターン。皺を楽しみたいので③に決めた。

ブーツの仕様は3列のノルウェジアンコンストラクションにハーフミドルソール、ベローズタンのカントリーブーツ仕様。30足目ということもありマイルストーンのようなビスポーク遍歴の道標となることを期待している。仮縫いは秋、デリバリーは来年春ということになる。

クレバリーのブーツを含めると6ピースということで、完成後は暫くロンドンのハンツマン本店のウィンドウにディスプレイされることになるだろう。ハンツマンやクレバリーのアンバサダー的存在として企画した今回のdittos、時間があればぜひロンドンで見て欲しい。

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誂え服(Bespoke clothes)」カテゴリの記事

コメント

素晴らしさに言葉が出ません!カフスの釦の色合いが素敵。一見、木材で出来てるような気がします。そして敢えて釦の穴が2コと言うのも!ネイビーコードバンやダークコニャックコードバンの色合いにうっとりですよ。

浦野様

お休みのところコメントを有難うございます。

釦はシカの角、所謂ホーンボタンかと思います。穴が2つなのはサビルロウでも結構多いようでハンツマンだけでなくヘンリープールも同じです。英国ものに多いのかもしれません。

コードバンの革は流石にビスポークメーカーだけあっていいものを揃えているようです。ダークコニャックコードバンなんて今やおひざ元のホーウィンレザーでも持っていないかもしれません。

素材の組み合わせ見本写真を見ていると、今のうちにコードバン素材の靴を作っておくのが吉かな…と思ってしまいます。

管理人様


今回の6ピース、圧巻の一言です。
しかも、一つ一つが素晴らしく、とりわけジャケットは、カフまで柄合わせが完璧ですごいですね。(ジャケットのターンナップカフは、初めて見ました)

ハンツマンとしても力作ということで、管理人様の手に渡る前に、ハンツマンにてディスプレイされるということでしょうか?

こう、素晴らしい逸品を拝見させて頂いておりますと改めまして大英帝国の奥深さを感じてなりません。そのひとつが、GenuineShellCordovanよりも素敵な革をストックしているピスボーグメイカーなどに、その大英帝国の日本大使館に入場されました管理人様のブログに遭遇させて頂き、書き込む私は幸せ者。南千住の靴記念館に入ったと自負する私は未だに浅学非才の若輩者、これからも身勝手な書き込み宜しくお願いします!

やまだ様

お休みのところコメントを頂き有難う御座います。

今回のスーツは今までのテイラーの中でも傑出した作りというのが正直な感想です。仰るように柄合わせに拘るのがハンツマンだなと思いました。その拘りは細部まで手抜きがなく、見事としか言いようがありません。

そもそもハンツマンからアジアトランクショウの開催にあたってプロモーションを含めた積極的なオファーが来たのが昨年。当初はスーツを作ってブログやインスタグラムで紹介するつもりでしたが、途中から共布でハンチングとネクタイを作り、更にクレバリーにコンビブーツを作らせることにしました。

そして「ハンツマンとクレバリーのコラボレーションを双方の顧客が実現させる」という企画をハンツマンのショップウィンドウにディスプレイすることで宣伝として使ったらどうだろうか?…という提案にハンツマンが賛成してくれたことで計画が現在進行している状況にあります。

今回ハンツマンとクレバリーの親善大使役としてビスポークの奥深さや面白さを広められるのであれば20年に渡る英国ビスポーク界との付き合いに華を添えられると考え、計画したものですが上手く反響が広がってくれればと思います。

一方自分としては、スーツを早く着たくて仕方がないという心境は年齢的に過ぎ去っているので(笑)、出来上がったスーツのデリバリーに関しては来年の秋冬からでも構わないと思っています。

もしお時間がございましたらロンドンのハンツマンショップをご覧いただければ幸いです。

浦野様

嬉しいコメントを有難うございます。
私としては南千住の靴記念館にぜひ入館したいくらいです。

もともと、今回の企画は20年に渡る英国ビスポーク界との繋がりに対して個人的に感謝の意を伝えられればという理由でスタートしたものです。ハンツマンもクレバリーも真剣勝負で臨んでくれるのが嬉しいです。

