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2015年8月29日 (土)

ワイシャツを着る

ワイシャツの語源はwhite Shirt(ホワイトシャツ)が訛ったものらしく、「ピンクのワイシャツ」という言葉はありえないとのこと。それほど日本では白シャツ即ちワイシャツが着こなしの基本になっている。英国では派手なストライプ、イタリアならアズーロのイメージだが、日本はと聞かれれば、やはりワイシャツなのだ。

出張帰りに寄った店でお買い得品となっていた白シャツ…他には柄物もあって迷ったが、昔から「白シャツはいくらあっても困ることはない」という名言?があるくらいだ。せっかくだからと2枚買い求めた。そこで今回は新たに増えたワイシャツを中心に、その着こなしについて考えてみたいと思う。

1.購入したワイシャツ

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買ったのはブルックスのオウンメイク。通常のポロカラーシャツよりパッカリングの出やすい生地感やスプリットタイプのヨーク、ロッカーループなど本格的な作りと何よりアメリカ製というところがミソ。年齢が進むと白シャツが映えるようになると聞いたが、なるほどと思うのは歳を取った証拠か.。

さて、増えたワイシャツの着こなしをどうしたものか…

2.プライスの逆転現象

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今回ゲットしたシャツはオフプライスで7600円、USオンラインで67.5㌦(=8,100円)だから、円安の今セール品に関しては送料と消費税を相殺しても、海外より国内の方が安い。場所は軽井沢のショッピングプラザ、ブラックフリースはこの秋冬で最後となるからだろうか7,000円と更に安かった。

~ボタンダウン&クラブカラー~

3.ボタンダウンのワイシャツ

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オウンメイクのBDシャツはロッカーループや襟後ろのボタンなどディテールが凝っている。そこで、ブルックス伝統のナンバー1ストライプのタイとフランネルブレザーでアイビールックを再現してみた。パッチポケットに挿すチーフがないときは万年筆で。古いものだが今も現役のモンブラン、マイスターシュテックが役に立つ。

4.クラブカラーのワイシャツ

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同じブレザーながらシャツがラウンドカラーになるとクレストタイが似合う。クラブカラーという名称だからかもしれない。本来は所属するクラブなどの紋章が入ったタイが似合うのだろう。上の写真2枚ともブレザーはブラックフリース、タイはクレストが豊富なラルフローレンのもの。チーフはRODA。

~セミワイドスプレッド(レギュラーカラー)~

5.イタリアンセミワイドスプレッド

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レギュラーに近いセミワイドのワイシャツはローマのバティストーニ製。ビスポークだ。クラシックなワイシャツには同じクラシックなビスポークブレザーを合わせる。シャツの襟先がラペル(下襟の)先端と同じ高さに揃うと、ビシッとして見える。ネクタイはセッテのマリネッラ、チーフは色を揃えたフィナモレ。

6.英国製セミワイドスプレッドのワイシャツ

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こちらは既成のセミワイド。ターンブル&アッサーのワイシャツだが、やはりシャツの襟先とラペル(下襟)の先端が同じ高さに揃うように出来ている。一見中庸なシャツだが、それがクラシックというものなのだろう。ネクタイはホリデー&ブラウンでチーフはフランコバッシ。ブレザーはロンドンのファーラン&ハービー。

~ホリゾンタル&ピンホール~

7.ホリゾンタルカラー(フレンチカラー)のワイシャツ

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こちらは極端に襟の角度が開いたホリゾンタルカラー。シャツの襟先が高い位置にあるのでジャケットのゴージも高い方が合う。シャツの襟が小さい分ネクタイの結び目も小さくなる薄手のタイが必要だ。シーアイランドコットンもワイシャツとネクタイ、ブレザーなど全てパープルレーベルで揃えている。

8.ピンホールカラー

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ピンホールのワイシャツを合わせた写真。昔はアイビーと並んでポピュラーだったコンポラスーツ用のシャツだったピンホールも今やほとんど売っていない。しかたなくFRAYのスミズーラフェアで作ったものだ。タイとポケットチーフはアズーロ・エ・マローネを意識してマリネッラとブルックスで組んでみた。

