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2013年7月20日 (土)

Summer Casual No.2

7月5日にブルックスブラザーズの本国サイトからオーダーした商品が16日に到着した。到着まで約10日、昔よりも随分早く届くようになったものだ。このところ毎年夏のセールはブルックスUSのオンラインストアで買い物をしている。ともかく商品が日本より安く、日本人にフィットする小さめのサイズが比較的揃っている。加えて今回のようにブルックスのサイトとブラックフリースのサイトをはしごして両方に注文、一括して届けてもらうことだって可能、とても便利なのだ。

オンラインストアが便利なのはアメリカとイギリス、それにドイツだろうか。ラテン諸国のオンラインストアはやや使いにくさを感じる。中でもアメリカのブルックスはクレームやプライスアジャスメント(デリバリー中にセール価格になったら商品到着後値引きを要求できること)などポロ.コム同様(ただしポロの場合は日本へのデリバリーは行っていない)カスタマーケアが行き届いている。そこで今回は到着したばかりの品物を中心に夏のカジュアル第2段を紹介しようと思う。

1.アンパッキング

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ブラックフリースとブルックスの商品をまとめて注文すると別々に送られてきて送料を2回請求されることもあると聞くが、今回は両者とも一つの箱に入れられて到着した。予想外に大きな箱に驚いたが、その理由はストローハットが専用のボックスに入れられた状態で他の衣類と一緒にパッキングされたことによる。因みにブルックスでは大きさではなく商品の合計金額で送料の値段がされているようで、アイテム3点だと49.99$となる。

2.到着したアイテム

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今回はブラックフリースのサイトからマドラスチェックの半袖BDとBD襟のポロシャツを、一方ブルックスのサイトからはアメリカはステットソンとブルックスのダブルネームによるパナマストローハットをそれぞれ注文した。帽子とマドラスBDはメイドインUSA、ポロシャツのみ中国製だが、地厚のしっかりとした作りだ。ウェブ上のサンプル写真ではハットのリボン農茶のはずだったのに黒のリボンだったのが想定外だった。

3.BDポロシャツのコーディネイト

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BDポロは定価が150$だがセール価格で60$と破格の値段、元々キャリーオーバー品なので60%オフの価格設定がなされていた。サイズはBB1で身頃は良いが袖回りがややきつい。ジム通いの成果だろうか、筋トレによってこのところ上腕筋が太くなってきていることと関係がありそうだ。ボトムスも同じブラックフリースで前回、春に注文したシアサッカーのパンツを合わせ、トートやボートシューズも全てアメリカのブランドで統一した。

4.ピケ素材のポロシャツ

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コットン100%のピケ素材は安価なポロシャツと違って打ち込みの厚いもの。日差しの下ではやや暑く感じるかもしれない。白のグログランテープが前立て内側や台襟裏、裾部分内側にトリム状に縫い付けられているので型崩れしにくいのが特徴だ。4つ穴の釦は全て本格的な貝ボタン。トラッドなブルックスらしいこだわりが随所に見られる。着心地はタイトフィットで細身のプレーンフロントのトラウザーズやショーツとの相性が良い。帽子はいつものマドラスリボン付ストローハットでポールスチュアートのもの。バッグはコーチ製。

5.リボンベルト

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リボンベルトはアメリカ製でポロのもの。中央のリボンにケリーグリーンが含まれているのでポロシャツとの相性もよい。昔からトラッド愛好家にとってシアサッカーのパンツと言えば夏の定番だったが、イタリアのパンツメイカーはあまり使わない素材のようだ。さらっとしたドライな肌触りはコットンながら心地よい。PT01やインコテックスのコットンパンツと違い、膝下までの裏地がしっかり縫い合わされているので汗染みが付きにくいのも嬉しい。

6.ボートシューズ

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どちらもメイン州のファクトリーによるモカシン。昔懐かしいお気に入りのサブブランドだったポロカントリーのものだ。どちらもゴム底だが左はモールドソールで右がスペリーソール。アイビー好きにとって夏の足元と言えばイタリア風のドライビングシューズではない。テイクアイビーで見たような短パンにバス・ウィージュンの素足履きがイメージなのだ。よく似たデッキシューズやボートモカシンを屋根裏から久しぶりに出してみた。

7.マドラスBDシャツ

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こちらはマドラスの半袖BDシャツ。定価は175$のところ、セール価格で半額の87.5$になっていた。インディアンマドラス素材をアメリカのシャツファクトリーで縫製したもの。通常のブルックスと同様ガーランド社が作っているのだろうか。スプリットヨークやハンガーループ等トム・ブラウンらしいこだわりが込められている。袖口のボタン(完全な飾り)は確かトムブラウンネームのシャツにも付いていたと思う。

