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2013年5月18日 (土)

Rugby by Ralph Lauren Final Sale

2004年に設立されたラグビーbyラルフローレン。既に本国では取り扱いが終了したサブブランドである。2010年には撤退が本社で了承されていたらしいが、当時の消費者は知る由もなく、丁度その頃本国サイトからジャケットを購入していたことになる。その時のツィードジャケットはメインのラルフローレンとはサイズ感が違い、小さくタイトフィットな作りに戸惑った。それでも昨年暮にラグビー終了の報が入るとアウトレットで小物を買いたしながらラルフフリークの面目を保っていた。

日本ではこの春夏物まで展開していたようだが、今年中には国内2店舗も完全閉鎖されるようだ。ここでファイナルセールということだろうか、急遽ラグビー・ファミリーセールのDMが届いた。せっかくなので会場に出向くと予想以上に人が多い。こんなにラグビーファンがいる訳もなく、自分同様昔からのポロファンなのだろう。そんなことを思いながら商品を見て回ると中国製が多いもののラルフらしいそつのない作りだ。雨の土曜日ということでゆったりと買い物を楽しんだ。そこで今回は最後の?ラグビーセル購入品を中心に着こなしを紹介しようと思う。

1.ラグビーセールでの購入品

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ラグビーの商品札は青。テーマカラーという訳でもなかろうが、会場にも青のアイテムが多かった。購入品もどういうわけか全て青系統。最近緑に魅力を紹介したばかりなのに目下のお気に入りは青のようだ。左から春物のスクールマフラー、秋冬物のウールストール、ラウンドカラーのクレリックシャツにストライプのカーディガン。全て定価の30%オフだが、割引後の価格で 合計3万円以上購入するとさらに10%オフ、5万円以上で20%オフの特典があり、商品を早く捌きたい意図が見え隠れするようだった。

2.コーディネイト…その1

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今回購入した目玉が写真のストライプ・カーディガン。ストライプのブレザー・ジャケットはアイビーでも定番だが、その雰囲気をうまくカーディガンに落とし込んだことでジャケットよりぐっと気軽に羽織れるようになる。素材はコットン100%。しっかりとフォルムを保つ地厚の生地のおかげで、カーディガンなのにジャケットのようなかっちりとした印象を与えてくれる。タイドアップ姿に羽織ってみるのも悪くはない。勿論ノータイでポロシャツを合わせてもOKだ。

3.コーディネイト…その2

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身頃や裾のリブ編み、袖先のゴム編み部分は目がしっかり詰まっていて、カーディガンとしては重くなるがシルエットはクリアーなイメージ。ストライプのクレリックシャツにレジメンタルのネクタイ、更に上からストライプのカーディガンを羽織るとオールストライプになってしまうが、一番上が襟付きのジャケットではなくカーディガンだとビジーな感じはしない。ウェストがくびれたデザインなので釦一つ留めでスタイリッシュに着こなしたい。

4.ベルト周辺

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リボンベルトはポロ。最近はすべて中国製だが、リングの丸い旧作は米国製。オフホワイトのコットンパンツも同じポロ。懐かしいウォッチポケット付きでウェストバックには尾錠まで付いたアイビー調な1本。ラウンドのクレリックシャツはスティッフナーを入れられるようスロットが用意されているが、購入時はスティッフナーの付属はなし。ドレスシャツではあるが、くたっとした雰囲気でラフに着崩せるようデザインされたものなのかもしれない。ここではスティッフナーを入れて撮影している。

5.シャツのシルエット

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カーディガンを脱いでみたところ。今まで最も体にフィットしているシャツはブルックスブラザーズのエクストラスリムフィット(15‐33)かブラックフリースのBB1だったが、このラグビーのシャツ(15)のタイトフィットには感心させられた。残念ながら袖の長さは1サイズ展開で、調整できないので長めに設定されているが、身頃の吸い付くような着心地はジャケットの下でまったく妨げにならない。ジャケットだけでなくシャツもスリムな作りなのがよく分かる。

