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2013年11月23日 (土)

Reducing from 40 to 20(Part I)

後世に残したい既成靴40足を選んだのが数年前、その後思ったよりも靴の寿命が早く来たり、新しく増えた既成靴もあったりして少しずつ靴の交代が進んでいた。ところが先日のギャラリーセールをきっかけに靴棚の顔ぶれがだいぶ変わった。収納スペースを有効に活用するとなると靴のリバランスを行う必要がありそうだ。

最近は紐靴よりもスリッポン、黒より茶と履く靴に偏りがある。ライフスタイルの変化が靴の志向に表れているせいか、楽に履けるローファーやカジュアルな茶靴ばかり選んでしまっている。そこで今回は以前選んだ後世に残したい40足の既成靴を見直し、後世に残したい既成靴20足を新たに選んでみた。

第1回 ~英国の既成靴から10足を選ぶ~

英国製既成靴10足

01

既成紳士靴のマスターピースと言えば”英国製”。できれば20足の枠全てを英国靴にしたいがそれは無理だろう。残念ながら大好きなトリッカーズやグレンソンはリストアップを見送った。濃淡様々な茶靴に比べて黒靴は僅か1足。偏りがはっきり分かる写真だ。奥左からクロケット2足にチャーチ。手前左からグリーン4足とロブ3足。

さて、後世に残す英国靴とはいったい…

チャーチズから

1.チャーチズ:ディプロマット

08

英国靴から選んだ唯一の黒靴はチャーチズのディプロマット。ノーザンプトンでは最大ファクトリーのチャーチズ、中でも名ラスト#73を使用したセミブローグは、誂え靴の雰囲気も漂う。NYで購入後21年が経ち、革の表面にひびが出始めた。メンテナンス次第では降板も考えられるが、できるだけ長く現役のまま愛用したい。

エドワードグリーンから

2.エドワードグリーン:カドガン

03

エドワードグリーンの名木型旧#202製のカドガンは1990年製。甲が低く羽根が開き気味だったが23年経って羽根もだいぶ閉じてきた。今回の10足中このカドガンを含めセミブローグは3足も選んだがウィング部分が曲げ難さを感じさせるフルブローグは1足のみ、それも外羽根がリストアップされただけだ。

3.エドワードグリーン:ハーロゥ

07

既成スリッポンで最上の履き心地と言えば間違いなくこのハーロゥ。1995年購入の旧グリーン製ポールスチュアートネームは何とNY本店のセール時に購入。あまりにもよく履いたのでつま先と踵を修理に出したばかりだ。エプロン部分はドーヴァーと同じスキンステッチやライトアングルモカステッチが入る手仕事の濃い1足。

4.エドワードグリーン:ドーヴァー

06

英国靴の魅力を広めたロイドフットウェア。中でもヒュームドオークタン素材のドーヴァーは有名で、ポールセン&スコーンの#33ドーヴァーをラスト#32に変更したもの。1989年ロイド青山で購入。当時ロイドフットウェアで最も高価だったが、1足の値段は48,000円だったと思う。今では信じられないほどの破格値だ。

5.ワイルドスミス:ウェストミンスター

10

幻となった(最近復活との話が出ている)スタッグ・スェードのダブルモンク。ロブパリ既成のウィリアムが出るまで、ダブルモンクと言えば写真のウェストミンスターが有名だった。1990年夏、今は閉店してしまったワイルドスミス&サンズのサンプル品を購入。ラスト#201を使用した旧グリーン製だ。

ジョンロブから

7.ジョンロブ:セイムール

04

ラスト#8695を使用したセイムールは13年前に購入。初期はクロケット製だったジョンロブ・パリスが旧グリーンの工場を買収、自社靴を登場させると「流石はグリーン製」と評価が高かった。当初ロブとグリーン両方を作っていた工場も故フルスティック氏がグリーンを再興するとラストの使用権をめぐって裁判となったと聞いている。

8.ジョンロブ:シャンボールド

02

グリーンがロブと袂を分かつ際、スキンステッチを縫える2人の内「優秀な職人がロブに残った…」などよもやま話を色々聞いたことが懐かしい。このシャンボールドはドーヴァーよりも堅牢で良質、90年代を代表する名ラスト#8695を使用している。エルメス資本らしく当時のロブが一頭地を抜いていた頃の1足だ。

9.ジョンロブ:フィリップII

05

2008年だっただろうか、超円高の時分にロンドンのジャーミンStにあるロブ路面店にメールオーダーしたもの。 シューツリー付きで210,000円以上という国内価格に対して為替の関係か海外価格は驚くほどリーズナブルだった。スマートラウンドの#7000は新しいラストらしく#8695よりも長く細い。