8.シャツのフィット感。

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ブルックスのエキストラスリムフィットと同様のフィット感で、胴部分がかなり絞られているためすっきりと着こなせる。ただ着丈は長めなのでパンツからタックアウトして着るには違和感がある。定石通りタックインしてスッキリとしたウェストラインを見せ、インパクトのあるベルトで締めくくるのが良さそうだ。パンツはヴァレンティーニで帽子が今回購入したステットソンのストローハット、ベルトはUAオリジナル。

9.コーディネイトした靴

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タックインしたシャツスタイルにはレザーソールのローファーが合う。左はブルックスのコードヴァン・ペニー、右はポロのマドラスヴァンプ・ローファーとどちらも馴染みのある靴だ。タックインしたマドラスBDと白のコットンンパンツの組み合わせというとアンソニー・パーキンスの雰囲気がある。優等生的で真面目な着こなしならばデッキシューズよりもローファーが合う。ここで夏本番を迎えたせいかどちらの靴も出番が多くなっている。

10.ストローハットの比較(その1)

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左が今回購入したステットソンのストロー・フェドーラ、右が15年選手のボルサリーノ製パナマ。一見よく似ているが価格が違う。ボルサリーノは価格も高いがシェルが柔らかく、滑らかな肌触りと軽い被り心地が特徴だ。一方のステットソン製は価格としてはボルサリーノよりもずっと安いが作りはしっかりとしている。ただ帽子自体に糊がかかっているせいか、被り心地はやや硬い。夏の海外旅行はどちらを持っていこうか迷うところだ。

11.ストローハットの比較(その2)

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どちらもサイズはLだが、全体的にボルサリーノの方ががやや狭く感じる。つばの長さもボルサリーノの方がやや長いが、つばがカールしている分ステットソンの方が短く感じられるだけかもしれない。素材の良さは値段の良さという訳でもないだろうが、トータルではボルサリーノに軍配が上がる。しかし被ってみてどちらが自分に似合うかはクオリティとはまた別物で、ステットソンの方が自分の顔の輪郭とはマッチしている気もする。

間もなく夏のセールもファイナル、例年ブルックスのオンラインショップもファイナルリダクションとして70%オフになる。既にポロ.コムではアディショナル40%オフという破格のセールをやっている。覗いたところ掘り出し物もまだあるようだが、残念なことに日本には直接郵送しないのでオーダーはしにくい。ポールスチュアートは送料が100$でJ.プレスは送料が何と200$、どちらも日本のアパレルが親会社だからなのか、日本からのオーダーを冷遇するかのようだ。結局一番使い勝手が良いのは目下ブルックスということになるのも仕方ない。

デパートの売り場を見ると相変わらずスリムフィットが主流、昔のようにゆったりとしたフィッティングのものを展開しているブランドは少なくなってしまった。体を鍛えて細身の服にチャレンジするのも良いがたまにはリラックスした服も着たい。幸いブルックスでは両者を揃えている。ブティックや都内のデパートよりも品揃えが豊富なところもオンラインショップの魅力、機会があれば本国のオンラインショッピングをまた楽しもうと思っている。

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コメント

管理人さま:はじめまして。コブラーズサイトの頃からお邪魔させて戴いておりました。管理人さまの圧倒的なワードローブに圧倒され、書き込みすら出来ない状態でした(笑)。小生もアメリカントラッドで服飾に興味を持った世代です。宜しくお願い申し上げます。ブログの文中にポールスチアートの名前が出ておりました。たまたま昨日、サルト銀座店にコートを直しに出かけ、帰りしなにポールスチュアート銀座店に立ち寄りました。ちょうどセールだったのでネクタイを購入し店員と話をしていと、なんと21日(日)で同店が閉店になるとの事でした。青山店同様、約30年通った小生としては非常に残念でたまりません。またいつか銀座のどこかで、商品が綺麗にディスプレイさてた店舗が復活する事を願って止みません。

極楽とんぼ様

初めまして、昔のサイト時代からの繋がりですと懐かしい話もお互い尽きないのではないかと推察いたします。これからもお時間が許す限りお立ち寄り頂き色々と情報交換できれば幸いです。

それにしましても、何と21日(本日)でポールスチュアート銀座店が閉店ですか!早速インターネットで調べたところ、どこかへ移転するようですね。今日丁度銀座界隈に行こうと思っておりましたので今の店で最後に記念として何か買って帰ろうかと思います。あの店はスーツや帽子、ニットにネクタイと色々買い物をした思い出の地です。

ラルフローレンもそうですがポールスチュアートも神戸店を閉店して以来ずっと路面店は2店舗のみで後はデパートのインショップという形態をとっています。路面店を幾つも展開するのに見合う集客力が日本にはないのかもしれません。

その理由の一つが今回も書きましたが、オンラインショッピングが日常になっていることが考えられます。自分自身店舗で物を買う機会がどんどん減っていることを実感しています。これからも店舗経営は多難ではないでしょうか。

さて、ご指摘ただきました当方のワードローブですが、だいぶ整理しました。ただ不思議なことに新しいものを少しずつ買い足してしまいます。トラッドと言えども流行と全く無縁ではないなと改めて実感しています。