~レギュラー&ワイドスプレッド~

9.レギュラーカラー

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レギュラーカラーというよりはロングポイントに近い感じのワイシャツはエトロのもの。これにカラーバーをつけてディンプルを持ち上げる。シングルピークのブレザーはひねりの入ったクラシック、ブルネロクチネリらしい。ステファノ・ビジのタイにフィナモレのチーフ。オールイタリアンの合わせだ。

10.定番のワイドスプレッドカラー

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今やもっとも一般的なワイドスプレッドカラー。襟の美しいFRAY(ぺガソ)のワイシャツだ。選んだ黄色のネクタイは昔「タクアン・ネクタイ」と書かれていて「なるほど…」と思わず笑ったことがある。ウィンザーノットより小ぶりなセミウィンザーで結ぶとちょうどいい塩梅だ。タイはステファノビジ、チーフはゼニア。

今回は全てブレザーと合わせたが、ワイシャツと好相性なのはブレザールックだと個人的に思う。一年の半分近い6月~10月までクールビズの日本では服装の省エネ化が進んでいる。スーツより着回しが効くブレザーはエコ、しかも藍色ということで日本人の琴線に触れる着こなしではないだろうか。

間もなく9月。すでに秋が来たかのように連日涼しい日が続いている。チェストの中のシャツを半袖から長袖に衣替えし、一番上の段には白いシャツを並べた。その中からその日の気分でお気に入りのワイシャツを選び、お気に入りのブレザーを着て出かける。そんな季節が来るのも間近だ。

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服(Ready to wear)」カテゴリの記事

コメント

こんにちは!
最近、今更ながら「ワイシャツ」が着こなしの基本である事に気付いて補強したところだったので、まさにタイムリーな記事でした。仰る通り、ワイシャツにはネイビーブレザーが合うでしょうし、それだけでIVYっぽくなるので便利なアイテムですね。また、シャツがプレーンな分、小物で遊んでも煩くならないという事もワイシャツの利点だと感じます。
オウンメイクのフィッティングは如何でしょうか?ブラックフリースよりはゆとりがあるのかな、と勝手な印象を持っているのでご教示頂けますと嬉しいです。

シロさん

土曜朝からのコメントを有難うございます。

白シャツを好んで着るのはアメリカと日本のビジネスマンだと聞いたことがありますが、そんな気もします。イタリア人で白のシャツを着ている人に会ったのはシャツ屋の店主くらいでしたし(汗)

さてご質問の、オウンメイクのサイズ感ですが日頃BB1を着ていると、オウンメイクのMサイズはほんのわずかですが大きい感があります。また袖が若干長いかなと思いますがこちらは私の腕が短いので致し方ないところです。

作りは同じボタンダウンでもオウンメイクの方がブラックフリースより一段と凝っていて襟のバックボタンが泣かせます。ロッカーループもブラックフリースはトムブラウン風ですがオウンメイクは古いアメリカのBDシャツから取り出したディテールですので、背中のボックスプリーツについています。

軽井沢のラルフにはこれといったののはありませんでしたがブルックスは良いものが御殿場よりもたくさんありました。

お久しぶりです。先日の靴を洗う!では正直恐くて返信出来ませんでした。ブルックスのウオンメイク良いですね!バックボタンにハンガーループ。私も以前、今泉で購入しましたので親近感感じています。ところでブルックスの紺ブレ、胸はもちろん、サイドのポケットも、フラップ無しのパッチポケットなんですか?

浦野様

お休みのところコメントをいただき有難う御座います。

ブレザーは3パッチポケットです。アメリカ本国のJプレスでは未だに3パッチのブレザーをラインナップに加えていて、さすがだなぁ〜と思いました。ブルックスでは残念ながら正規のラインではなくオウンメイクとブラックフリースという別ラインのサブブランドが作っています。

めっきり涼しくなったので白シャツを着て洒落たカッコで買い物にでも行きたい気分です…

ワイシャツ、つまりドレスシャツ。このようにドレスシャツを着てネクタイを締める時、私は絶対に長袖です!!この事は管理人様を始めゲストの皆様方では当たり前であると確信いたしております。ご返答御願い申し上げます。

今週の正統派アイビースタイルの着こなし、むせび泣いています。
管理人様の着こなし幅の広さに感服です。
お尋ねですが、パックボタン仕様のブルックスブラザーズ製
ボタンダウンシャツは1960年代あたりまで定番だったのですか?
私がアイビー教に入信した笑1970年代中頃は既にラインアウト、
むしろブルックスブラザーズにも付いてないから…
みたいな言い訳が通用していました。
いろいろ展開してくれる最近のブルックスブラザーズ、
良い感じに進化していますね。