6.ネクタイを替えて

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ネクタイをレジメンタルから、既に紹介した同じラグビーのマドラスチェックに替えてみた。小ぶりな襟には細身のネクタイが合うが、同じラグビーブランド同士、相性も一際良い。シャツのカッティングはショルダーとウェスト部分に特徴があって、肩から前胸にかけて生地が胸に吸い付くような感触と両脇がウェストに沿うような感触が心地よい。これならばタイトなジャケットを羽織っても下で邪魔にならないだろう。

7.スクールマフラーを合わせて

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ウール&コットンのスクールマフラー。ブルーにライトブルーのストライプはプレップスクールかユニバーシティストライプか、いずれにしても中々趣味が良い。スコットランド製のしっかりとした作りは巻いた時の収まり具合もよく好感がもてる。もう一本のウール製のストールはイタリー製でこちらも秋冬には重宝しそうだ。そういえば昔ケント&カーウェンのウールニット製スクールマフラーを愛用していたが、今回のラグビーネーム・マフラーも重宝しそうだ。

8.スクールマフラーを巻いて…

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巻物がこれほど流行り始めたのはイタリアはピッティに集う洒落者たちがきっかけかもしれないが、アイビー好きにとっては英米のスクールライフに出てくるお揃いのマフラーを巻いた学生がお手本だった。そう言えば映画ハリーポッターでも寄宿舎毎に決まった柄のマフラーを登場人物が巻いていたと記憶している。幅があまりないのでウールマフラーのようにボリューム感はないが、さらりと巻くと絵になりそうだ。

9.コーディネイトした靴

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アイビー調のコーディネイトにはこんなアメリカンモカシンが一番。ともにこげ茶のスリッポンは左がアメリカン・アリゲータで右はカーフ(キップ?)素材。どちらもメイン州の優良ファクトリーによる別注品。マッケイ製法のせいか履き心地は実に軽い。「グッドイヤーこそ男の靴」がアイビーの基本と思っていたが、テイクアイビーを見るとバス・ウィージュンのようなマッケイモカシンを履いている写真が載っている。確かにバーミューダショーツと合わせて軽快に歩く姿にウェルト靴は似合わなさそうだ。

10.アメリカンモカシン

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左はポールスチュアートの別注品で2011年に購入した比較的新しいもの。一方右はキルトの付いたアメリカンローファー、1990年代ブルックスブラザーズで購入したもので、間もなく20年を迎えようという強者。アイビーやプレッピーが注目を浴びても、日頃街でこうしたアメリカンハンドソーンモカシンを履いている人を見かけることは殆どない。もっと履く人が増えても良いと思うのだが、目下の靴の流行からはかけ離れた存在なのだろう。

ポロのサブブランドは昔のウェスタン、ダンガリーズ、ポロカントリーあたりまではメインのポロブランドと組み合わせる楽しみがあった。ところがRRLやポロスポーツ、ポロジーンズ、更にパープルレーベルやブラックレーベルが出るとそれぞれが独立したイメージに変わっていった。例えばパープルレーベルのジャケットだが、メインのポロブランドと合わせるよりクラシコブランドのものと合わせる方がテイストは近い。今回のラグビーもラグビーブランドの中で完結する商品構成になっていたと思う。

今後はメインのラルフローレンを中心とした事業に再編していくとの報道が載っていた。確かにメインブランドであるポロ・ラルフローレン(ブルーレーベル)の印象はこのところ薄い。イタリー製とはいうものの印象は中途半端で、結局重衣料はパープルレーベル、カジュアルはRRLになってしまう。ポロブランドを買うのはアクセサリーぐらいだろうか。ラグビーが撤退するのは残念だという声も多いが。あまりにも増えすぎたサブブランドを整理して、昔のようにポロブティックに行くとワクワクする何かがある、そんなブランドに復活してくれたら嬉しい気もする。