管理人さま:小生もWebで確認致しました。新店舗にての再開が予定されているのですね。失礼&安心致しました。管理人さまの記事にも良く登場するポールスチュアート。ネイビーのスーツに茶色の靴を合せる事はここで学んだ気がします。また、ポケットスクエア、サスペンダー、色使いの派手なクレリックシャツ等のパワーアイテムも、同様にこちらから自分のスタイルに持ち込んでおりました。ご指摘の通りインターネットの発達に伴い、所謂路面店が苦戦している事は明らかなのでしょう。昔の様に、物を買う、と同時に店員との語らいが楽しかった事が懐かしく思えました。

管理人様

やはりマドラスチェックのシャツは夏の必須アイテムですね。ストローハットは都内では若干気はずかしいかもしれませんが、夏の海外旅行にはピッタリですね。

私のマドラスチェック歴は中一の夏のVANのマドラスBDが最初ですから、かれこれ40年になります。ほぼ毎年、夏はマドラスシャツを着ていたように思います。最近はおもに長袖のマドラスオープンシャツを着ています。

ブラックフリースの半袖シャツの袖スリット&ボタンは60年代の半袖シャツのディテールですね。

スリムフィットの時期が意外に長く続いたので、多少リラックスフィットの服も少しは着たくなりますね。ツープリーツのパンツもちらほら見かけるようになりました。でも股上は浅く、膝から裾にかけては細身で、新しいスタイルに移行する予感を感じさせます。

極楽とんぼ様

昨日、最後の営業となったポールスチュアートに行って参りました。記念に写真を1枚とポールスチュアートらしいポケットスクェアを買って店員さんとしばし昔話に花を咲かせました。

銀座の地に店ができたのが1981年で、以来32年あの素敵なディスプレイで客を魅了し、上質なアイテムを提供し続けてきたとのこと。ニットやパンツ、スーツにネクタイ、ハットにバッグ、ポケットスクェアやソックスを買ったことが一つ一つ思い返されます。

10月頃、今よりやや新橋よりに新店舗をオープンさせると聞いています。「リオープンにはぜひ顔を出します。」と伝え店を後にしました。店内は他にも馴染みの客と思われる方が居て、それぞれ思い出を交え最後の買い物を楽しんでいたのが印象的です。

ポロ銀座店の閉店から始まり、ポールスチュアートも閉店したとなるとあの界隈に足を運ぶこともぐっと減りそうです。閉店した松坂屋の前を通りながら、銀座の移り変わりをまた一つ感じた一日でした。

PMT様

早速のコメントを有難うございます。

マドラスチェックのシャツ歴40年とのこと、流石です。当方は初めてのNYポロ本店で買ったマドラスチェックの長袖が1990年ですから、まだまだ新参者です(笑)

ブラックフリースの袖スリットとボタンのディテールは1960年代のリメイクなのですね、トムブラウンも昔の仕様や素材感等アイビーオタクだそうですが、成る程と思い当たりました。

パナマ帽、昨日は涼しかったので被りませんでしたが次回の都心ショッピングには被って出ようと思います。本人が被り慣れるのが一番「板に付く」早道だと思いますので。

スリムフィットも行き過ぎの感がありましたが、少しゆったりとしたシルエットのものも出てきているようですね。2プリーツのパンツも新たなシルエットのものを私も見ました。

10年後のトラッドはどんな感じでしょうか?「まだ現役でお洒落を楽しんでいるのかな…」とふと考えてしまいました。

私の事を心配して頂き感謝申し上げます。建設業ですので暑いのは当たり前。昔は旧盆を過ぎますと夕刻はかなり冷えてきましたが今では九月いっぱいはまだまだ真夏。そこで私は10月1日を基準にしてあと○日したら涼しくなると考えております。今日は7月22日あと、70日したら涼しくなりますね(笑)それにしても管理人様のヴァンプにマドラスチェックを施した靴を見てますとかなりのクールビズを感じます。以前所属しておりましたクラブのとあるお方がクールビズにヴァンプシューズをクールビズの一因に挙げておられましたが単なる、飾りっ気がない靴がクールビズとは笑ってしまいました。私は夏素材(マドラスチェックや変温動物の皮【あえて皮】を使用したシューズ)が涼しさを感じると思いますが?

浦野亮祐様

なるほど、あと69日(今日は7月23日ですので)経つと涼しくなると考えると秋冬の装いにも、今が盛りの夏の装いにもアイデアが湧いてきますね。

クールビズに合う靴というと色目が薄い色のものをつい考えてしまいますが、日常と少し違った素材使いの靴も良さそうですね。ホワイトバックス(または浦野様所有の麻素材やホワイトキャンバス)とタンカーフの2トーンローファーが最近とても気になっています。

それにしても猛暑や突然の大雨など異常気象が続くと、ジャケット着用は難しそうです。その代わり夏のパリ旅行ではジャケット着用のディナーを予約したのでその時何を着ようか考えるのが目下の楽しみです。

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