それから、私もタイドアップの際は、全て長袖です。

中尾様。やはり思ってたようにゲストの皆様方はやはりタイドアップの際はロングスリーブですよね!なぜ質問したかと言いますと、以前所属していましたATC、メンバーの最高のドレスシューズがなんと、合成底のサドルシューズと言う低レベルでありながら自分達こそ最高のお洒落仲間と勘違いしているメンバーのフォト見ていましたら半袖でタイドアップされてるのを見たからです。その中にはトラッド界の大御所と自負している元、マクベスの代表者伊藤紫郎氏もきちんと半袖でネクタイ締めていました。正直笑ってしまいました!

管理人様

たいへん御無沙汰いたしました。私ごとですが、春からいつもと少し違う仕事をしたり、その後体調を崩したりしていました。今はすっかり元気になりました。

さてオウンメイクのシャツですが、独特の厚地でネクタイをしてもカジュアル感が残るところがいいですね。先日、ショップでオウンメイクは今秋冬で一旦終了と聞きました。とても残念です。アメリカ製は他レーベルで継続するそうです。
急に秋の訪れが感じられ、服飾が楽しい季節がやってきましたね。私はこの夏は体調がすぐれないこともあって、ポロシャツばかり着て過ごしたので、秋からは気合いを入れたいと思います。

浦野様

お久しぶりです。
私はアランフラッサーを師と仰いでおりますので、タイドアップの時はもちろん長袖です。
半袖は考えられません。日本の気候を考えた着方なのだとは思いますが。

浦野様。半袖タイドアップは昨今のモード系とか、
逆に60年代米国の自動車セールスマン風のバタ臭い路線狙いなら
アリかもしれませんが笑。
JAX、マクベス、マクブライアの伊藤紫朗さんについては、
随分著作も読み、尊敬申し上げている前提ですが、
アイビー教の中には、ファッションの流れる時間を止める事を
善しとしている宗派笑もあります(私の周りにもいます)。
そういう人達は物や情報が乏しかった数十年前のドレスコードを堅持し、
時代が止まっているのでは?と思うときがあります。
それはそれで楽しそうで素晴らしいと思いますが、
浦野様や私、管理人様の温故知新的な宗派とは異なるようです。
ということで、団体を退会されたのも自然な流れだったのかもですね。

浦野様

最近の日本ではクールビズが主流ですので半袖のシャツ≒ノータイということになりましょうか。

昔は半袖の白シャツにネクタイをして上からコットンスーツを着る、なんて組み合わせをしている方をお見かけしそれはそれで格好良かったなと思いました。駅で列車を待っていたその方がコットンスーツの上着を脱いだところ、半袖シャツのボタンダウンに日焼けした腕とそこに寄り添うマドラスタイ、下半身はピッタリとしたパイプドステムのパンツ&ローファーと実に素敵でした。(笑)

個人的には赤道直下の国に赴任していた時期がありますので半袖のドレスシャツがあっても悪くないと思っています。その国では長袖のドレスはフォーマルな装い、ジャケットを着ることはまずないといった共通認識がありました。(私はカクテルパーティなどでは着ていましたが)

欧米の人は半袖のシャツにネクタイなんて絶対しないと思っていましたが、その国では珍しくない程よく見かけたのが半袖シャツ+ネクタイです。「郷に入っては郷にし従え」だったのでしょう。日本に来る外国の方の中には(仕事の内容にもよるのでしょうが)半袖でネクタイという方もいるようでその人にとっては日本は熱帯の国と同じ感覚なのかもしれません。

ワイシャツはドレスシャツ、下着と同じということですのでそれを覆うジャケット着用が前提、となれば長袖のワイシャツにネクタイが正統なのだと思います。が、国や地域によってその解釈の度合いが異なることはあるだろうと個人的には思っています。

ただ着こなしは相手があってこそなのでそこだけは大切にしたいと常々思っています。何しろ私などアメリカのビジネスマンが嫌う、ドレスシャツの胸にポケットを付けたシャツを注文して嬉しそうに着るタイプです。アメリカでは絶対に上着を脱げそうにないです(汗)このように人は失敗を繰り返しながら、自分の着たいものを着る欲望とドレスコードの中で工夫することを覚えるのかもしれません。

