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2014年4月19日 (土)

Pigskin casual(誂えのローファー)

調べたところ、最初のローファーはアメリカのメイン州、G.H.Bass社によるものだそうだ。当時ノルウェーの漁師靴を基に製品化されたことからWeejuns(ノルウェー人の意)と名付けたとのこと。よく知られたローファーなる言葉は、後に同じ米国のメイカー、ネ(ト)ルトンが登録商標したことで一般化し現在に至っている。

アメリカで発達したローファー故に、英国ではノルウィージャンやカジュアルなど別の呼び名がなされている。もっともアメリカに顧客をもつロンドンの靴屋はどこもローファーが通じるし、サンプルも多数用意して顧客の注文を待っている。そこで、今回はローファー作りの名店クレバリーの最新ローファーを紹介しようと思う。

1.Shoes in the Box

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今回も立派な箱に入れられて納品された最新のローファー。引出しをあけるとシューバッグに入った最新靴が見える。最近のクレバリーは箱や靴袋もゴージャスで、アジアのリッチ層をターゲットにイメージアップを図っているようだ。昔のように味のある靴を作っていた職人集団からブランドへと脱皮しつつあるのを感じた。

もう少し詳しく紹介したい…

2.ボックスの比較

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靴には関係はないが新旧の箱を比べてみた。写真上の左(旧作)は裏張りと人工革の端が整っているが、右(新作)では人工革を雑にカットして無理やり被せたようだ。また写真下の左(旧作)では箱にシューホーンが付くが、右(新作)では付かない。OEM先の問題だろうが初回のみ真面目に作ったような雰囲気が感じられる。

3.靴の全景(その1)

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箱に比べて靴の作りは素晴らしい。やや細身のアンソニークレバリートゥが格好良く見える角度から写真を撮ってみた。クレバリーでは珍しくかなり強めなアンティークフィニッシュだ。「ウェルト部分はホワイトステッチでピッチを細かく…」と指定したお蔭で、コバの辺りから手縫い靴らしさが滲み出ている。

4.靴のアウトソール

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クォーターラバーチップ付のヒールリフトにメタルトゥチップ付のつま先。ウェスト部分はドレッシーなベヴェルドウェイストといつもの仕上がりだ。ソールの厚さはクォーターベアー、1/4インチよりもやや薄い。実用的な靴としてはぎりぎりでの厚みでこれより薄い3/16インチだと地面の衝撃がダイレクトに伝わってきてしまう。

5.靴のインサイド

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靴の内側を横から撮影したもの。サドルより下のモカ部分は短いが、その分履き口が広くなるので、結果として足入れがし易くなる。一方サドル上のタンを長くとることでノーズの長い靴に見せることもできる。ローファー(含むスリッポン)を今まで7足誂えたが、快適な履き心地と履き口の広さは大いに関係があると感じている。

6.靴のアウトサイド

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こちらは靴の外側を横から撮影したもの。甲部分と踵に延びる革ベルトがレザーサンダルのストラップをイメージさせる。アッパー表面にはピッグスキン特有の三つ組毛穴が広がり、独特の表情を見せている。スムーズなカーフ素材やシボのあるグレインレザーにはない個性こそこの靴の一番の見どころ。

7.靴の全景(その2)

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ピッグスキンはグッチで有名だが、一見すると硬いイメージがある。以前ブーツにピッグスキンを使った時も踝より上に限定したが今回はアッパー全面がピッグスキンだ。ところが履いてびっくり、カーフに負けないくらい柔らかい。おまけに革の表面は傷が目立ちにくい優れもの。レアなだけでなく実用性の高い素材だと感心した。

8.ライニング

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ライニングは通常アッパーに近い色を使うが、好みに応じてライニング専用の革見本から好きな色を選ぶことができる。今回は久々にグリーンをリクエスト。前回のアリゲーターエラスティック以来、クレバリーでは久しぶりのオーダーだ。履いてしまえば見えないが、注文主だけが分かる密かな愉しみといった感じか。

