最近のトラックバック

« Italian Jeans(イタリア製のデニム) | トップページ | Buying Winter Gear(秋冬物を買う) »

2014年6月 7日 (土)

Marine look(海辺のカジュアル)

入梅を待たずに猛暑となった東京も気温が下がり、例年より3日早く梅雨入りとなった。この季節は厚い雨雲に押されたように気分も下降気味。何しろプレスしたてのパンツが雨に遭うだけでクリースが消えてスェットパンツのようになってしまうのだ。これではお洒落心も一気に消え失せてしまう。

せめて梅雨の合間をぬって天気のよさそうな週末くらいはカジュアルな装いを楽しみたい。東京近辺の海辺に電車で出かけたりドライブに出かけたりして一足先に夏の海を味わえば気分も上昇。そこで今回は海辺のカジュアル”マリンルック”を中心に週末のお洒落について考えてみたい。

1.海辺のカジュアル

01

海辺のカジュアルと言えば、ネイビーやホワイト、ボーダーやマドラスチェック、デッキシューズを組み合わせたい。今年のクールビズは白のパンツが注目アイテムらしいが、それに倣って週末らしい白のデニムをセレクト。シャツをタックインした場合とアウトの場合の2通り撮影してみたがどちらも悪くない。

夏の重ね着に最適のライトなヴェスト、その特徴は…

2.シーフィールドヴェスト

02

ジップアップヴェストはジャケットの代わりに色を重ねることができる優れもののアイテム。マリンルックらしいネイビーに白ステッチとドローコード付きの凝ったディテールが特徴。フランスのカジュアルブランド「エーグル」のものだ。シーフィールドの名のとおり、海辺を意識したデザインだ。

3.キャップを被る

03

サマーキャップは通気性の良いコットンメッシュが主流だが、革好きの身としては敢えてレザーキャップを被ってみた。ヌメ革の帽子は購入当時はもっと白かったが、日に焼けて随分フレッシュ(肌色)に近くなってきた。ヌメ革といえばブリーの鞄で有名だが、帽子に使うのも中々洒落ている。

4.Long Bill Cap 

08

キャップはつばが長くカーヴしていて、裏側も同じ革を贅沢に使っている。因みにハットの場合つばは英語でBrimだがキャップの場合はBill(くちばし)とのこと。革は上質なカーフだが靴のものとは違って薄く、表面に天然のシボが入っている。つばの根元上部にショップのイニシャルHが刺繍されている。

5.レザー使いの名店

04

キャップはレザー使いの名店エルメスのもの。たかがキャップだがイタリアの名門ボルサリーノのハットが2つ買える値段も納得の素材だ。帽子の裏打ち(ライニング)にも100%の麻素材を使い、天然素材だけで作り上げた逸品らしく巷の人工素材を使ったスポーツキャップとは一線を画すもの。

6.マドラスチェックシャツ

09

マドラスチェックの半袖BDシャツは夏の花形。ネイビーにイエローとターコイズ、スパイスのように赤のラインが若干入っているのが憎い。ブラックフリースのエクスクルーシヴな柄と色の配色だ。サイズはBB01、ブルックスのエクストラスリムフィットと同じサイズ感で、細身のヴェストにフィットしている。

7.スリーブボタン

10

ブラックフリースの半袖シャツは全て袖先に飾りボタンが付いている。スリットと合わせて60年代の半袖シャツに見られたディテールとのこと。デザイナー、トムブラウンの拘りだろう。写真のシャツと同じ生地使いのネクタイやボウタイがあって、アウトレット内のブラックフリースショップに並んでいるのを見た時は思わず買いそうになった。

8.帆布ベルト

07

白のパンツを履く時は色落ちする革ベルトは避けたいもの。肉厚の帆布を使ったコットンベルトはマリーンルックに最適なブルー。ネイビーのヴェストとの相性もよく、真鍮のバックルにヌメ革を使用した革部分や自然に褪色した風合いのベルト本体が印象的だ。ラルフローレンのクルージングラインの中の一品。

9.ヴィンテージトート

05

夏のバッグは帆布のトートバッグが一番。しかもボーダー柄が気分だ。革と違ってコットン製の殻なので突然の雨に慌てずに済むし、海辺で砂が入っても直ぐに洗える。写真のものは縁や取っ手、底部分に革を使った贅沢な作りだが、それでも気にせず洗う。購入してから20年以上経つが今も現役だ。

10.RL67 オーシャンリゾート

06

1990年代初めのトートバッグはラルフローレンのもの。RL67のロゴはご存じのとおり、ラルフローレン自身が初めてネクタイを作り販売した年、即ちポロの創業年を意味するもの。写真下のエスパドリューは昨シーズンのもので、スペインの名門カスタニエールによる別注品、こちらにも同じくRL67が刺繍されている。