このような素敵な服飾品を観覧するとやはり安易適当に手あたり次第アイテムを買いあさるのではなく、欲しいものをじっくり考慮した上での辛抱強い賢い買い物がいかに重要か感じます。後悔のないよう無駄な投資は避けたいものですから管理人様の本日の投稿からは非常に良く勉強させてもらいました(フォスターのブーツからもそう感じさせてもらいました)!

Hey esto es un gran poste. Puedo utilizar una porcin en ella en mi sitio? Por supuesto ligara a su sitio as que la gente podra leer el artculo completo si ella quiso a. Agradece cualquier manera. akgkggggecag

管理人様


ご自身が企画及び注文された誂え品が、サビルロウの名店のウィンドウを飾るとは、素晴らしい思い出になるかと存じます。
ロンドンに立ち寄る機会があれば、是非観に行きたいと思います。

しかし、この6ピース、総額で高級時計が買える程のお値打ちかと推察致します(^^)

できましたね。先日2日ほど来てましたね。私もハンツマンのツイードのスリーピースは共生地でハンチング、ボウタイ、ニッカボッカです。靴はコンビの部分にと考えたのですがやりすぎ館があり、知り合いにもカブいていると言われやめました。笑 しかしこのポーターの生地でトータルコーディネートすると目立ちますね。

アラキ様

お休みのところコメントを有難うございます。

スーツはそろそろ「あがり」に来ているので、わがままを言わせてもらいました。じっくり待つというのは中々難しく、日常で「ああこれ着たいな!」と思う誘惑は未だに時々ありますが、ようやく消耗品以外は少し考えるようになりました。

参考になるかは分かりませんが、体に合っているということは勿論、本当に欲しいものを作って貰うことが実はビスポークの大きな楽しみの一つでもあるな~ということを伝えたくてアップしました。お役にたてれば幸いです。

続編を楽しみにしていてくださると幸いです。

Johnd973

Gracias por comentar . Dado que la foto que contiene el nombre , por favor, reimpreso como es.

やまだ様

今回の企画はハンツマンからの様々なオファーに対する返礼の意味を込めて持ちかけた話ですので、「礼には礼をもってつくす」ということを心がけました。

おっしゃる通り高級(雲上ではありませんが…)時計と同じような気がしなくもありません(汗)レベルソPGも捨てがたいです(爆)

dragon様

お休みのところコメントを有難うございます。

恥ずかしながらニッカボッカは履くだけの度量がありませんので、ブーツにしました。

カッターのロバートは以前ロンドンのバーバリーで上から下まで全てバーバリーチェックのコーディネートがショップウィンドウに飾られていたことを話していました。中々の反響だったのでしょう、果たしてハンツマンはどのように組み合わせるのか…勉強させてもらおうかと思っています。

全てのアイテムを一遍に合わせることは恐らくないだろうと思います。現実的にはジャケットとウェイストコート、トラウザーズとキャップ、ブーツとネクタイといった感じになりそうです。

管理人様、
お久しぶりです。今東京におりまして、6月5日に離日します。(6月13日から2泊だけ戻ってきますが(笑))

ハンツマン、実は最近提携し始めまして、色々と企画を考えている真っ只中です!ですのでブーツはウチの方で・・・・なんていうのは冗談ですが(爆 (提携は冗談では無く本当です)

これにステンカラーでラグランスリーブのコートなんて合わせたらまた面白いですね。僕も今気に入ったツイードの生地をジャケットとコートが取れる5.4mをホーランド&シェリーに注文してしまいました。というのは、元々ポールスチュワートのマディソン街のウィンドーでその生地のコートを見てしまったからなのです。