9.ロールステッチ

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U字部分は「すくいモカ縫い」と呼ばれ、何でも革の銀層部分のみすくって縫うスキンステッチの一種のようだ。難易度の高い手縫い技術で、ピッチを細かく揃えて破綻なく仕上げるのは熟練が必要とのこと。今は廃業したミラノはアルカンドのUチップのロールステッチも細かくて感心したが、モカ縫い一つといえども奥が深い。

10.ヒール

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昔は踵の形状も細かく指定した時期があったが最近は全くお任せだ。久しぶりにじっくり見たところ、今までどおりのピッチドヒールで仕上げてきていた。ヒールトップのラバーはフォスターが使うフィリップスペシャルが減りの少ない優れものだ。既に生産中止で、デッドストックものを確保するのも難しいのだろう、クレバリーでは使っていない。

11.メタルトゥチップ

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つま先の金属プレートは、歩く度につま先に余分な力がかかったり曲げ難くなったり、或いは濡れた後で錆が浮いてしまったりするので以前は避けていた。ところが最近はメタルトゥチップを依頼することも多い。最初気になるプレートだが、削れてくると気にならなくなるし、コバの変形を防いでくれるので有難い。

12.納品時の靴

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毎回思うことだが、仮縫いの時と、ソールやヒールが付いて磨かれた納品靴の印象はかなり違う。出し縫いのステッチやウィールの刻みが靴の周りを引き締めるのか、或いはポリッシング後の陰影の効果か、仮縫い時より細くスマートに見える。やはり靴は底が付いてみないとフィッティングも形も分からないものだ。

ローファーの魅力は何と言っても脱ぎ履きの楽なことが上げられる。特に日本の生活様式では、宴会や邸宅訪問など様々な機会に便利さを実感するはず。また、ビジネスからカジュアルまで様々な装いに合わせ易いのも利点だ。スーツには合わせないが、デニムやチノパンからブレザー&ジャケットルックまで守備範囲が広い。

その分ローファーはフィッティングが難しいと言われる。だが、よほど大きくて踵が抜けるか小さくて入らない他は既成のローファーで充分合う。勿論誂えのローファーはフィッティングが更にワンランク上になり、デザインや素材も自由に選べる。目下最高の履き心地で、9足目まで注文してしまうほど入れ込んでいるのがお分かりいただけると思う。

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誂え靴(Bespoke shoes)」カテゴリの記事

コメント

管理人様
素晴らしい靴をオーダーされましたね!
羨ましい限りです。
以前のブログで書かれていた新旧の靴の比較の記事のように、靴箱以外には、手抜きが見られないようですし、細かな部分まで職人が心を込めて作ったというクラフトマンシップが感じられる靴だと写真を見て感じました。履いて歩くのが、とても楽しみですね!
仰るように、ローファーのフィッティングというのは、靴紐による締め付けがない分、難しいと感じております。
最初、購入したての頃はキツイと感じていた物も、10年も履いていると踵が浮き上がるようになってきました。
因みにその靴は、ウェストンのシグネチャー180です。

グレートギャツビー様

早速のコメントを有難うございました。

最新靴へのお褒めの言葉を有難うございます。靴のシェイプはとても気に入っています。前作がラウンドのアリゲーターローファーでしたので、ラストをモディファイしているだろうから元のアンソニークレバリートゥに戻るかちょっと気にしていましたが杞憂だったようです。

ウェストンの180シグネチャーローファー、踵が抜けてきたとのこと。当方の180は26年目ですがまだ吸い付くようなフィッティングを楽しめます。尤も最初の頃は気が遠くなるほど締め付けの厳しい靴でしたので(笑)その分今頃柔らかくなってきたのですが…。

同じウェストンでも個体差があるのかも知れませんし、ギャツビー様と当方の足の形の違いもあるかと思います。元々靴としての耐用年数でいえば、ローファーより紐靴の方が長く良好なフィッティングを楽しめるのは間違いないところですね。何と言っても紐で調節できる強みがあります。

ローファーも目下8足めと9足めを依頼しています。だいぶ充実してきたのでそろそろ終わりにして、30足目、恐らく区切りとなるクレバリーのオーダーを何にしようか…迷っています。