ということで、管理人としては見本には全然なっておりませんでした(お詫び)

中尾様

私もバックボタン仕様はブルックスのアーカイブから取り出したものなのか店員に尋ねましたが、「そうだ」との回答でした。日本では逆にJプレスのBDシャツがバックボタンにフラップ&ボタンの胸ポケットで売られていました。

それに憧れてNYの店で買ったらちっともバックボタンが付いていなくて「なんだ日本だけの仕様なのか~」とがっくりきたのが1990年の夏in NYCでした。

ブルックスもここでオウンメイクとブラックフリースが終わるので今後どのようになるのかしばらく目が離せまん。それとセールになるので両ブランドの中のお気に入りを買い納めしようかと企んでいます。

PMT様

ご無沙汰しておりました。体調を崩されたものの、回復したと聞き安心いたしました。これからも無理のない範囲で時々ブログを覗いていただだけますと幸いです。

やはりオウンメイクは終了ですか、さびしいですね。ブラックフリースよりもう一段上の作りの凝った実にトラッドマニアに受けする作りだったのに残念でなりません。

軽井沢のBBには大量にシャツが出回っていましたし、ジャケットやスーツならば御殿場のBBが在庫豊富です(笑) 

管理人さま、お久しぶりです。

クラシコやらビスポークを経て、今更ながらアイビーが気になり始めてから、最近はシャツといえばオックスフォードのBDしか買っていません(笑)。

ブルックスブラザーズのオウンメイクが軽井沢アウトレットで半額以下になっていたとは知りませんでした。5月に青山で見たときには高くて手が出ませんでした(その直前にオンラインで、 米国製6つボタンのエクストラスリムフィットを半額(7500円)で3着買っていたので割高感がありました)。早速、明日にでも電話してみます(笑)。軽井沢は頑張れば自転車で行ける距離(往復200km)なので、オウンメイクを買うために今週末にロングライドしようかな。

ちなみに、今月のメンズEXの115ページに載っていますが、J.PRESSのガーランド製のBDシャツが良さそうですよ。9月に発売みたいです。地元の百貨店にショップが入っていたので予約しました。S、M、L、XLというサイズ展開がちょっと残念ですが。ほかにもサウスウィック製のブレザー、ハートリング・トラウザーズ製のミリタリーパンツ(チノパン)、ベントレー・クラヴァッツ製のソリッドタイ、アレン・エドモンズ製のフルブローグの計5点がUSA MADEシリーズとして発売されます。WEBでは情報はないようですが、J.PRESSの秋冬のカタログには記載されているのでもしよければご覧になってみてください。

あとは、前にもオススメさせていただきましたが、トム・ブラウンのBDはやっぱりいいですね。4万円オーバーになってしまったのでなかなか手が出ませんが。僕が持っていないところで気になるのは、ユナイテッドアローズ(Districtとか)が別注したサルヴァトーレ・ピッコロのBDですかね。ブルックスブラザーズの6つボタンをモデルにしたナポリ製というところがたまりません(笑)。

http://www.district.jp/blog/2014/12/salvatoreamerica.html

SHさん

ご無沙汰しておりました。

オックスフォードのBDシャツがお気に入りとのこと、嬉しいです、また一人お仲間が増えたような気がして(喜)

何といってもオックス地のBDはデニムにもコッパンにもウールパンツにもOKという汎用性の高さとパッカリングがでる生地感が適度にカジュアルな感じを醸し出してくれるのでノータイでも行けちゃうところでしょうか。

軽井沢ではオックス地の方が7600円でブロードは8900円くらい?だったと思います。ブラックフリースの方は7000円でしたからシャツだけでお腹いっぱいになれるくらいでした。

それにしてもご自宅から片道100キロの道のりを自転車で行ったら峠越えがありそうですし4~5時間はかかりませんか?何だか文面からしますと決行されそうな気がしています(笑)

ところでSHさんはインスタグラムはやっておられるでしょうか?もしそうでしたら、このブログと同じ名前のアカウントでやっていますのでお気軽にお立ち寄りください。

追伸:Jプレスの情報有難う御座いました。これからちょっと調べてみます。

おはようございます。
白シャツ+紺色ブレザーといってもこれだけのバリエーション展開できていることに納得いたします。ほとんどが襟の形にジャケットのラペルゴージがマッチしてますね。