住職様

ご無沙汰しています。東京にいらしているのですね、仕事での来日でしょうか、お忍びプライベートならのんびり東京見物も悪くないかもしれません。オリンピックに向けて都心もどんどん変わってきています。

さて、ハンツマンとの提携ということでG&Gのブーツとハンツマンツィードコラボも良さそうですね〜。本当はハンチングキャップはLock&Coとのダブルネームで、ネクタイはドレイクスとのコラボで作って貰いたかったのですが…。ねらいはロンドンビスポーク界の協業、それをカスタマーからの要望から実現させることを目論んでいました(笑

何はともあれ、本当にしっかり作られたツィードスーツならば1着でほぼ一生もつようなものなので、投資価値はスーパー230'sのスーツより断然良いです。スーツを着る機会は年々減っているかわりにジャケパンスタイルが増えました。ツィードスーツもセパレートにして愛用していこうかと思っています。

blogアップご苦労様です。
さすが、誂えならではの合わせ技、迫力の生地ですね!以前にアップされた時計の記事も楽しく拝見させて頂きました。時計も楽しいですよね!特に、現行時計は信じられない価格の上昇のため、おいそれとは手が出ません。私は漠然と、時計購入を計画しています。現行ブライトリングを1本、アンティークの3針かミリタリーウォッチ(クロノグラフではない)を1本。まずは、来年辺りにナビタイマー01が手元にあるのを願うばかりです。今後もblogアップ頑張って下さい。楽しく拝見させて頂きます。

まこと様

柄物のオーダーの面白さはどのように柄合わせをするかですが、今回のハンツマンは流石に素晴らしく、見ているだけで飽きない出来栄えでした。

また時計の生地へのお褒めの言葉を有難うございました。現行のブライトリング、中々なの人気ですので、どのモデルを選ばれるのかな…と想像しました。アンティークウォッチはいつも好きで時々店を覗いては目の保養を行っています。

また近いうちに時計やツイードスーツの記事を載せられればと思いますのでその時はまた眼を通して下さいますと幸いです。

所謂3ピースに加え、帽子とネクタイまで共地とは、流石トラッドの達人たる管理人様ですね。
ツイードなので、実際のご着用は秋口からでしょうか。濃い茶色のシャツなどをインナーに、帽子、ネクタイまでふくめてフル着用されると、粋の極みになりそうですね。
 
 
上着はシングルながらピークドラペルでしょうか。
その昔に、「ピークドラペルはダブルブレストに合わせるのがセオリー」と叩きこまれたので、意外に感じつつ、実は一度やってみたかったです(笑)。
 
もっとも、管理人様のように基本を極めた方が“変化球”的に外すから粋なので、私ら凡人が同じ事をすると「基本がわかってない」などと言われそうですが(笑)。

oisan様

コメントを有難うございます。
流石に今回の6ピースをフル装着するとなるとかなり目立つので、現実的にはパーツ毎の組み合わせにして楽しむのが本筋かも知れません。

ピークドラペルのシングルはクラシックなスーツのスタイルのようで最近は名だたるサビルロウのテイラーも皆ハウススタイルに取り入れているようです。ですので外してというわけでもなく、寧ろ直球のスタイルかもしれません。

今回のハンツマンも思い返せばサンプルの段階からシングルでピークドラペルのスーツをディスプレイしていました。私がシングルピークドラペルをテイラーにオーダーしたのが2002年の9月、その頃は誰ひとり見向きもしなかったのに今やすっかり定着したようで、トラッドな紳士の装いにもクラシックの範囲を超えない中で流行り廃りがあるようです。

管理人様、
母も79でわりと高齢なので、なるべく来れる時に来て、なるべく長く東京に居れるようにしているんです。去年の12月ぐらいからめっきりしんどくなったというので。平均年齢から計算すると母と居れる時間も限られていますので・・・・・