ローファーはどうしても、長く履いておりますと伸びてきて、抜けてくる。仕方がない。と申しましてもやはり最初の足入れで、ハーフサイズ上の靴を選んでしまう事もあります。27年程前にイーストコーストコレクションの夏物で麻のタッセルを購入した際に0,5センチ上を購入したらやはり大きく抜けてしまい内側に補足のインソール材を入れました苦い経験があります。同じラストの6アイレット表鳩目の同素材のPTは通常のサイズでピッタシだったのに(笑)今日久々に姉の家に行きましたらトッズやバリーのローファー靴が大きいので行きつけの靴屋さんで小さくしてくださるようにリペアお願いと頼まれました。早速小さくして下さるとの事です。年齢と共に足が小さくなるんですね。

浦野様

確かに革は伸びるものですからローファーも経年変化で踵やサドル部分が伸びて緩くなるものですね。長く履きたい時はウェストンのように最初キツメのものを履くのがいいのでしょうね。足にとっていいとは限りませんが、私のように26年経っても張り替えなしで現役でいられるローファーも少なからずあると思います。

フォスター&サンのフィッターに聞いたところ、体重の変化によっても足の大きさは変わるとのこと。そのあたりを注意しつつ年を取って足が小さくなったら優良靴修理店に持ち込んでお姉さまのように靴を小さくしてもらおうと考えています。

返信ありがとうございます。今回のぴっぐスキンのローファーは仕上げにポリッシュを塗布されているのでしょうか?トゥの光沢がまるでコードゥヴァンみたいな輝きですね。

浦野様

その通りです。アンティークフィニッシュはクレバリー側で施したのですが、つま先部分のポリッシングは私が撮影前にコツコツとやりました(笑)

流石は浦野様です。靴の表情をよく見ていらっしゃいます。そのことを指摘されましたのは浦野様が初めてでした。

とんでもございません。(汗)以前にも書き込み致しましたように、艶が出るようにとポリッシュを多様致しました結果、表面にクラックを発生させた苦い経験がありますので今では極力ポリッシュを使用しておりませんでしたから管理人様のピッグスキンローファーの光沢が気になって仕方なかったんです。
追伸  北九州ホテルプラザのスタッフに差し上げましたフラッサーのレイスアップシューズもポリッシュを多様致しました結果画像に表示されておりましたようにクラックが出来てしまいました。

浦野様

私もピッグスキンの靴は撮影後つま先のワックスを落として自然な艶に戻しました。失敗例ですと私の場合は黒の靴でクラックが入ります。それらの靴たちはデリケートクリームで保革ケアをしつつ履く時にアクセントとしてつま先の鏡面仕上げを施すようにしています。

ホテルのスタッフブログで拝見しましたAFの靴にクラックがあるとは気がつきませんでした(汗)最近はリーディンググラスが必須なほどですので見落としも出てきているようです(悲)

管理人様
ピッグスキンローファーはガーフ・コードバンとは全く違う、なんと形容していいかわかりませんが素敵な色気がありますね。この形状のローファーはカチッとしたジャケパンスタイルがよく似合いそうです。しかもある程度の年齢の方が(スミマセン・汗)履かれると色気が出ますね。このような誂え靴の場合のサイズ感はジャストサイズで作られるのでしょうか?それとも少し小さめでしょうか?
多くの方のコメントにもありますように本当にローファー購入時サイズ感(サイズ選び)は難しいですね。私も先週オールデンコードバンローファーを引き取りに行ったのですが2足取り寄せて頂き、履き比べて約1時間程度悩みました(笑)。足が小さい為大概取り寄せになるのですがここまで悩んだのは初めてです。結果通常よりハーフサイズ下げワイズをひとつ上げました(6E)。今はウエストンならず「オールデンの洗礼中」です。
管理人様は通常ローファー含め革底の靴はつま先にスティール補強をされるのですか?私は音が鳴るのではないかと案じラバーで補強します。スティール補強で音は気になりませんか?お店の方(いつもRESHでお願いしています)は強度は断然スティールですよ!と勧めてくださいますので今回は初スティール検討中です。アドバイスいただければ幸いです。