夏が終わりそうになると、通勤車内でも急にスーツ+ノーネクタイ姿が目立ちますが、皆さん及第点はやれません、訳のわからない飾りだらけのシャツ、目立つだけで何にもないです、反吐が出そうになるのをいつもコラえています。管理人様のブログを煎じて飲ませてやりたいです。やはり何ごとも基礎ができていないと展開はできないといつも感じています。提供するデザイナーやメーカなどにも大きな責任があるのでないでしょうか?

さて、皆様のこだわりには大きなサムシングがあり、生かされているように感じます、確かにケネディーの亡霊のような方も多くいましたが、その方たちはとっくに60を過ぎてどこ行っちゃたんでしょうかね?まだまだ若い管理人さま、ゲストの皆さまのこれからを期待しています。
ちなみに私は半袖のドレスシャッツは持っていません。

Tony様

週明けのお忙しいひと時、コメントをありがとうございます。

ワイシャツとネイビーブレザー(欲を言えばボトムスはグレーのウールスラックスと3点セットで)の組み合わせはとても好きで、今回は撮影に半日の時間がかかりましたが、意欲的に撮り終えました(笑)

ゲストの皆様のこだわりは私など足元にも及ばず、見習わなくてはならないことが多々あります(汗)。ただ、そのおかげで再確認したり新しい考え方を得たり、ヒントを貰ったりと様々ないいことがあります。それこそが、ブログをやっていて良かったなと思う瞬間です。

今後とも気軽にお立ち寄りいただき、色々なご意見を頂戴できますよう願っております。


管理人様

ご返信ありがとうございます。

オウンメイクは私にとって想い出になりつつあったアメリカントラディショナルを再現した数少ない服でしたので、終了と聞いてかなりショックを受けました。今後はJ.PRESSにも注目したいと思います。

白シャツは好きで、60年代のアローやマンハッタン、ヴァンヒューゼンなどのデッドストックが見つかると、つい買ってしまうのですが、一度洗濯してまたストックになってしまっています。雰囲気はあるのですが、現行のブルックスやインディヴィのシャツの方が断然着易いです。

3.4.の着こなしを拝見して、大げさではなく胸が熱くなりました。年齢的に照れもあって少しひねった着こなしをしてしまいがちなので、今回は気持ちを新たにすることができました。

 ブレザールック拝見しました。正統的アイビールックでありながら、ここまでバリエーションを提案できる管理人様の経験値と、服飾の奥深さを感じます!小生の場合、ブレザールックで浮かぶのは1枚目と2枚目の写真ですかね。それ以降のコーディネートは手本がないと思いつきません。

 男性の服飾の組合わせ、特に、ジャケット×シャツ×タイのVゾーンは、着用する機会が少ない人には難しい。特にブレザーを、周りから浮かないように、肩の力を抜いたように、ごくごく自然に着こなすのは至難の技です。また、着る人のキャラクターもあるでしょうか。が、私はブレザーもスーツも着る機会が少ないため、どうしてもカジュアルシーン以外、カチッとした場面での組合わせは地味め、オーソドックスな色柄一辺倒になってしまいます。

 そう言えば、名古屋に本社を構える某リサイクルショップ、その銀座店に、何と何と奇遇にも、かのオウンメイクのスーツがありましたっ!(それでも確か50000円弱程の価格だったのですが…)

 かのトムブラウン氏が好みそうな、グレー無地でピンチェック生地でした。買いだったでしょうか…。しかも何と奇跡的にマイサイズだったと思うのですが、もうきっと売れてしまったでしょうね~。自分自身が着用する場面ではちょっと派手な印象であり、自分の年齢でオウンメイクのスーツをコスプレっぽくなく着こなす自信もなかったのでスルーしましたが~。

 「トムブラウン=コスプレ」という意味ではありませんが、アメリカントラディショナルからの洗礼を受けずにいきなりトムブラウンを見た若い人からすれば、恰かもコスチュームのような、デフォルメされたサイズバランスの彼の服、それを丸々そっくり身に纏うことが、流行の最先端、何よりも「モード」だったのでしょう。最近は巷でも、トムブラウンルックはほとんど見掛けませんね。若い人は飽きるの早いですから仕方ないでしょうね。それでも、彼の服が好きな人は着るのでしょう。小生も、ブルックスを肩肘張らずに着こなせるようにならねば!

