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2015年12月 5日 (土)

Thanksgiving day(感謝祭)

サンクスギビングデーは北米大陸に渡った移民が収穫を祝ったのが始まりで、日本語では感謝祭と訳される。アメリカは11月の第4木曜日を感謝祭と定め、木曜から日曜まで4連休としているが、この連休期間をクリスマスの前哨戦と位置づけ、特別セールが開催されるようになっている。

最近ではアメリカの旺盛な購買力に注目し、感謝祭とは関係のない英国や日本のショップもセールを行うところが出てきたが、本家アメリカでは何と4連休明けの月曜日もサイバーマンデーと称してセールを延長しているくらいだ。そこで今回は最近手に入れたお買い得品を紹介したい。

1.サマーカジュアル

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購入したのはネイビーのグレインレザーにホワイトタッセルのコンビネーションが夏を思わせるスリッポン。いつものブルックスオンラインから購入した最新靴はブラックフリースの今季春夏物。ディレクターのトム・ブラウンが得意な「ひねりの効いたアメリカントラッド」が感じられる1足だ。

2.購入品

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実際はサンクスギビングデーの前に行われていたベテラン(退役軍人)セール時に購入したものが、ちょうど感謝祭に配送されたようだ。届いた品物はタッセルスリッポンにポケットチーフが3枚と少ない。昔のように「せっかく国際宅配便で購入するのだから…」と欲張ることがなくなったみたいだ。

~タッセルスリッポン~

3.メイドインイングランド

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製造はノーザンプトンの雄、いつものクロケット&ジョーンズだ。よく見るとアッパーのネイビーだけでなくホワイトのタッセルや履き口のリボンもグレインレザーで出来ている。サイズは9D、アメリカ展開品はすべてDウィズなのでフィッティングはいつものようにハーフサイズ上げて購入。

4.サイドビュー

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ソールはブリックソール…といってもハードタイプではなくスポンジタイプを装着している。ただし製法はあくまでグッドイヤー、モカステッチやタッセルに合わせて白糸の出し縫いが靴を360度取り囲む。白が差し色の靴に合うボトムスもまた白のコットンパンツが定番だろうか。

5.ブリックソール

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ソールの表面。細かなパターンにビブラムの文字がモールドされている。指で押すと沈み込むくらい軽い。あまりにも軽すぎてグッドイヤーの靴としては少々頼りなさを感じてしまう。ソールがある程度擦り減ってきたら敢えて生成りのレザーソールに張り替えても良さそうだ。

6.タッセルスリッポンシューズ

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いつの間にか増えたタッセルスリッポン。1990年に初めて買ったのもブルックスブラザーズだった(右端)。それ以来遠ざかっていたがジョージクレバリーでアリゲータとコードバンで誂えて以来(左2足)タッセルスリッポンの快適さに開眼、今回のネイビーバージョンが仲間に加わったという訳だ。

~ポケットスクェア~

7.チーフを挿す(その1)

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今回購入したチーフの中で最も薄いチーフ。シルクジョーゼットのような透明感のある生地にプリントされたグレー、ブルー、レッドの格子柄。素材はコットンとシルクの混紡、ヘムは機械縫いだが製造はメイドインイタリーとのこと。ブルーのジャケットにピーク&パフで挿してみた。

8.チーフを挿す(その2)

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こちらは片側のみ4足のストライプがあしらわれたチーフ。ストライプ部分を見せなければただの白無地チーフになる。せっかくなのでストライプを見せるように挿してみた。素材は光沢のあるシルク100%、ヘムの処理から今回のチーフは何れも同じイタリアの工場に作らせたもののようだ。

9.チーフを挿す(その3)

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3枚目のチーフはネイビーのチップにグレーのギンガムチェック。バルバのチェックシャツとブリュワーのコットンマドラスタイと合わせてトリプルチェックオンチェックだが、カルーゾのブルージャケットが間に入ることで上手く緩和されている。奇しくもイタリアンプロダクツの揃い踏みだ。

10.ジャケッティングスタイル

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Carusoのジャケットはアンコン仕立てに大身返し。生地以外の副素材を極力省いた軽量仕立てながら、あくまでテイラードジャケットとしてのシルエットを保っている。合わせたボトムスはイタリアの大御所バレンティーニのコットンパンツ。トラウザーズ同様の凝った仕立てが光る。

11.靴のコーディネイト

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右側は靴は今回の主役ブラックフリースのネイビータッセルスリッポン。一方の左はつい最近デリバリーされたジョージクレバリーのビスポークコンビローファー。素足風のソックスに履いて初夏を楽しみたい…そう思うのはめっきり寒くなってきたからか。ないものねだりの典型かもしれない。

今回の買物だが、同じタッセルスリッポンを国内のオンラインショップで買えば63,000円、アメリカのオンラインショップで購入すれば更に半額程度になる。勿論サイズはDウィズとEウィズという違いがあるし、関税がどの程度かかるかによるが、内外価格差は依然として激しい。

