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2016年3月12日 (土)

Selvedge jeans(耳付きジーンズ)

春の陽気に戻ったかと思うと一転、寒い日が続いている。せっかく衣替えを進めていたのに、急に冷えこむ「寒の戻り」が続いているようだ。「冬物をしまうのは早すぎたか…」などとつい後悔が頭をよぎってしまう。

それでも買ったままのジーンズをリフォームに出したり、新たに買い足したりしながら春物の準備を進めてきた。そこで今回は新着のジーンズを「寒の戻り」から「花冷え」までの間のコーディネイトに生かしてみようと思う。

1.セルビッジデニム

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赤耳付きのデニムは流行り?のストレッチ。カイハラ製生地使用のご存じユニクロジーンズだ。チェーンステッチの裾も足が短く直しに出すとただのミシンステッチとなる。それでもコストパフォーマンスは抜群、履き心地も悪くない。

2.デニムのシルエット

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スリムフィットでリジット、ただし伸縮性があるので綺麗にシルエットが出るだけでなく履き心地も悪くない。足元をフォスターのビスポークブーツにするとかなり洒落た雰囲気になる。「お洒落は足元から」という訳だ。

3.ラスト色のジャケット

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ラルフローレンには珍しいラスト(赤錆)色のジャケット。背抜きなので「寒の戻り」や「花冷え」時期には重宝する。3パッチポケットでVゾーンが狭い3つ釦のジャケットは2つ釦が主流の今新鮮に映る。シャツもデニムのものを合わせてみた。

4.腰回りとツイードタイ

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ベルトはブライドルレザー使いの英国製、ハケットのものだ。剣先の見えるツィードネクタイはポールスチュアート製、上着の緑格子の色を拾っている。ヘリンボーン柄にブルー/レッドの格子入な地厚のタイはノットを小さくするのに苦労した。

5.スリムフィットジーンズの実力

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今シーズンのユニクロ・セルビッチジーンズは昔の日本製デニムを使用したプレミアムシリーズとは別物のように軽くシルエットはかなり細身だ。手に持った鞄はロイドのブライドルミュージックケース。勿論英国製で留め棒は真鍮製のようだ。

6.プレミアムジーンズに替えてみる

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こちらは綿100%のプレミアムデニムを使用した日本縫製のユニクロ・セルビッジジーンズ。ジャケットとシャツ、チーフはそのままジーンズとネクタイ、ベルトにブーツ、鞄もついでに替えてみた。

7.ジャケット回り

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ラルフローレンのBDデニムシャツにブルックス製ネップ入りのタイとチーフを合わせてみたところ。タイの色はジャケット上のベージュ色の格子と合わせて選んだもの。チーフを替えてみるのも良さそうだ。

8.鞄を替えてみる

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使い込んで貫禄の付いたブライドル鞄は手袋で有名なDENTSのもの。ブーツはシーシェイド色のトリッカーズストウ。毎日デニムで通勤できたらどんなに良いだろうか。歳を取ってくるとだんだんスーツが億劫になる。

9.USメイドの耳付きジーンズに替えてみる

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更に今度は明るいブラウンの赤耳付きデニムに替えてみた。ジーンズはRRL、ブーツはマルモラーダ、バッグとネクタイも交換している。90日は洗濯せずに履き続けるべし…とのことなので未だ洗濯をしていない。

10.バッグを替える

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日本が誇るバッグメイカー万双。こちらのトートはその万双が得意とするブライドルレザーを使って作られたもの。現在は生産中止のモデルということで希少価値は高そうだ。友人から譲り受けた。

11.赤耳付きの足元

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本国オンラインで取り寄せたアメリカ製RRLデニム。こちらも足が短いのでリフォームに出したが、その際チェーンステッチ仕上げを依頼。最近は市中のリフォーム店でもチェーンステッチを受け付けてくれるのが嬉しい。

12.セルビッジデニム

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今回要したセルビッジデニム。左からこの春物のスリムフィットセルブッジデニム(ユニクロ)、中央はこちらもユニクロ製プレミアムデニム、一番右はRRLといずれも赤耳付きのスペシャルバージョンということになろうか。

今回はセルビッジジーンズにスポットを当てながら春先の肌寒い日の着こなしを考えてみた。ジーンズは全てセルビッジ付きデニムを合わせているので裾を折り返してチラ見せするのを基本にしている。