管理人さま

軽井沢まで自転車で行こうかと思っていたのですが、さすがに往復で12時間くらいかかるので(汗)、今日の午前に通販しようとBB軽井沢アウトレット店に電話したところ、オウンメイクのオックスフォードのBDは在庫があるのはSとのこと。XSの方がベストなので躊躇し、ちょっと緩めでSでもいいかと思い直して夕方に電話したら何と売り切れていました(泣)。管理人さまの影響で皆さん買い占めに走られたのでしょうか!?!?(笑)まあ、今シーズンまでは定価では買えるアイテムでしょうから、次に東京に行った時にXSを買おうと思います(負け惜しみ)。

昨晩、俄にオウンメイクのBDについて調べていたところ、BBのオンラインカタログでドラマ『マッド・メン』でナイスミドル(死語?)役を演じているジョン・スラッテリーがモデルに起用されているのを見つけました。

http://catalog.brooksbrothers.co.jp/v/2121.html?id=1694&gp=5PS7QUBFmVDMvU6E

彼やニック・ウースターを見ていると早く白髪になりたいと思ってしまいます(笑)。そういえばニックもブラックフリースを愛用していますね。『マッド・メン』はシーズン1を見たまま中断していますが、先ごろシーズン7で完結したので、ソフトが出たら再開しようかと。60年代のNYはマディソン街の男たちの着こなしや服を見るが楽しいのはもちろんのこと、女性たちが美女ぞろいでたまりません(笑)。

インスタグラムはほとんど見ていませんが、アカウントだけは持っているのでフォローしてみますね。

写真のブレザーとシャツのコーディネート拝見しました。
懐かしいけど新鮮で、まさに「温故知新」を実感しました。
 
仕事は英国調のスーツスタイルで、シャツは殆どワイドスプレッドカラーです。スーツの「元祖」は英国にある事、007(初期のショーン・コネリー版、ロジャー・ムーア版)への憧れなどから、英国調が好きです。 
ボタンダウンシャツ(ポロカラーシャツ)は、オフのスタイルのベースにしています。スーツスタイルとの一貫性を欠くきらいがありますが(笑)。
オーソドックスなボタンダウンは、アウトドア、スポーツ、葬儀の場を除く殆どのシチュエーションで使え、コーディネートも選ばないので、とても重宝しています。
 
 
日本のビジネスシーンでの白シャツ偏重(?)主義ついては、私も耳にした事があり、仕事では薄いブルー地のシャツが中心です。
それが正しいとまでは言い切る自信は勿論無い(笑)のですが、シャツの歴史やドレスコードを理解しておく事は、大切な気がします。それらを知って「ハズした」コーディネートと、知らないで「ハズレた」コーディネートは、やっぱり違うように思えます。
 
また、最近お洒落なシャツがたくさんお店に出回っていますが、意外にベーシックなもの、オーセンティックなものが少ないです。
例えば、白地にごくシンプルな黒または濃紺の細い線で書いたストライブや単純な網目状のグラフチェックなどのシャツは、なかなか目にしません。
「基本」がなくて「応用」ばかりが溢れている感じです。それ故、今回写真を掲載いただいたコーディネートに懐かしさと新鮮さを感じた次第です。
 
 
とりとめもなく感じたままを書きましたが、知識・経験の乏しい私でも、シャツのあれこれを見たり聞いたり、色々なコーディネートを考えるのは、やっぱり楽しいし好きです。
今回もまたまた勉強になりました。

PMT様

JプレスのメイドインUSAラインがガーランドシャツにサウスウィック、靴がアレンエドモンズとなると殆どブルックスとソースは同じということになりますが、さてどんなシルエットで出してくるか、ダイレクターの腕の見せ所ですね(ワクワク)

オーセンティックなトラッドの組み合わせが殊の外新鮮に見える、そんな時代なのかも知れません。私も個人的には3.4の写真のような恰好がしたいと思っています。それと今のオウンメイクやインディビの方が着やすいというご意見も確かにと頷いてしまいました。90年代のBDシャツは大きすぎてジャケットの下でごわつくので適度にカットされた今のシャツの方が時代に合うのでしょうね。