11.新旧デッキシューズ

11

新旧デッキシューズは左が1980年代中頃のもの。月型芯がぼろぼろになってしまったが今も履いている。勿論底はデッキシューズらしくスペリーソールだ。一方右のマドラスデッキは昨シーズンもの。こちらのソールはコンバースのような滑り止めソールとなっている。どちらもラルフローレンのもの。

梅雨時の装いはあまり気が進まないものだが、梅雨の合間の週末を楽しみに半袖のシャツやショーツ、デッキシューズをクローゼットから取り出してみた。梅雨が明ける前に今年の夏ものを補充しておきたいところだが、どうやら既に海外のオンラインショップでは春夏物の30%オフが始まっているらしい。

近場の鎌倉から湘南、昔訪れた東北の海も東日本大震災以降ご無沙汰している。毎日雨が続くと鬱陶しくなりがちだが、カラフルな夏物をクローゼットの最前列に並べたり、ネットショッピングで春夏物を買い足したりしなが夏の到来を待ちたいもの。それだけでも気分は一足早く晴れやかになるに違いない。

« Italian Jeans(イタリア製のデニム) | トップページ | Buying Winter Gear(秋冬物を買う) »

カジュアル(Casual wear)」カテゴリの記事

コメント

管理人様

こんにちは!

こうした装いで海辺を歩きたいです。
ブラックフリースのこのマドラスチェックいいですね。おそらく管理人様がアウトレットショップで見かけたこの生地のボウタイを結ばなきゃと思いました。ブラックフリースの半袖シャツは袖ボタンといいシルエットといい、僕も気に入っています。唯一数枚持っている夏の半袖シャツです。あとはポロシャツかTシャツです。
シロさんのブログにも書き込んでしまいましたが、チェックのシャツが欲しいです(なんだかずっと言ってますね(笑))。そしてチェックの上にネイビーのヴェストが落ち着いて良い感じです。ネイビーのベルトも憎いです。
チェックのシャツ探しにアウトレット行きたくなりました。

decoy様

早速のコメントを有難うございます。

decoy様もブラックフリースのマドラスチェックのボウタイをお持ちだったと思います。これからの季節はボウタイが良さそうですね。何といってもフォアインハンドよりも面積が少ない分涼しげに見えます。

この週末でブラックフリースのンラインショップも新着ものが30%オフになっていますので明日はネットショッピングでも楽しもうと思います。私もチェックの半袖シャツがもう少し欲しいので他の人のブログを参考にさせてもらっています。

左側の紺色に黄色のパイピングスニーカーは私も、所有しております。これでエンブレムスリッポン、失礼しました。クレストローファーと続きまして同じのが2足になりました。

浦野様

早速のコメントを有難う御座います。

何と浦野様もポロのスニーカーお持ちでしたか。これで共通のアイテムが2つになりましたので、次はシャツあたりでしょうか。ひょっとして鎌倉シャツかも(笑)

鎌倉シャツ!その一言にて、シャツは鎌倉シャツのワイドスプレッドカラーに決定しました。そして一年前のコーデネイトを写真で見ると道中の装いはシャツがBBのラベンダーカラーのポロシャツにJpのパンツ、靴はRLのリザードローファーでしたので急きょ変更し、上はBBの淡い黄色のポロシャツ、パンツもBBの淡い茶系の裾は折り返し付きにいたします。なにしろ2ヶ月に一度の楽しみですので着こなしには悩みます。(笑)

浦野様

おお!鎌倉シャツのワイドスプレッドにされましたか。何を着ていくのか考えるのも楽しみの一つですね。私も海外旅行など、限られたスーツケースのスペースに何を持って行くか考えるのが結構好きです。でもついつい必要以上に持って行ってしまい、着ないで持ち帰ることがあるのでまだまだ修行不足かもしれません。

思い返すと海外に駐在していた頃の方が身軽に駐在地を離れて旅行していました。海外慣れと言おうか、既に海外で暮らしていたので必要なものは現地調達という習慣が身についていたのだと思います。

