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2014年11月15日 (土)

Back-pack Vol.1(懐かしのバックパック)

先日、当ブログのゲストシロさんが執筆中のブログに素敵なRRLのレザー製バックパックが載っていた。昔バックパックが好きで集めていたのと、先月衣替えついでにアクセサリーを入れ替えた際、丁度クローゼットの奥から当時集めたバックパックが出てきたので、そのタイミングの良さに驚いた。

年季の入った手提げ鞄も良いが、装いに合わせて鞄を持ち替える方が好きな性分。街でリュック姿が増えたのをこれ幸いと、引っ張り出した手持ちのバックパック復活を考えているところだった。そこで今回は昔集めたバックパックを紹介しながら着こなしを考えてみようと思う。

1.バックパック群

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昔買ったバックパック。これ以外にナイロンクロスとレザーコンビのオロビアンコ製バックパックなど色々あったが天寿を全うして引退したものも多い。左端のイエローバッグはキャンバス地とレザーのコンビ、後の黒いバッグが肉厚のカウハイドを使ったもの。手前右は焦げ茶のグラブレザー、最後がトアル地のモノグラムリュック。

さて懐かしのバックパックをどうしたものか…

2.アウトドア用バックパック

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最初に紹介するのはレザー&キャンバス素材のコンビ。晩秋の紅葉狩りで重宝した大容量のバケツ型はティンバーランドのものだ。カジュアルな服装にも合うが、ここでは本来の機能に合わせアウトドアのアイテムで纏めてみた。マウンテンパーカとの組み合わせは正にヘビーデューティーアイビーを思い出させる。

3.メイドインイングランド

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20年以上前のバックパック。当時ティンバーランドといえばアウトドアのスペシャリスト、今とは雰囲気が違っていた。有名な3アイレットモカシンやイエローブーツなどアメリカ製のラインナップも結構あって、当然このバッグもUS物かと思いきや何とイギリス製。そう言えばゲーム(狩猟)バッグの本場英国らしいタフな作りだと納得。

4.ショルダーストラップ

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オイルドレザーにイエローステッチの効いたストラップ。パッド付きで肩への当たりがソフトな反面、長さはバックルで調節という古くささが残っているところが如何にもイギリス製。ファンテイルやブレディなど有名な英国製ゲームバッグメイカーとは作りが違っているようだ。どことなくマルベリーに近い雰囲気が感じられる。

5.バックパックを肩から下げて

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ティンバーランドのテイストに合わせてウェアをチョイス。マウンテンパーカからニットにシャツ、デニムとバックルベルトにとワークブーツまで、全てアメリカンブランドで組み合わせてある。75年に発刊されたMade in USAを熟読した世代ゆえ、どうにもアメリカものが好きなのはお許し願いたい。

6.コーディネイト

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この時期はマウンテンパーカだけでは肌寒い。間にスリーブレス・カーディガン(ヴェスト)を挟み、シャツは暖かなネル生地にしてバンダナで首下を包む。ボトムスもジーンズの足元に厚手のラグソックスとハイカットブーツを合わせれば冷気も防げる。ヴェストとシャツは共にポロ・ラルフローレン、バンダナのみイタリア製。

7.フェアアイル柄の釦付きベスト

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この時期重宝するフェアアイル柄のヴェスト。本場UKのフェアアイルはもっと上品だが、ラルフローレンらしく中国の手編ニット工場に作らせ、敢えて素朴な雰囲気を残したようだ。ボタンは下2つを開けて真鍮のバックルを覗かせている。写真では見えないがよく鞣されたレザー使いの米国製ベルトはRRLのもの。

8.60/40 クロス

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横糸にコットンを60%、縦糸にナイロン40%使って織り上げた60/40クロスは、シェラデザインのマウンテンパーカの代名詞。今もアメリカ製のマスターピースだが、最近は時代に合わせショート丈のものも出している。こちらは定番モデルで、昔アマゾンで安売りの時に買ったもの。円安の昨今はぐんと値上がりしていて驚いた。

9.ラギットブーツ

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左はウールのバッファローチェックがアクセントのモックブーツ。底がフラットなクレープソールにオイルの染み込んだグレインレザーが特徴。一方右はよりハイカットな10インチブーツ。レッドウィングと同じグッドイヤーウェルトだが、レッドウィングにはない雰囲気が気に入って購入。