伊勢丹のセールでギットマンのストライプオックスが出ていましたが割引価格で13,000円、今回紹介したオウンメイクが7,900円、往復のシャトルバスを払ってもアウトレットの勝ちです。デパートも値付けを工夫するといいのですが知る限りではプロパーではオンラインに、ディスカウントではアウトレットに負けているので、今夏は苦戦しているのもむべなるかな…と思いました。

まこと様

週初めのコメントを有難うございます。

銀座のリサイクルショップで見かけたオウンメイクのスーツ、5000円ならば買いだったかもしれませんね。逃がした魚は大きいと言いますから、それほどでなくとも後で大きく感じてしまうこともあるやもしれません。

日頃ブレザーやスーツを着る機会は少ないとのことですが、まこと様のように服飾に敏感な方は、いざという時に今まで見聞きしたことやショップの方との話、その時の着ている物の様子などから経験則でさらりとブレザーを、スーツを着こなすのではないかと思います。

若い人のスーツ姿で、先が尖ってやや反り返っている靴を細身のパンツスーツに合わせているのを見かけるのですが、ある程度の年齢の方の着こなしとかなり違うなぁと思ってみています。やはり流行があるのでしょうね。

さて次はどんな型が流行するのでしょうか?

SHさん

あっという間にサイズ切れとは首都圏からかなり遠い軽井沢なのに…。29,30日の両日で一気に売れたのでしょうね。いやー良いものはやはりすぐ売れます。

オウンメイクのモデル情報有難う御座います。早速チェックしてみますまたニックウースターですがピッティのスナップでは一人だけ明らかにイタリアと異なる仕立てのものを着て登場していますので直ぐ分りますね。

ところでSHさん、次に東京に来る時はお声掛けいただければと思います。

Oisan様

日頃はワイドスプレッドが中心のコーディネイト、今の時代にあっては最もうクラシックなドレスシャツですので王道の着こなしをされていらっしゃるとお見受けしました。

また、BDシャツをオフに着るというのも嬉しいです。私もカジュアルルックではボタンで襟を留めているのが何よりのポイント、イタリアの洒落者はドレスアップにBDを合わせる時敢えてボタンを外しますが、カジュアルではボタンを留めた方が映えると思っています。

文末で励ましのコメントをいただき有難うございました。白シャツにブレザーというあまり変わり映えのしない内容でしたが何かのきっかけになったとすれば甲斐があったというもの。これからもお時間がございましたら遠慮なくお立ち寄りくださいますと幸いです。

そうですかね、やはり、逃がした魚は大きいでしょうか。

まぁ、私が魚で、オウンメイクのスーツを擬似餌に見立てますと、私に袖すら通してもらえなかったグレーのピンチェックのスーツには、実に気の毒な事をしましたね(笑)。底抜けに陽気な良きアメリカの生娘、といった感じでしょうか。ただ、やはり小生の周りはとにかく保守的な、また老獪な方も多く、ウェルドレッサーの間でネイビーブレザーと言えば、「安心で堅実な選択」と思われるアイテムでしょうが、それでさえこの若造が羽織るには、ある程度の苦言を覚悟しなければなりません。浮かれている、気取っている、威張っている、等と思われでもしたら大変です。ですので、とにかく浮かないことを前提とせねばなりません。自分の許されるせめてもの洒落っ気は、「オウンメイクを袖にして別のスーツを選ぶ」という、ほんの小さな抵抗くらいなものです。そう考えるとスーツ選びも楽しみへと変わります。せっかくだから楽しみたいものです。

まこと様

お返事有難う御座いました。

魚と疑似餌のたとえ話、大変面白くまた機知にとんだ話でした。ネイビーブレザーを着ていても、浮かれている、気取っている、威張っていると思われるのだとしたら、失礼な言い方かもしれませんが、中々ストレスのたまりそうな職場かも知れませんね。

インナー、特にシャツ、あるいはネクタイやパンツ、さらにはベルトやソックスなど周りからは分かり難い部分に拘ると少しはお洒落心を満たすことができるのではないでしょうか。

まこと様がお洒落について気軽にお話しできる、せめてそんなブログでありたいと思いますので、これからもお時間がございます時にお立ち寄り頂ければ幸いです。

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