クロケット&ジョーンズから

10.ジョンロブ:ロペス

09

自社工場が完成しても暫くはクロケットに別注していたのがロペスやバロス。写真のロペスは自社工場ができる前、1994年暮にニューヨークのエルメス店で購入したものだ。マンハッタンはどこもクリスマスのデコレーションが綺麗だったことを思い出す。中敷きはPARISの表記が入る初期展開品。

11.ラルフローレン:マーロゥ

11

最近買った既成靴。コードヴァンと言えばアメリカのオールデンが有名だが、クロケット製のものは作りの丁寧さはオールデンより上手。ポロ.コムのオンラインストアで購入後米国の親類を通じて郵送してもらった。ポロ社のセンスが加わると英国靴ながら英国のオンラインストアでも買えない格好いい靴になる。

今回は後世に残したい靴20足の内、半分の10足全てが英国靴だった。考えてみれば英国は足繁く通った国の一つ、ノーザンプトンファクトリーツァーを3回も企画・実施したくらいだから当然かもしれない。グリーンが4足で次がロブの3足、更にクロケットが2足にチャーチズが1足というのも納得。UAのディレクターが「既成靴のトップといえばグリーンになる」と言っていたことを覚えている。

残りは10足。フランスやイタリアの靴、アメリカの靴など残したい靴は色々あるが一生履きこなすのに十分な靴数は限られよう。何しろ紐靴よりローファー、黒靴より茶靴という好みに加えて手持ちのスニーカーやワークブーツも時には履くことだってある。限りあるお洒落ライフ、せっかくだから今回選ぶ20足の靴をせっせと履いて仕事や余暇を楽しみ、時には海外旅行のお供にしたいものだ。

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靴(Readymade shoes)」カテゴリの記事

コメント

こんにちは。
Paul StuartネームのEG、プレミア物ですね!
最近はPaul StuartやRalph LaurenネームのGaziano & Girlingが展開されていて、以前とは少し違った雰囲気になってきたような気がします。これはこれで格好良いですが、個人的にはやっぱりEGだなぁと思ってしまいます。パープルレーベルのローファーがとても格好良いんです!いつも指を咥えて見ているだけですが(笑)

シロさん

ニューヨーク生活を満喫されているようで羨ましいです。

ポールスチュアートのEGは宝物でして、あまりにも快適すぎてついついヘビーユースになってしまうので最近ヒールとつま先を修理に出したところです。

シロさん、ブルックスのマディソン店は行かれましたか?コードヴァン靴は順次アレンエドモンズ製に替わっているとの話ですがオールデンのコードヴァン靴はまだ展開されているのでしょうか?

お時間がございましたらお教えいただけると幸いです。

もう羨望の眼差しで拝見させて頂きました。私が大好きなEGのドーバーが入ってて良かった!!!今にしてみればこの上代なら買えたのに?もし購入していたら私の靴に対する価値観、考え方も今とは違っていたのかも・・・・・

浦野様

早速のコメントを有り難う御座います。

確かに今思うとロイドのドーヴァーは本当に良心的な値段でした。英国靴の魅力を教えてくれたロイドは貴重な店です。

浦野様の靴遍歴は王道だったのではないでしょうか。外国の靴に興味をもたなかったとしたら私も日本が誇る日本製靴の靴をワードローブの主役に据えたと思います。

私にとってリーガルはエバーグリーン、今も心踊る名前です。

管理人様

こんばんは。
靴好きな私にとって昨年もそうでしたが、今回も前のめりに夢中になってしまう非常に面白いテーマでした。今よりも革質が良く、作りも丁寧だった頃のエドワードグリーンが多くランクインしているのは納得のいくところだと思いました。現行のグリーンがメインである世代のため、本当に羨ましい限りです。
旧グリーンをよくお知りになられている管理人様の前で恥ずかしいですが、先週の伊勢丹でのエドワードグリーンのオーダー会でカントリーカーフのドーバーをオーダー致しました。現在、スキンステッチを縫える職人が2人しかいないとのことで、納期は1年後とのことでした。
ところでスタッグスエードが復活するのですか!縁があって旧202の木型でサンドリンガムのスタッグスエードを1足所有しておりますが、質感、雰囲気が大好きで、復活するのであればブーツ又はチャッカで作ることが出来ればと考えております。

ラファエロ様

コメントを頂き有り難う御座います。

スタッグですが、ビスポークシューメイカーの革のストックで名前が上がっているそうです。まだ既成靴のメイカーには回っていないのかもしれませんが、回るといいですね。私もスタッグでドーバーを作って貰いたいです。