KEI様

コメント並びに靴へのお褒めの言葉を頂き有難うございます。

今回のカジュアルは他にない素材と個性的なデザインに色気のあるラインなど、独特の魅力があります。仰るようにカチッとしたジャケパンスタイルが合うと思いますが、意外や意外素足(風ソックス)にダメージ加工のジーンズとコットンニットジップパーカなどでも合ってしまいます。
何しろ、英国ではカジュアルですので(笑)

ローファーでサイズ選びを間違えたのはバーゲンで買ったスェードのローファーです。緩いのにソックスを厚いのにすれば平気だと思い買ってしまいましたがやはり緩過ぎました。若干きつめがいいと思うのですが、アンラインドの場合はきつすぎると足のかっこうが浮き出てしまうので良くないかと思いますし、靴によって千差万別、だから難しいのですね。

最近はローファーもつま先にメタルチップを付けるようにしています。音は確かにしますが、さほど気になりません。それよりもつま先が減らない分他の部分の減りが速いような気がします。それでも、前から見た時につま先下のソールが削れていないと足元の印象がぐっと良くなるのでお勧めです。

トゥやヒールにチップを打つ事は以前にも書き込みしましたがレザーソールやヒールが革の積み上げにゴム化粧(なんか、リーガルの製品の説明見たい)ですが(汗)合成底のくつしか所有してないお方々では絶対に体験出来ない贅沢ではないでしょうか?私など仕事柄、革靴を履かない人間に取りましてこのブログに遭遇させて頂く以前では随分前に書き込んだように博多駅で靴磨きのおじさんにAFのキルテーブラッチャーにヒールチップを施工して頂いてからは考えてもおりませんでした。しかしよく見ると僅かですがどの靴も少しずつトゥヒールに摩耗が感じられてからはチップ施工を行っております。先日姉より頼まれた小さくしてもらったトッズやバリーの靴出来上がりました。

浦野様

確かに革底の靴を初めて履いた(リーガルです)時の何とも言えない贅沢な気持ちは今も覚えています。それに当時の革靴は今よりも革の質が良かったのでしょうか、中々減らなかった記憶があります。

今はもう、少し履いただけでつま先も踵もぐんぐん減ってしまいます。もしオールソールをして履き続けたとすると何十年も持つというメーカーの説明には無理がありそうだなぁ…などと考えてしまいます。

お姉さまの靴、修理が済んでまた活躍できそうでよかったです!!

クレバリーのトランクショーに参加したいと思っているんですが例年サンプルシューズやアーカイブの写真などは何点程の展示がある物なんでしょうか?
アンソニークレバリーの方が好みなのですか大半のサンプルはジョージなのでしょうか?
私の様な一見の客がサンプルを指定し、フィッティングより細身で見栄え重視だの、ブラインドウェルトだの、ピッチドヒールが良いなどと言った所で出来上がって来る靴はやはりクレバリークレバリーのハウススタイルを尊重した仕上がりになると思われますか?
一足目から完璧な物を望むのは野暮だとは思いますが早々オーダー出来る物でも無いので慎重になってしまいます

北川様

トランクショウの様子ですが、近頃はサンプルも豊富で今回は20足以上並んでいました。もちろんアンソニークレバリートゥのサンプルもかなり見かけますが、ラウンドトゥでスマートなものやニューデザインなど色々です。新規の顧客を開拓しようという意欲が感じられました。

クレバリーで注文され、1足目から満足の行く靴が手に入れられるかはどうかはっきりとは言えませんが、昔のクレバリーよりもフィッティングとシェイプとのバランスが良くなっているので良い靴を作って貰える確率は高くなっているのではないかと思います。私の場合は昔の木型ですので自分的には…ですが(汗)。

もし次回のトランクショウ(2月とのことです)に参加を希望されるようでしたらメールアドレスを入力して(このコメントには掲載されません)ご希望の旨コメント等でお伝えいただければご一緒できるかと思います。


 

コメントありがとうございます。

2年以内位にはオーダー出来たらなと言う感じですが管理人様とご一緒させて頂けたら有意義なお話を聞かせて頂けるでしょうね。

職人も世代交代で老舗にも新しい風が入って来ているんでしょうね。
クレバリーのサンプルは非常に美しいですがあれはBないしCウィズ位で作っているでしょうから私の足でどれ程サンプルの雰囲気が表現出来るか楽しみな所です。

フォスターも魅力的ですが元々テリームーアが男性的な靴を好んでいた様ですのでエレガントでドレッシーな靴が欲しい場合はクレバリーですかね。

ファーストオーダーでローファーは勿論ですがエラスティックやストラップシューズも嫌がられますか?