それにしても今年はいつになく暖冬のようで、このままだと5月頃には蒸し暑い季節になり上着を着ない夏がやってくる。そう思うと今現在の「寒の戻り」も「花冷え」も貴重なことのように思えなくもない。

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コメント

今回、jeansのお話ですが、春が近づいたこの時期昨年もブーツが出てきて松田聖子の赤いスイトピーの一節、翼の生えてブーツと書き込んだ事を思い出しました。岩田屋詣のコロンブスのお話は後ほどいたそうかなと思っております。九州は雨模様そろそろ島原号も到着予定です。ダイナイトソールにして正解でした。

浦野様

やはりスェードのWTダイナイトソールにされたのですね。

岩田屋詣の楽しいお話は是非聞きたいところですのでお待ちしております。

管理人様
先ほどiPhoneから投稿しましたがエラーが出てしまったので、PCから再投稿致します。
三寒四温の言葉通りの寒さ、本日は自分もコートこそ着ませんでしたがツィードジャケットを羽織ってでかけました。
そして最近、ジャケットとジーンズのジャケパンスタイル用に生デニムに近い色の濃いジーンズを探しておりましたが、今回の記事でユニクロのセルヴィッチが急浮上です!
近々、試着に行こうと思います!

おはようございます。雨で迎えた朝。
貴ブログを参考に今朝は、BBウールタイ(小紋)を締め出勤と相成りました。おっしゃるように地厚のタイはノットを造るのが難しい、小生もともとプレーンノットで締めるのですが、うまく型が決まらないケースが多く、TVなどでは、ウールでなくも、おむすびのようにでっかくなる方も見受けます。誰か指摘が必要ですね。

ジーンズ、いいですね、ユニクロデビューしてみましょうか?

1970年代の初めだったでしょうか、「ジーパン論争」というものが新聞紙上を騒がせた事があります(管理人様の年齢は存じ上げませんが、おわかりになりますか)。

女子大生がジーパン(ジーンズは昔こう呼んでましたね(笑))を履いて講義を受けたところ、外国人講師がジーンズはカジュアルのアイテムであり勉学に相応しくない(或いは、女性の服装として相応しくない)として厳しく叱責した(或いは教室からの退場を命じた)という出来事があり、「女子大生がもっとTPOをわきまえた服装にすべきだった」「いや、講師の叱責は行き過ぎだ」等々様々な意見が飛び交いました。

なので、自分にとってジーンズは使えるシチュエーションが限定されて使いにくいアイテムだ………という印象が拭えませんでした。
 
しかし、今回のコーディネートを見て、かなり印象が変わりました。
流石にビジネスやあらたまった場での着用は許されないでしょうが、ドレッシーなデザインのものを選べば、コーディネート次第でシックな着こなしになり、色々な場でジーンズが活躍できると思います。
 
そのような着こなしをするポイントは、タイとレザーシューズになるでしょうか。
落ち着いたデザインのジーンズなら、それだけでもシックな雰囲気は出るかもしれませんが、より大人っぽさを出すとしたら、タイドアップ(いわゆるカジュアルタイドアップ)し、足元も重厚さのあるレザーシューズで固めるといいみたいですね。

 
また、今は、素材からデザインから色々なものがあります。時代の流れで、ジーンズに対する垣根が少し低くなり、ジーンズの活躍の場も昔より増えた印象です。
ジーンズの履きこなしも奥が深いようなので、今後もジーンズのコーディネートのご紹介が楽しみです。

TantaWaka様

お休みのところコメントを有難う御座います。

今回ご紹介しましたユニクロのセルビッジジーンズはインディゴからワンウォッシュ、ハードウォッシュまであって、しかもスリムフィットとレギュラーを選べるのがとても嬉しい設定です。

ぜひTantaWaka様も試されてみてください。もしゲットされた時はインスタでのコーデ紹介を楽しみにしています。

Tony様

週明け月曜のお忙しい中、コメントを有難う御座います。

おっしゃるとおりウールタイは中々結び目が小さくならないので着るシャツを選びます。どうにも小さくならずに諦め、今回も別のシャツに替えてからアップしました。

今ロンドンのテイラーにツィードスーツと共生地でセブンフォールドタイをオーダーしていますが、できたとしてもアンラインド、つまり芯地なしになりそうです。中々思うようにはいきません(汗)