なるべくお店とかは見るようにしているのですが、セレクトショップ勢はおいている物がだいぶつまらなくなってしまいましたね。何処に行っても激しくカジュアルな物で、品が無く、つくりや生地も本当に酷い物ばかりで・・・・・中国製オリジナル商品には何となくですが抵抗を感じる物もありますし。 伊勢丹なんかはピンキリで良いのですが。 ですからラルフやBBが正統的な品が有るので手がでてしまいますよね(笑


ご無沙汰しております。
ハンツマンの型から胸回りの男らしさが大好きなので、いくらでも眺めていられそうです。5ピースとは思いもしなかったです。かなり勇気がいりそうですが、フル装備は正直有りだと思います。都会なら無理ですが、カントリーサイドであれば。上にベージュのコットンギャバジンのバルマカーンコートを合わせても良さそうですね。シャツはツイードの生地感に合わせたブラッシュドコットン、ウインドウペーンから青を拾ってサックスブルーなど良いかもしれないですね。
一生に一度はツイードのビスポークをしておきたいですね。

住職様

お母様孝行をされている様子を伺い胸が熱くなりました。

私も年老いた母がいますが近くにいることをいいことにマメな連絡を怠っておりました。要反省です。

日本のセレクトショップについてのご意見、もっともだと思います。昔のセレクトショップは購買層が今よりずっと大きく、若者を狙った商品を果敢に開拓して売っていましたが、今はマーケットが若者の数の減少や生活感の変化に直面しているせいか元気がありません。

その点一貫してテイストを保っているブルックスやラルフローレンは商品自体にストーリーやテイストがあるのでセレクトショップよりも商品構成がしっかりしている気がします。

れの様

ご無沙汰しています。またコメントを頂き有難う御座います。

一生に一度ツィードのビスポークをしておきたいとのご意見、同感です。私もそう思って今回頼みましたがもうこれ1着で正直なところいいと思っています。何着も持っている必要はなく、寧ろこの1着を着こんで行かなくてはなりません。

また5ピース全部身に付けるのも有りとのお話、確かに大丈夫そうですが(笑)、場所は日本よりは英国のカントリーサイド…秋も深まった頃に着て訪問したらいいだろうなぁ~何て夢想しています。

Normally I do not read post on blogs, but I wish to say that this writeup very compelled me to try and do it! Your writing style has been surprised me. Thanks, quite great article. gecfkaeagcke

Johne482

Thank you for visiting and leaving your comment on this thread.

I get courage from your comment so I'd like to tell you how I feel glad to have been running my brog for a long time. I'm sorry this blog is written in Japanese only but I want to tell the world about my experiences or thoughts someday in the future.

I say thank you again and I hope you'll visit as you like.

管理人様

こちらでは大変ご無沙汰しております。

5ピース+靴、ただただ圧倒されました。ツイード好きとしてはこれが最終目標となりそうです!もしわたしが未来こんなオーダーをする機会があったら、ブックカバーも、、、なんて妄想していたら楽しくなってきてしまいました。
ターンナプカフのディテールは目新しいようで、柄合わせのおかげか自然でとてもいいものですね。ターンナップカフのスーツが欲しくなり、次の目標が出来ましたhappy02

TweedBooks様

ご無沙汰しております。

なるほどブックカバーですかそれは楽しそうですね。流石は古書店の店主です。

というより、5ピース頼んで後は1メートルくらい余分に生地を貰ってブックカバーや手袋、時計バンドや携帯カバーを作るなど、あらゆるものに応用できそうですね。自分で時計ベルトや手袋など作れたらいいなと今真剣に思いました。

私も今回のツィードスーツがビスポーク服のゴールかなと思っています。もう作りたいものはあまりないのでこれから先はライフスタイル全般、特にやり残したことに力点を移して行こうと思います。

それをこのブログとどう結びつけるか…あれこれ考えていますが結局は強引に結びつけそうな気がしています。またお時間がございます時にお立ち寄り頂ければ幸いです。

以前クレバリーのサイズ修正に関するアドバイスを頂きましたニューヨーク在住の貝島と申します。その節は大変ありがとうございました。

今回のスーツの出来栄えの素晴らしさに加え、ご注文された管理人様のご経験・ご見識・美意識が見事に反映され、この水準に至るまでにはおそらく相応のご苦労(或いは失敗など)もおありだったと想像致します。