色々と書いているうちに、お洒落をしてどこか小旅行に行きたくなりました(笑)。

管理人様
今回も素敵なマリンルックありがとうございます。うっとおしい梅雨の季節ですがその合間を縫ってウィークエンドカジュアルを楽しみたいものです。どの品も素晴しいですが、個人的にはBFマドラスチェックシャツ(過日のタイもそうですが夏はマドラスチェックが本当に涼しげでおしゃれですね)、特に袖の飾りボタン!ちょっとしたアクセントですが気がきいてます。そしてエルメスのレザーキャップ!色合いといい材質といい、なんともいえません。私もコーチのレザーキャップを持っていますがレザーキャップは長年使っても手入れさえしっかりしていれば経年変化を楽しめます。そしてネイビーのコットンベルト。これにはやられました(笑)。私だったら茶皮のメッシュベルトを当ててしまいそうです。でもこれだとベルトが主張しすぎる感じでコットンベルトがちょうどいい感じです。
パンツはデニムでしょうか?ホワイトデニムは万能ですね!
管理人様はこのスタイルの場合はタックイン・アウトどちらがお好きですか?私は基本的にタックインが好きなのですが、夏は暑いのでどうしてもタックアウトにしてしまいます(笑)。RL67の67はラルフローレン氏がタイを作りはじめた年なのですね。知らなかった。そういえば何かで読んだのですがRL氏はそれ以前BBで働いていたとの事。BBで基本のアメカジスタイルを習得しそれをベースにRLスタイルを構築したのでしょうか。いずれにしろ素晴しいですね。

KEI様

コメントを有難う御座います。

夏の時期は淡い色目のパンツにレザーベルト(特に茶)が曲者です。私の場合は汗かきな体質のせいか腰辺りに汗が出て、ベルトに湿気が移るせいで、革の染料が染み出てくることがあります。中でもメッシュベルトはよく色が落ちるのでこの季節はリボンベルトやコットンベルトを合わせることが多くなってしまいます。最近もブルックスのオンラインでリボンベルトを他の品物と一緒にまとめて注文してしまいました。

エルメスのレザーキャップですが購入は2007年ですので、もう7年前になります。年々革質が落ちているといわれますが、エルメスはその時点で最高の革を手に入れられるようでいつの時代もトップクラスの革製品を作り出す強みがあるなと感心しています。もっとも最近は昔20万円代で購入できたエルメスのサックアデペッシュ(ブリーフケース)が90万円と信じられないほどの値上がりに改めて驚いています。欲しいものは大体昔に買っておいたので物欲がなくてうれしい限りですが、これから買われる人は円安と相まってかなりの散在になるでしょう。

さて、今回のコーディネイトですが、個人的にはタックアウトが好きです。それではベルトを紹介できないのでタックインと両方載せました。また半袖のマドラスシャツは流石のブラックフリース、毎年良いものを出してくれます。夏場になるとオンラインセールを行いますのでその頃に又覗こうと思っています。それとパンツは仰るようにデニムです。ホワイトデニムは本当に重宝します。汚れが気になるので時々漂白しますのであまり高級なものは買いませんが(汗)後ラルフローレンの出発点ですがブルックスで働きながら自分もネクタイを作ろうとノーマンヒルトンと組んで作り、最初に扱ったのがポールスチュアートだったという話です。

ニューヨークトラッドの今昔物語も中々楽しいなと思います。

早々のご返信ありがとうございます。
ここでポールスチュアートが登場するのですね。セレクトショップの先駆けなのでしょうか、それにしてもきっと未だ若く名前も売れていないRLを扱うとは凄い。ニューヨークは人種のルツボ!センスも様々、その中でそれぞれのポリシーの中で最高の物を追求するショップは尊敬に値します。やはりNYトラッドの雄は素晴しい。ブラックフリースも新たなる歴史を作るのでしょうね。

KEI様

ポールスチュアートのディレクター的存在だった故クリフォードグロッド氏はラルフローレンがまだポールスチュアートの顧客だった頃、閉店後「男の装い」について遅くまで話しこんだものだ…と後に述べていたようです。当時のラルフにとってポールスチュアートと指揮者のグロッド氏はメンズクロージングの大先生だったのでしょう。

そのクリフォードグロッド氏も2010年に亡くなり、紆余曲折を経て昨年日本の三陽商会が親会社になって現在に至っているようです。私個人としては昔の限られた顧客の為に存在していたポールスチュアートが好きでしたので、グロッド氏の死も含め寂しい気がします。

最近、新しく銀座の三陽商会ビルの上階にオープンしたポールスチュアートも訪問しましたが昔の銀座店のように行くと何かしら心を打つものがあった時代とは違いました。ネットで調べると三陽商会はアジアでポールスチュアートのブランド展開、そして将来は欧州にも広げるという計画があるようです。

時代は変わり、近いうちにいつかアメリカのマディソン街にあるポールスチュアート本店も変わるのかもしれません。何より素晴らしかったポールスチュアートのウィンドウディスプレイが見られなくなって残念に思っています。 

Time goes by.