カントリーカーフでドーバー、そそります(笑)今のグリーンも好きです。特に昔UAで扱っていたラスト#808のブラックカントリーカーフドーバーは格好良かったです。

ラファエロ様は#32でハーフミッドソール仕様で注文されたのでしょうか?すみません、ドーバー好きとしてはつい聞きたくなってしまいました。

管理人様

おはようございます。
スタッグスエードのドーバー、想像しただけで朝から顔がにやけてしまいます(笑)
ドーバーのラストですが、ハーフミッドソールで#606です。#32と迷ったのですが、来日していた現社長のヒラリー女史が「ドーバーにあうラストはこっちよ!」と、とてもとても強く薦めておられたのと、私自身#606は初めてだったこともあり、こちらにしてみました。色はローズウッドという茶系で、女史は「Lovely,Lovely!」と連呼しておりました(笑)

はじめまして、DECOYと申します。いつもブログ楽しく、といいますか尊敬の念を抱きながら拝見しています。
カドカンとディプロマットの年季と美しさの心を打たれ始めてコメント次第です。色艶惚れ惚れします。

ぼくもいつかは現行品になりますがチャーチのディプロマットとEGのカンタベリーが欲しいなぁと思っています。ローファーはブルックスネームのオールデンと考えているうちに、コメント欄にもありますような事態になりつつあり、日本では既に買えなくなってしまいました。ただ、この20選中の10足を見てジョンロブやEGから選ぶのもいいなぁなんて妄想しています。
眼福ありがとうございました。

早速お返事頂き有難う御座います。
会社がグランドセントラルに近い事もあり、ブルックスブラザーズとポールスチュアートは時々見て回っております。自分にとっては美術館も同然です笑

コメント頂きましたオールデンのコードバン靴ですが、こちらの店舗ではまだまだ展開しています。在庫は薄いようですが…逆に、アレンエドモンズ製のコードバン靴は見当たらず、牛革のものだけでした。今度お店の方に雑談がてら聞いてみます。

ちなみに、ブルックスネームではありませんが、別注のEGの展開もあり、これが素晴らしいです。ダークブラウンのカーフにグリーンのスエードを合わせたウィングチップがとても素敵でした。

もったいないような返信に感激しまして、なんと書き込んでよいのやら浅学非才の頭で考えているうちに今になってしまいました。管理人様の靴と比べると話にもならない靴をありがとう御座いました。ところでチャーチズのデプロマット、ストレートチップは羽根の開きが他の靴に比べると大きいようでワイズが狭いのでしょうか?

おはようございます。
またまた、管理人さまに刺激され、雨降り予報とは知らず、浅はかにも、ディプロマットで出勤してしまいました。帰宅時に振らないことを祈るばかりです。

20数年前にブラックとロンドンタンカラーを丸善で購入いたしましたが、ブラックは何年も経過しないうちに、主にジョイント部クラックや、色のはがれが生じ廃棄いたしました。革質の違いが多かったようです。ロンドンタンは現在でも現役です。ただし、80Fという事もあり全体に沈みがあったり、ゆるくなってきますね。この点が残念です。

ラファエロ様

ドーバーのMTO、#606でオーダーされたとのこと。日本人の足に最も合いやすい木型だと聞いたことがあります。また、以前同じ#606のドーバーを所有していました。ただ、ハーフミッドソールではなかったのが残念でしたが、ラファエロ様のオーダーされたものは完璧です(羨)!

ローズウッドの色目、聞いただけでアンティークの家具の色を思い浮かべてしまいました。ヒラリー女子が言うようにラブリーな1足ができそうですね。完成しましたら印象などお教え下さいますと嬉しいです。

decoy様

当ブログへの訪問並びにコメントの方を有り難う御座います。

早速decoy様のブログを拝見いたしました。私の好きなBBやBFをdecoy様もお好きとのことでとても嬉しくなります。これからも時々拝見させていただきますので、decoy様もお時間がございましたらお立ち寄り下さい。

チャーチズのディプロマットもカンタベリー、それとdecoy様も注目しているブルックスのコードヴァン製アンラインドローファー、どれも好きな靴ですので今後とも楽しく交流ができれば幸いです。

今山形に来ているのですが足元はブルックスのコードヴァンローファー(勿論アンラインド)でやって来ました。上はグローバーオールのPコートで下はハウンドトゥースのスリムフィットパンツ。裾上げをトムブラウン風に短くして下は赤のアーガイルソックスです。