10.ハイカットブーツ by RRL

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キルト風のギンピングがポイントの甲部分。ハンドメイドのモカ縫いとともにアイリッシュセッター(レッドウィング)よりちょっとお洒落な感じがする。これにジャパンメイド(カイハラ製)のセルビッチデニムを使った米国ブランドのジーンズを合わせ、ロールアップして赤耳を覗かせるのがお約束。

11.ベネディクトブーツ by Ralph Lauren

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こちらはアンクル部分にベネディクトタータンと呼ばれるウールラグを配したブーツ。日本では短靴タイプしか展開されておらず本国のポロコムに注文。知人経由で取り寄せた1足だ。アメリカの職人魂が息づくハンドソーンモカシンが光るブーツはメイン州の名門ランコート&CoのOEM品。

随分前からファッションの世界は軽薄短小だそうだ。素材は軽くて薄いものに、シルエットも短く小さいのが主流になっていうことらしい。バッグ売り場を見ると革製の重厚なものは影をひそめ、ラインナップされたバックパックはどれも軽くて薄いものばかり。しかもそういったタイプがよく売れるらしい。

勿論最新のバックパックは使い心地も機能もぐんと進化しているだろう。その代りモノとしての旬は短い気がする。ミラノで買ったフェリージのバッグが直ぐに現役を引退せざるを得なかったことを思い出すと、昔のバックパックは重くて少々古臭いかもしれないが、物としての確かさがあるのを強く感じた。

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コメント

おはようございます

荷が多い近頃僕もバックパックです!両手が空くというのはやはりいいものです。しかし、ジャケットスタイルにはいろんな面で難しいので、管理人様のようにカジュアルなアウターになります。
問題はこれからの季節で、バックパックに合いそうなカジュアルで且つの厚手アウターを持ち合わせていないため、荷物が多くなりそうなとき用にL.L.BEANSのトート、それも最大サイズにしようかなと企んでします。

75年に発刊された『Made in USA』羨ましいー!ぼくも読んでみたいです。市場ではものすごい値段になっています(涙)

decoy様

週末の朝早くからコメントを頂戴し有難う御座います。

バックパックは昔から好きでよく買っていたのですが一時期街から消えていました。満員電車の中では、周りに迷惑がかかるので背負うわけにも行かず足元に置くと結構幅を取ったりで自分でも一時期使わずにいました。

最近は朝それほど混まない時間に通勤出来るようになったので網棚に置くなどの工夫をすれば復活できるかなと思っているところです。

メイドインUSAの本がそれほど高くなっているとは知りませんでした。靴好きが涙を流して喜ぶブルータスやペンの靴特集など色々な雑誌や本が手元にあったはずなのですがどこにあるのか…一度家探ししてみます(汗)

LLBeanのトートバッグは結構持っていまして一番大きいのはかなりタフに使えます。私はフタなしを選んでしまいましたがジッパーのフタが付いたものの方がより使い道があるかもしれません。オーダー時に色々イニシャルや名前を入れたことが懐かしいです。

1990年代中頃よく利用していたのでもちろんアメリカ本国のLLBeanにオーダーしていました。時々帰国しては吉祥寺の店舗にも立ち寄っていましたが、日本とアメリカであまり価格が違わないのは良心的だなと思ったものです。

そうそう前回のコメントでもお話させて頂きましたが実店舗での古本屋開業が期間限定とはいえ実現とのこと、おめでとうございます。店の詳細等差支えなければお教え頂きまして、服好きかつ古本好きの方々が訪れることが出来ますと幸いです。

管理人様

私も「Made in USA catalog」「ポパイ創刊号」世代なので、今回の特集はとても懐かしく、嬉しく感じました。その中でも、ネルシャツをタッタ―ソールにするあたりは管理人様らしくて素敵です。

以前オールドデイパックを集めていたので、今も15個くらい手元にありますが、古着を買いに行く時以外は使っておらず、もっはら普段はトートバッグを使っています。

PMT様

早朝よりコメントを頂き有難う御座います。

Mde in USAやはりPMT様もお好きだったのですね。あのころはアメリカ製品にあこがれがあって、服飾以外にも音楽好きだったこともありマーティンやギブソン、フェンダーなどのギターやアンプととにかくアメリカものに強く魅かれたことを覚えています。