北川様

クレバリーのサンプルにもDやEウィズのもの、ひょっとしてFウィズ風のものもあります。トゥスタイルのアンソニーでもチゼル、ラウンドからスマートラウンドまで千差万別です。

現在の責任者ティームはとてもフレキシブルで一世代前のカネーラやグラスゴーよりもアクセプタブルな印象を受けます。代替わりが良い形となって新たなクレバリーの世界を築いているように見えます。

フォスター&サンはテリーがほぼ引退しているのでエレガントな靴もストロングな靴もどちらでもOKだと思います。ただ1足目は純粋なローファーではなく紐靴やカジュアルでもエラスティックあたりまでが最適かも知れません。

クレバリーは1足目からローファーOKだと思います。アメリカ人の顧客が多いのでローファーを1足目から注文する人は多いのではないでしょうか。ちなみに私は1足目からサイドエラスティックでした。

非常に参考になりました

形としてはペニンシュラ東京の一室にサンプルが並べられ責任者のティームとアシスタント、通訳の方が居られる感じなんでしょうか?

ティームと言う方はラストメーカーでその方が採寸をし仮縫いのフィッティングから納品まで取り仕切っているんでしょうか?

完成品もそうですがクレバリーにしろフォスターにしろサンプルシューズが豊富に見られるのは管理人様のブログしかないと思うので見ていて非常に愉しいです。

ロブロンドンもトランクショーを行っている様ですが管理人様はロンドンロブはお好きではないんですか?
数々の一流シューメーカーでビスポークされていると思いますが管理人様は個人的に一番お好きなシューメーカーは何方になりますか?

北川様

ティームがいるだけで(今回はグラスゴージュニアが同席していました)通訳はおりません。コミュニケーションは片言の英語でも靴用語を知っていれば十分かと思います。

ティームはラストからフィッティング、納品まで全て関わります。クロージングやボトムメイキングは外注かも知れませんが彼がフィッティングを見るので納品まで安心ではあります。

ロブロンドンも魅力的な靴を作ると思いますが、先にロブパリで作ってしまいましたので、なかなか作るぞという気になれないのが本音です…

基本的に作っていただいた靴屋は全て好きですが、日本でトランクショウを開いてくれるクレバリーとフォスターは注文しやすいこともあってリピーターになってしまいました。

ロブパリも日本でトランクショウを開いているのですが、フィッターのパトリスロックが既にほかのメゾンに行ってしまったのでこちらもちょっと…躊躇してしまいます。

後はリピートしている靴屋といえばボノーラ=ルーマニアのサンクリスピンだけですがここの靴も結構好きです。

すいません色々と勝手なことを書いてしまいました。

管理人様の靴を見ていると確かにロンドンロブよりロブパリのイメージですね。ロンドンロブも良い靴ですが好みが分かれる所なのでは

クレバリーの事ばかり伺って来ましたが最新ブログ記事のフォスター、
特に一足目、レングス トウ ウエストからヒールにかけてのラインどれを取っても美しいの一言ですね。

二足目のスタンダードな黒靴も文句なく素晴らしく
三足目ですがこんなエレガントなダービーは見たことがありません

ローファーならクレバリーのピックスキンローファーや小豆色のローファーが個人的に物凄く好みなんですが以前に管理人様がコメントを下さった様にクレバリーはローファーがフォスターは紐靴が素晴らしいですね。
クレバリーのアーカイブの中のインサイドの皺も少し気になるところでもあります
ただテリームーア氏が引退してしまっている事は残念ですが松田氏も良い職人さんなのでしょうね。なにせ東洋人でありながらあの名門シューメーカーを任されているのですから