管理人様


ブラックフリースのオンラインショップでシャツを3枚購入しましたが、購入確認メールが送られてきませんでした。
問い合わせのメールを送ると、「' United States Fish and Wildlife Service restrictions'のため、白蝶貝を使用したシャツは輸出できない」との返事が返ってきました。
「本当に!?」という気持ちです。。。

ただ今帰って来ました。行きがけにポロシャツは急きょ変更になる、JPのゴルフに変わりました。まずは小倉の百貨店井筒屋へ参りまして、姉と姪にRLのソックスカバーと同じ品2足を私が小倉へ行きますと必ずスタッフブログでアップして下さる美人スタッフK様への誕生日プレゼント(8月ですが)購入しました。一昨年知り合いました井筒屋外相のN部長様のわずかでは御座いますが売り上げになればと思い4FRLレデースコーナーのスタッフに話しますとそれは喜ばれますよ!と言ってくださったので連絡すると偶然にも8Fにいらっしゃいました。すぐに駆け下りて下さりましてたいへんい喜んで下さいました。夜の小倉は三次会まで!来年は還暦になると言うのによく飲むものです。(汗)翌日(今日は)恒例のBB、RS新天町、最後に岩田屋5Fのメンズフロアー。BBでソックスを買いまして岩田屋では何時も気になるスタッフがコードレンの6釦スーツを着てましたので、華麗なるギャッビーみたいですねと言いますとたいへん喜んで下さり、ところでお宅はどのメイカーのお方ですか?と尋ねるとオンワードと答えられましたので私は以前貴社の機関紙、樫の樹に登載された事ありますと言いますと早速新しい樫の樹を見せて下さいました。彼いわくどんなにJPを含めて当社の製品を購入されたお方でもこの本は知らない凄いですねとビックリしてました。そして最新号では新入社員の紹介が登載されてました。今では写真はカラーですが私が登載された本ではモノクロでした。靴メンテのコロンブスでソールローションを購入いたしまして前日小倉で履きましたリーガルクラシックの6アイレットの靴を見せて女性スタッフにさてこの靴はどこのメイカーでしょうか?と尋ねますとシューズ袋が昔のグリーンカラーのC&Jでしたので袋と同じじゃないですか?と言われたので正体を言いますとてっきりノーザンプトン製かと思ってましたと答えられ嬉しかったです。すみません長々と書き込みまして(汗」

やまだ様

初めて聞きましたが、本当にブラックフリースのシャツが輸出できないのだとしたらオーダーポリシーのところに書かれていそうなものですが…
それと、私の方はオウンメイクのシャツを購入したのですがそちらは特に問題ありませんでした。オウンメイクの方はプラボタンだったのかも知れませんが、少し調べてみます。

貴重な情報を有難う御座いました。

追記:
やはり調べてみたところ私のオーダーしたオウンメイクのシャツもマザーオブパールボタンでしたが、問題なくオーダーが通っていますのでメールで返信した人が勘違いしている可能性があります。

唯一、ブラックフリースの場合はホワイトマザーオブパールでオウンメイクの方はマザーオブパールという違いがあります。その差が引っかかるのでしょうか。ワシントン条約では白蝶貝も輸出制限の対象になっているようですが…。

浦野様

小倉詣で、今回も楽しまれたようですね。「樫の木」の掲載話はオンワードの社員の方にしてみたらびっくり仰天だったのではないでしょうか。何しろ社内誌でしょうから基本的にクローズドなはずですので…(驚)

靴メンテコーナーでのやりとり、井筒屋での買い物とN部長殿との再会、お洒落談義や買い物談義に花が咲きそうな恵まれた環境の中で来年還暦を迎えられる浦野様は実に素敵な歳の取り方をされているなぁと思いました。

管理人様


ご連絡有難うございます。

管理人様に調べていただいた内容をもとに、再度問い合わせしましたが、「ここ最近で、(輸出規制が)変更となったため、やはり輸出できない」との返事が返ってきました。
対象は、'any pearl, shell or abalone products 'とのことです。

ちょっと、信じられないです。。。

やまだ様

私がオーダーを入れた日は6月8日でしたが、やまだ様がオーダーされた日は何時でしたでしょうか?

もしやまだ様の注文日以降そうなったとすると、ブルックスのオンラインでシャツを購入している人は結構多いのでちょっとした問題になりそうで心配です。

管理人様


私は、6/10に注文しました。
ただ、問い合わせの返事には、「変更は、'within the past couple of weeks'に行われた」
と書かれていました。

やはり、ちょっとおかしいですね。。。

すみません、上記コメント
「やまだ」です

やまだ様

6月7日のオーダーが15日父の日に間に合うようにデリバリーされそうです。一週間という短い間で日本に届くのですからDHLも経営改善の努力がなされているようです。

それにしてもやまだ様への返信はどうも正確さに欠けると思うのですが、念のため今回は様子を見てしばらくたってから今一度オーダーいれてみるのも良いかもしれません。

何よりオンラインでのオーダーは返信がオートマティックですので、それがないということは昔あった私の経験から言えばずっと後にオーダーが通ることが殆どでした。参考になるか分かりませんが、あまり無理することなく気長に待つと良い結果につながりそうな気がします。

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« Italian Jeans(イタリア製のデニム) | トップページ | Buying Winter Gear(秋冬物を買う) »