多少寒くともローファーの快適さには敵いません。

シロさん

早速の回答を有り難う御座います。

ニューヨークのマンハッタンが庭という職場環境は正直羨ましいです。それと早速、ブルックスのコードヴァン靴情報をお教えいただき有り難うございました。

シロさんのご覧になったEGはオンラインショップで見て格好良いなと思っていましたが実際はもっと良さそうですね。間近でチェックできるシロさん情報は頼りになります。

浦野様

流石は鋭い浦野様、ディプロマットはチャーチズでは細身のEウィズのものを敢えて購入しました。FやGウィズでは丁度フィットするのがなかったのとEウィズの方が断然格好良かったからです。

ディプロマットを購入したのがニューヨーク店、店員はアメリカ人だったせいかロンドン店と違ってとてもおおらかだったのでスタイル重視の靴が買えたのだと思います。

Tony様

ディプロマットでお出かけになられたとのこと。Tony様もお持ちで嬉しいですし、自分が持っていないロンドンタンの話ならなおのこと興味をそそられます。

フィッティングやクオリティなど貴重なお話もいただきましたので、後程再度じっくり自宅のチャーチズをチェックしてみます。

管理人様
こんばんは

ご返事ありがとうございます。また拙いブログお読みいただいたようで恐縮です。重ね重ねありがとうございます。

ハウンドトゥースに赤のアーガイルソックス&ローファーの格好よさと心地よさげな様子が目に浮かびます。アンラインドローファーは管理人様がBFでされたように個人輸入を企んでおります。

これからもどうぞよろしくお願いいたします。

ありがとうございます。管理人様から鋭いなどと言われます事、赤面のいたりです。この鋭さがもうちょっと仕事に活かせたらと思っております。(汗)さて、以前申しましたように母方の父(私の祖父)の隔世遺伝で偏平足の私ですが足入れが、たやすいブルッチャーよりも優雅な内羽根の靴への憧れはたいへんに強いものを持っております。出来るものなら最後のアイレット(5番目~6番目)がほんの1mmでも狭くなければいけないと常々に思っておりますのでついつい他人の足元でも気になってしかたがないからです。

decoy様

やはりブルックスネーム、オールデンのアンラインドローファーを個人輸入されようと考えていらっしゃったのですね。個体差があって当たり外れがありますがそれを補うほどの魅力があります。

もともとNYの本店を訪問したとき、在庫が1足しかなく、出てきたものは半足がディスプレイされていたので色の差が激しすぎ購入を見送った経緯があります。その後オンラインで購入しましたが結局通販のほうが正解だったという事になります。

企みが成功しましたらdecoy様のブログへのアップ、また印象などをお聞かせ願えれば幸いです。

浦野亮祐様

なるほど内羽根式の靴のアイレット上部にわずかな隙間があるくらいがちょうどよいと言いますのでそれを常にイメージされている訳ですね。

英国の靴は昔はどれもアイレットが開き気味でした。もともと甲高の私には合い難いラストだったのでしょうがその雰囲気や格好良さに惹かれて買ってしまいました(笑)

最近は事情が変わってきて、英国靴の中にも甲高の足に合うラストが出てきたようです。それでも日本の靴(オーツカでしたが)はやはり日本人の足に合う靴作りが上手いなぁと感心したことがあります。

管理人様

こちらのブログで靴の魅力、重要性を再認識いたしました。
茶系の靴はちょっとした色味の違いで全然違った表情になりますね。奥深いです。

残り10足もとても楽しみです。

PMT様

コメントを頂き有難う御座います。

私の方はデニムにお詳しいPMT様の影響を受けたのでしょうか、このところデニムとテイラード物の合わせに凝っております。

ブログの良いところは様々な人から意見を貰ったり新しい刺激やアイデアをいただけたりするところ、ここでは靴が好きで思いついたことをアップしてきましたが、こうしてPMT様にお褒めの言葉をいただき、気を良くしております(笑)

デニムやアメリカのヴィンテージシューズなど、これからも色々と教えていただけますと幸いです。後半の10足は更に偏りがありますがお時間がございましたら覗いてみてください。

本当にバルモラルの靴は優雅ですね。以前書き込みましたイカ靴、(キルトが多く付いたスリッポン)と同じシリーズの5アイレットのスエード素材のトウに飾りのメダリオンがないイーストコーストコレクション、色は黒を購入した際ワイズが狭かったので通常は25,5センチ(リーガルサイズなので一般的には26,0センチ)と26,0センチ両方取り寄せて頂きストリングスがきちんと締まるように両方を試し履きしてから、後者を購入いたしました事を思い出しました。その前に同じECCのこちらのプロセスはGY製法の(麻製(キャンパス素材、帆布)のタッセルこの
2足が5㎜大きい26,0センチの靴です。

管理人様、素晴らしいコレクションですね!