ブルックスブラザーズでサイバーマンデーのセールを覗いていたら、オールデン別注のブルックコードバンも例外なく10%オフになっていた。滅多にセールにならないコードバン靴が対象になるくらいだ、もはやサンクスギビングはアメリカのお正月のように一大イベントになっているのだろう。

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コメント

管理人様


ブラックフリースも今季を以って終了で、寂しい限りです。

最初に見たとき(伊勢丹新宿の一角に商品が置かれていた2008年)は、当時ローエンド偏重路線(?)だったブルックスが、スーツを何十万円とする価格設定で売り出しているのを見て、驚いた記憶があります。(立ち上げ当初は、スーツはイタリアの某ファクトリー製で、ニットはバランタイン製だったかと)
父親を通じてしかアメトラを知らなかった私にとっては、やっぱりアメリカンスタイルは格好良いなと思い直したものです。

その後、本国オンラインショップからも本国価格で購入できることを知り、しかも頻繁なセールに加え、円高による割安感から、親子でオンラインショッピングにはよくお世話になりました。(一方で、仕事では円高による業績悪化からボーナスが下がりましたが)

今回、管理人様に触発されて、私も最後の購入に踏み切ろうかと思いました。「これは、ブラックフリースでしか購入できないので、ぜひ購入すべき!」といったおすすめがおありでしたら、ご教示いただければ幸いです^^

PS 素材が"cordovan"となっている靴は、全てオールデン製でしょうか?
   こちらも、併せて購入を検討したいと思います。

やまだ様

日曜日のひと時、コメントをいただき有難う御座います。

ブラックフリースのものは全てブラックフリースでしか購入できないものなのでお薦めですが、特にシャツとタイ、スーツやジャケット、ウールスラックスの一部アメリカ製のものは良いと思います。

BFの靴はクロケット製ですがディレクションが変わっていてクロケットからは出そうもないエクスクルーシヴ感がありこれもお薦めです。一方BBのサイトでコードバンと呼ばれるものはオールデン製、ピールの靴でコードバンを使ったものはクロケット製です。

クリスマス後の一大セールを狙ってみるのも良いかもしれません。サイズが残っていればの話ですが…。ちなみにBFとBBの品をごちゃまぜに買ってもちゃんと一緒に梱包して届けてくれるので安心できます(笑)

管理人様


ご連絡、有難うございます。
ちなみに、今日もコードバン靴は10%オフになっていましたでしょうか?見ても、定価表示のままでして。。。

やまだ様

オールデン別注のコードバン靴は先週の月曜日即ちサイバーマンデーだけの10%オフでした。次はいつそんな日が来るか分かりませんが期待したいですね。

管理人様

ブラックフリースもオウンメイクも今季限りなのはとても残念ですね。
とはいうものの90年代のブルックスブラザーズを想えば、ここまで楽しみを与えてくれる存在に復活してくれたのはとても喜ばしいことでした。
これからの展開もちょっと期待してしまいます。

PMT様

週明けのコメントを有難う御座います。

昨日は御殿場のアウトレットでBBとBFの店を覗いてきました。BFはサイズ切れはあるもののシャツなど結構豊富でしたが、BBの方はオウンメイクはジャケットやスーツ、パンツはあるもののシャツはもうなくなっていました。

オンラインで買えないオウンメイクのネクタイに心惹かれましたが、元々家族のものを買いに来たので今回は我慢しました。考えてみれば壊滅状態で一時は背を向けたブルックスがここまで復活するとは思いもしなかったのでPMT様同様嬉しい限りです。

新しいメイドインUSAがどんな形で出てくるのか、楽しみにしたいです。

タッセルだけでも豪華なラインナップで、目を見張るばかりです。

自分のイメージでは、タッセルは、ネイビーブレザー+グレースラックスに合わせる時の定番のように捉えていました。
しかし、そうしたスタイルに限らず、大人のカジュアルの様々な場面で活躍できそうですね。機会があれば、ぜひタッセルのコーディネートも色々教えていただきたいものです。

また、ちょっと細かすぎる(?)疑問があります
管理人様は、、タッセルに限らず他の靴やワードローブを大変豊富にお持ちのようですが、メンテナンスをどのように実施されているのでしょうか。

靴のメンテナンスだけでも、最近の記事でご紹介されたように、多くの手間と時間を要するようにお見受けしました。
こちらも、機会があれば、ぜひ伺ってみたいです。

oisan様

今回購入した青のタッセルローファーはここで紹介したように青のブレザーに白いパンツでコーディネートしようと思っています。ありきたりな組み合わせかもしれませんが赤青白のトリコロールでいけたら…なんて考えています。

靴や服のメンテは一回で終わらせず、何回かに分けて行います。その方がモチベーションが保てるのが一番の理由です。

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