紐靴なら黒のプレーントウをと思っていましたがフォスターなら管理人様の一足目をサンプルにお願いしてしまいそうです。

そう何足もオーダー出来る身分では無いので何方かに定めて何足か作り、信頼関係を築きたい所ですが最大の悩み所です。

北川様

もし今再びビスポークに夢中になった頃に戻れたら…仰るようにクレバリーではカジュアル(ローファーなど)を、フォスターでは紐靴をオーダーすると思います。

それぞれ得意な分野が決まっていてどちらも魅力的です。

早々、昔松田氏にロブパリの靴を見せたところ、細かな部分も手を抜かないその作りに感嘆されていました。

コメントありがとうございます。
管理人様のロブパリのビスポークも是非見させて頂きたいです。
アーカイブを期待しております。
フォスターでレースアップ、クレバリーでカジュアルを時期を見てオーダーして見ようと思います。
アドバイスありがとうございます。

ネットで見る限りアンソニークレバリー自身が手掛けたイミテーションブローグなどを見る限りギリギリまで小さく高いピッチドヒールやウエストラインなど文句無しに美しいのでそういった紐靴もクレバリーでもお願いしてみたい所です

北川様

例えばクレバリーで3足オーダーを入れるとしたら、1足目にアンソニークレバリーのサンプルからイミテーションフルブローグのサイドエラスティックを、2足目は紐靴でフィドルウェストにブラインドウェルトピッチヒールといった攻めの仕様が入ったセミブローグあたりを、いよいよ3足目にカジュアル即ちローファーで…というのは如何でしょうか?

ロブパリは3足しか所有していませんが確かに作りは良いものです。ただしフィッティングがきついので(フランス流でしょうか…)3足以降はロブ以外の英国のビポークにしました。

流石ビスポークに造詣が深い管理人様ならではのご提案ですね。
素敵な選択です

小説の「シューメーカーの足音」で主人公がデューク作った
一足目は舞踏会用の黒のプレーントウ、二足目にロンドンタンのシングルモンク、三足目にバーガンディーのショート丈のサイドゴアと言うのを思い出しました。

それに加えてフォスターでパンチドキャップやプレーントウ、フォスターお得意のアンティークフィニッシュを加えたチゼルのブローグなどをを並行してオーダー出来たら最高です

どちらもトランクショーの雰囲気は人でごった返すと言う感じではなくゆったりとオーダーを楽しめる感じで納期も1年半程度なんでしょうか?

北川様

シューメイカーの足音はフォスター&サンの松田さんに色々と取材をして小説を書き上げたと聞きました。1足目は黒のプレーントゥというのは、昔既成靴を買うときに1足目は黒のストレートチップを買うべしと教わった世代からすると頷けますが、もっと若い世代の方ですと1足目からクロコ(アリゲーター)のローファーという方もいらっしゃるので、へぇーと感じられるかもしれません。

トランクショウは基本的に友人と訪れることが多いのですが、それでも静かな感じです。時間内は顧客一人(または一組)というのが通常です。時間ごとに入れ替わりますので前のお客さんとすれちがったり後のお客さんと鉢合わせということはありますが…。

ですのでゆったりとした気分でオーダーできますし、納期は仮縫いに半年出来上がりまで約1年です。

度々のコメントで恐縮ですが、関税について教えて頂けますでしょうか?
クレバリーは分かりませんがフォスターの場合靴2500£〜 ツリー270£〜これに今のレートで大まかに計算すると関税と消費税で10万円を超えて来ると思うんですが管理人様の場合、納品時は殆どの場合、関税はヒットされているんでしょうか?
課税されていない場合もあるんでしょうか?

北川様

前回は8万円代でしたが、最近は円安ですので次は10万越すのかな~と思います。せっかくVAT抜き(15%オフ)で送って貰っても通関で関税18%+特別地方消費税等がかかり、VAT有りの値段以上になる訳ですので(汗)。

ですので、最近は値段がそこそこの既成靴を買う方に興味があります。誂え靴はもう十分かなぁ~と思うのと、誂え靴では出せない味のある靴もあるので。
(オールデンやクロケットのコードバン靴なんてかなり好みです。)

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