実は、分不相応とは知りながら、この秋に来米するアンダーソン・シェパードのオーダー会に予約を入れましたが、全く初めての経験で自分の思い通りの完成品を受取ることが出来るであろうかと考えると却って気が重くなって参ります。

ハウススタイルが自分の希望するスタイルやディテールと異なる点も少なくないと思われ、どの程度自分の要望を反映してもらうべきなのか、全く分からない有り様です。自身の要望をあまり多く伝え過ぎた結果、そのテーラーらしさが全く感じられない一着に仕上がることも本意ではなく、どうしたものかと悩ましい限りです。

恥ずかしながら、気に入った一着に辿り着くまでに何度か授業料を払うという余裕はありません。

管理人様の場合、テーラーから勧められる点の取捨選択とご自身のご要望のバランスをどのように取っていらっしゃるのか、お差し支えない範囲でご教示頂けますと幸いです。

雑駁且つ厚かましい内容のご相談で恐縮ですが、よろしくお願い申し上げます。

貝島夏樹様

再訪を有難うございます。

アンダーソン&シェパードでのビスポーク、おめでとうございます。独特の魅力があると言われるA&Sですのできっとお気に入りの1着が出来上がることと思います。

ハンツマンではハウススタイルである1つボタンはそのまま、ラペルのデザインだけは指定しました。実はラペルのカッティングは自分がもっともこだわる部分でして…

それ以外はパンツのハイバック、ヒップポケットなしブレイシーズ仕様もカッターのお勧めに従い、パンツのプリーツはなしという自分のわがままを入れました。結論としてはここは自分の我を通したい部分と ハウススタイルを尊重する部分と、カッターと相談して決める部分を予め考えておくと良いかなと思います。

A&Sの場合は作りの柔らかさがハウススタイルなのかなぁ〜と思いますのソフトコンストラクションを生かしつつ自由なスタイルをオーダーしても良いのではないでしょうか。きっとカッターがうまくやってくれるのではないでしょうか。

あまりお役に立てないアドバイスで申し訳ありませんが、素敵なスーツが出来上がるよう願っています。

柄合わせの精度が恐ろしいですね! 確かロバートベイリー氏が英語のインタビューでハンツマンではカッティングの時点から柄合わせに神経を尖らせている、と申していましたが有言実行していますね。

願わくはネイビーかグレーをベースとしたシャープなウィンドウペーンのジャケットを試してみたいものです。

アラキ様

正に私も思い描いていたのがネイビーベースのウィンドペインが入ったツィードかカシミア混のウールあたりでした。

柄合わせの見事さはハンツマンの売り、ぜひオーダーされてみて下さい。既製服の柄合わせが物足りなくなること請け合いです。

つい先程キートンのウィンドウペーンのジャケットをinstagramで拝見しましたが、肩、袖、そして胸の柄が全くと言っていい程バラバラでした 😱 もう少し配慮してくれてもいいんじゃない?と心の中で叫んでいました^_^

柔らかいイタリア仕立ては数多くある優秀なファクトリーブランドでとりあえず近い将来は満足出来そうですがかっちりとした英国スタイル、是非年末に挑戦してみるつもりです。フォスターの二足目とちょっと割高な既製のダブルフェイスのチェスターはとりあえず一旦ホールドします^_^

アラキ様

靴は一足目を履いて馴染んでからでも良いかと思います。私も2足目は少し間を置いてからのオーダーでした。

ハンツマンの件了解しました。ロバートには11月の来日時に新規のお客様を1人紹介したい旨予め連絡しておきます。詳細が分かりましたら参加可能かご検討下さい。

上のジャケットのように大柄のペインやタータン、グレンチェックがサンプルを見ただけでも物凄く格好良いなと思いました。

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