EG製のハーロウは私もワイルドスミスネームの物を持っていますが、エドワードグリーンの革質とアンラインド仕様の特性も合間って、グッドイヤー製法の靴とは思えない快適さがありますね。職場では靴を履き替える職種の為、ジャケパンスタイルで通勤する時、ついつい履いてしまう靴です。

基本的にはチャーチ党の自分ですが、スリッポンタイプの靴においてはこの靴の完成度は他のメーカーを頭ひとつ抜けた物があると思います。

浦野亮祐様

紐靴、特にオックスフォード(内羽根式の意味)の靴を試す時は足入れの際のフィッティングともう一点、羽根の開きも重要なチェックポイントになるということですね。そのお考え良く分かります。

写真のチャーチズを履くときは少しでも羽根が閉じるように紐をきつめに結びます(後でちょっと痛くなったりして、こっそり緩めてしまいますが…)

確かにロンドンの靴屋(チャーチズ)でもEウィズを買おうとすると羽根が開きすぎだからFかGを買った方が良いと厳しく言うので(笑)少しでも格好の良いFウィズの方を買ったのです。

ところがNYのチャーチズは同じラストの靴でEウィズを試したらすっきりしていて格好いいので「これにしたい」と言うといとも簡単に「OK」でした。

昔は格好良さが先に来がちでしたが今はビスポークで「格好良さと履き心地」の両立が出来ているので既成靴には味わいを求めるようになっています。

兎男さん

お持ちのハーロゥは確か黒ではなかったでしょうか?依然お話を伺ったことがあるような気がしました。

兎男さんが仰るようにハーロウの履き心地の良さは異次元で、確かスリッパと称していたのも頷けるほどです。夏の一時期それこそ2日に1度の割合で履いていたらあっという間につま先とかかとが擦り減ってしまい最近出番が減ったところで修理に出しました。

スリッポンで履き心地が良いのはハーロゥ、ハーロゥを真似したロブのアシュレイ、ブルックスのアンラインドペニーの御3家で決まりだと思いました。残念なことに既にアシュレイがほぼ引退しているので、近いうちに後継のアシュレイを手に入れようと思っています。

管理人様、ご返信ありがとうございます。

私が持っているハーロゥはバーガンディに近い濃い茶靴ですね。数少ないグリーン製の靴として、ローテーションの一角を担っています。

靴の寿命は宿命とは思いますが、自分は足形にかなり癖があるため、なかなか自分のサイズが出てこないためクラックやひび割れがでても、なんとか補修を施しつつ履いています。最近も状態の悪いチャーチのチェットウインドのDウィズを入手しアッパーに修理を施してローテーションに加えました。とりあえず、ヒビも埋まり革のしなやかさも復活したのであと五年前後は持ってもらうつもりです。

兎男様

そうでしたか、バーガンディのハーロゥも素敵そうですね。兎男様がハーロゥの履き心地の良さを知っていらっしゃると思うと嬉しいです。

ところで兎男様はクラックの補修はどのようにされていますか?当方はモウブレイのデリケートクリームで一晩置きその後キィウィのポリッシュを使っていますが、何か他に良い方法があるのでしょうか…

管理人様

当方はクラック補修に関しましてはサフィールノワールのクレムの無色がワックスリムーバーとしてかなり有用なのでまずそれで古いワックスを除去致しまします。クラックが革面ではなくワックス面のひび程度であれば古いワックスを除去した際にかなり目立たなくなります。

革の銀面にクラックが生じた場合はモブレイも用いますが市販のヒアルロン酸クリーム等を用いると革内部まで栄養が入りこれ以上のひびの進行を予防出来るので、それらを使いつつ可能な限りワックスを薄く仕上げるのを心がけています。

兎男様

なるほど、目下女性の間でも話題のヒアルロン酸クリームが良いとの情報有難う御座います。近所にドラッグストアーがありますので行ってみたいと思います。

後はワックスをなるべく薄く使用するとのこと、こちらも参考にしてみます。貴重な情報を有難うございました。

管理人様

私は極潤の3D形状復元ゲルという商品のヒアルロン酸クリームを使用しています。ご参考までに、詳しい使用方法はこちらのコラムに詳しいのでかよろしければご参考までに。

http://touch.allabout.co.jp/gm/gc/428993/

兎男様

貴重な情報を有難う御座いました。

最近は靴のメンテナンスも進んで昔のような画一的な対処方法では不足で、靴ごとに細かなケアが望ましいのですね。

せっかくなので、黒靴を2足メンテナンスしてみて今日履いてみました。やはりメンテした靴を履くと気分がいいです。

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