ただ昔の良いものを探すのは中々難しいと思うので、今あるUSもので昔憧れた世界を再現するようにしていますし、ビスポークも同様で今の技術で昔の優れた注文靴をどれだけ再現できるか試しているところです。

実は最近バチュークロスではないハンティングワールドのバッグが某デパートのホテルバーゲンに出ていて見ましたが、何か昔憧れたハンティングワールドの世界とは程遠くなっていて驚きました。

こんなことならば昔何気なく身に付けていたアメリカ製品をずっと大事に取って置けばよかったなーと後悔することが時々あります(笑)

拙ブログをに触れていただき恐縮です…有難うございます!
バックパックを軸にしたアウトドアスタイル、素敵です!今回のコーディネートを見て、フェアアイル柄のベストが欲しくなってしまいました笑

英国製のやや古めかしくて道具感の強い鞄、大好きです。Madison Ave.のラルフ本店RRLコーナーには英国製のビンテージフィッシングバッグ(本当のビンテージ品)が置いてありますが、飴色に輝くピッグスキンと英国製らしい古めかしいデザインが堪らないのです。

シロさん

お休みのところコメントを頂きありがとうございます。

ラルフの本店RRLのコーナーにあるというヴィンテージもののフィッシングバッグ、見てみたいですね〜。英国物の凄さは何十年か経つと再び輝きを増すところで、国としては小さなグレートブリテン島にイングランドからウェールズ、スコットランドと異なる文化をもつUKならでは。

アイリッシュリネンやスコティッシュツィード、ハダースフィールドのスーツ生地、伝統的な革製品など紳士の服飾や嗜好に欠かせないものの一流どころを押さえているのは大英帝国の威光なのかもしれません。

フェアアイルのセーターやカーディガン、本場英国物も欲しいですが、ラルフのリリースする中国製手編みのものもほぼ毎年販売されていて、結構気になっています。きっとラルワールドに欠かせないアイテムなのですね。

おはようございます。

バックパックはエレガントすぎてもだめだし、カジュアルすぎてもだめだし、
微妙な塩梅が問われる実は鞄の中で一番難しい分野ではないかと思っています。
また、背中における位置で表情が全く変わるのも難しく、スーツのゴージライン以上に気張ってるかリラックスしているか、その印象が変わるとおも思います(笑)

そんなわけでバックパックはほとんど持ってませんが、
唯一「THE BLIDGE」というフィレンツェのメーカーのバックパックを所有しています。
フィレンツェらしく懐の広いデザインといいますか、田舎臭いのだけどちゃんとしているという、何とも言えないバランスが好きで年に3回使うかどうかに関わらず手放せません。

最近の服や鞄は薄くて軽い傾向にあるとのこと、その通りですね。
きっと現代人は筋肉が足りないのでしょう(笑)、あと根性と。
まぁ冗談はさておき、それだけインフラなどを含む街並みがしっかりしているというか大変便利なのと、社会が平和で緊張感が無くなってきているという、この2点も関係しているのではないかと思ったり。
鎧とは身を外部から守る側面と、心を外部から守る側面の両方を持っていますので、それを必要としないという事はそれだけ平和になったという事でしょう。
あくまでも私の憶測ですが。

それでもやはりパッドの入ったスーツやカッチリした重厚なバッグはエレガントですので、いつまでも無くなって欲しくはない所ですね。

カメリア様

年に3回登場するバックパックにも自分なりの思い入れと手放せないという相着心があるところがカメリア様ならでは。きっとフィレンツェスタイルの素敵な逸品なのではと推察いたします。

寒くなってくるとどういう訳かアウトドアライフに浸りたくなります。マウンテンパーカやブーツ、デニムやハイネックの手編みセーターなど取り出しては次の休みにどこへ散策に出かけるのも楽しみの一つでして(笑)。ということで今度の休みは最後の紅葉狩りということでティンバーランドのバックパックを背負って近場の山に行こうと計画中です。

かなり寒くなってきましたが街では薄手のタイトスーツをピタリと体に沿わせて着こなしている人を見かけます。鍛えた体にフィットしたスーツ姿は若さの特権かと思います。ただスーツそのものに焦点を当てると本来のスーツとは違和感があります。何というか今までのクラシックなスーツがもっていた生地のしなやかさ(ドレープ)やカッティングの見事さが見えずどれも同じような…。

ひょっとして鍛えた体にクラシックなスーツを纏えばさらに格好良くなるのかなと思いました。

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