ユニクロのジーンズは時々チェックします。こんかいはなかなかよい出来かなと思います。もしお時間がありましたら覗いてみてください。

oisan様

深夜のコメントを有難う御座います。

70年代にそのような論争があったことを知りませんでした。もっともうちの父親も、姉がベルボトムのジーンズを履いて行こうとしたらそんなものを履いて学校に行くんじゃないといって怒りましたから、昔の人は今よりも服装に対するプロトコルが厳格にあったのだなぁと、今振り返ってしみじみ思います。

それに比べてジーンズが楽だからとどんどん好きになる自分は何と儀礼を欠いているのだろうと反省しきりです。せめて、oisan様のご指摘のようにネクタイを締めたり、レザーシューズを合わせたるすることでバランスを取っていますが、時にはビシッとスーツのコーデでもアップしようと思いました。

それでもれからもちょくちょくジーンズのコーデを紹介しようと思いますが、色々とお教えてくださいますと幸いです。

素敵なデニムスタイルのご紹介、有難う御座います!
今回、デニムとジャケット、靴のコンビネーションだけでなく鞄の組合せもご紹介頂いたのがとても刺激的でした。ビジネスに使う鞄はサックアデペッシュとアモルソの2つで回せそうですが、週末の鞄が手薄なのに気付き、管理人様の万双のようなブライドルレザーの逸品を手にしたくなりました。

デニムはRRLばかり揃えてしまいましたが、ユニクロも力を入れているだけあって品質も良いのですね!久々に覗いてみようと思います!

シロさん

夕食後のひと時、コメントを頂き有難う御座います。

RRLは本当に良いジーンズですが、日本が誇るユニクロのジーンズも中々どうしてコストパフォーマンスは抜群です。今回のシーリーズ以外にも日本産やメイドインUSAのジーンズまであるのを知りませんでした。


そのジーンズの着こなしですが、昔青山のウェストンの店長の言っていた「パリジャンのクロコローファーに穴あきジーンズという組み合わせが格好良かった」という話を参考にしています。あとはチープ&シックの考え方も参考にしながらあれこれ着こなしを考えていますが、それはパズルを解くような感覚に近く、スリリングな一時でもあります。

お洒落は若さを保つ秘訣、これからもマイペースで楽しめればいいなと思います。

岩田屋詣での報告、遅くなりました。年度末の慌ただしさも終わりましてやっとタブレットのキーボード打っております。先ずは博多阪急百貨店の靴売り場、これは私の
名シューシャインナーのコロンブスのコーナーの隣にあります。なんとそこにおられます女性スタッフは以前長崎リーガルシューズのスタッフでした。出勤前に博多駅地下街のリーガルシューズ博多駅店で待ち合わせ、ランチご一緒して積もる話で盛り上がました。お土産はいつもの吾妻味噌です。こんなに重い物を持って来て頂き感謝と言って下さいました!先ずは6階のコロンブスへ直行、昨年、小倉詣でで傷つけましたラルフローレンのクロコダイルのモノグラムスリッポンのつま先の補修していただきまして、岩田屋へと向かいました。Y様より連絡が届いてましてコロンブス九州支店のT様よりご丁寧なる歓迎を受けました。購入しましたのは以前お話しました姉のプラダのエナメル素材のWTに合うラベンダーカラーのシューレイス、先はシルバーで造って頂きました、補修後のモノグラムスリッポンを検品なされました、光を当てても傷の後が解らずさすがに銘シューシャインナーのY様の技術には脱帽でした。最後にT様のスマートフォンで靴を撮影なされ、コロンブスのFacebookに載せてよいでしょうか?と尋ねられました。もちろんOKですと答えました!本当に充実した3月13日でした。

浦野様

週末の夜にコメントをいただき有難う御座います。

小倉詣の詳細を読ませていただきました。びっくりしたのは浦野様のようにシューレースオーダーでした。留め金の選択までできるとは知りませんでした。私もちょうど良い長さのカラーシューレースが欲しかったので興味をもって色々と調べてみたところです。

またクロコモノグラムのスリッポンが傷ついたとのことですが、ケアして貰い、光に当てても傷が分からないようになって戻って来たこと、本当に良かったですね。日本製靴のプロダクツの中でも特に希少な靴ですから補修が上手くいって一安心なのではと推察いたします。

このところデニムルックに凝っていまして、普段中々ジーンズを履かない浦野様にとっては退屈かと思いますがご覧いただければ幸いです。

ご丁寧なる返信ありがとうございます。デニムを履いたのが何時だったか?思い出せないほど昔ですがこうして拝見させて頂いておりますと新たな感激が、わいてきております。綿パン党の私ですが、退屈などしておりませんよ!

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