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カジュアル(Casual wear)」カテゴリの記事

コメント

丁度、RLの夏アイテムのビッグポニー。今年こそ購入すべきか?それともパスか?悩んでおりました、ここ一週間でした。底に来てグッドタイミングでdRLの話。夏のアイテム、ポロシャツはRL、BB、JP。など30~40枚以上あります。今年の夏は袖を通したのかな・と思われるのもあれば結構着たな(と言っても5~6回)小倉への年に数回(ポロシャツを着るのは2回だけ)ですが参勤交代のはじめ小倉井筒屋のJPコーナーに行くのにRLでは失礼、また帰りに今泉のBBに寄らせて頂くのにはやはりゴールデンフリーズでないと失礼にあたると思いビッグポニーには食指が湧きませんでした。ビッグポニーのフォトを見ますと裾を出してくだけた着こなしが良く見受けられます。今までそういう着こなしした事ありませんでしたので(夏は先に書き込みましたトラッド御三家の綿パンにRLのエキゾチックレザーを履く)のが定番でした。結論から申します管理人様ビッグポニーは着てらっしゃいますでしょうか?数年前からの継続商品でありながら所有してない私ですが・・・・・

管理人様

「今後はブルーレーベルを中心とした事業に再編」とのこと、私には嬉しいニュースです。
手持ちのラルフローレンは殆どブルーレーベルです。RRLも着たことがなく、RUGBYも結局買わずじまいになりそうです。
昔のイメージにとらわれ過ぎているのかもしれません。

浦野亮佑様

ビッグポニー、私も所有していません。ポロポニーは小さなものがワンポイントというのがポロのポロシャツやボタンダウンのイメージとして自分の中に定着しているからでしょうか。

ラコステにしてもブルックスにしてもワンポイントが定番ですが、最近では老舗のポロシャツでもビッグポニーの影響で大きめのものがデザインされたものを見かけます。

若い人ならば格好良く着こなせるのでしょうが、アイビー世代はオールドスタイルを基本に少しアップデートするくらいが良いのかなと個人的には思っています。

PMT様

昔のブルーレーベル、私も大好きでポロのイメージそのものです。最近はサブブランドがありすぎて看板ブランドであるはずのポロ・ラルフローレンの立ち位置が曖昧のような気がしていました。

ショップに行ってもRRLとパープルレーベルを見て終わり、ブラックレーベルやRLX、本家ブルーレーベルもチェックせずということが多くなっていたことに気づいていたところのラグビー撤退、ブルーレーベル中心への回帰という知らせに納得していたところです。

管理人様

ご返信有難うございます。

私がラルフローレンに懐いているイメージは、その昔、アランフラッサーやアレキサンダージュリアン等と共に注目されていた時代のままなのです。
あまりに懐古趣味的なのもどうかと思いますが、当時のイメージを少しでも残してもらいたいと思います。

確かにアメリカンモカシンは今はあまり人気がないようですね。
靴自体にボリュームが無いからでしょうか。デッドストックでもかなり安値で売られています。
逆にNETTLETONやHANOVER等のボリュームのあるブローグシューズはかなり高額になっています。

管理人様、御返信、ありがとうございました。正直思っていた通りの答えに感激です。あまり有名でないJPのビッグブルドッグからでも着てみようかと思っておりましたがこれで通常のJP、BB、RLのポロシャツでこれからも決めて行こうと決心しました。ちなみに来月8日はブルーに近いラベンダーカラーのJPゴルフを着て翌日の今泉詣でではBBの同じ色のポロシャツか紺地に白のストライプのポロシャツに決定します。

PMT様

仰りたいことがとても良く分かります。

アランフラッサーやアレキサンダージュリアン、セザラニといったニュートラディショナル全盛の頃はとても懐かしく、アイビーから入った服飾変遷の中で最も興味をもった時代でした。

ただこのところはスリムなラインがずっと主流で、あの頃のような幅広でフォワード2プリーツの優雅なトラウザーズは見る影もありません。

今のタイト&コンフォート(シルエットはスリムながら素材や縫製でコンフォートにする)はそれなりに好きですが、そろそろ時代が動いてきても良いのではないかなと個人的に思っています。

浦野亮祐様

一時期ビッグポニーこそ買わなかったものの、ロゴや背番号などがたくさん入ったRLのポロシャツを買ったことがあります。結局のところあまり着る機会がないのが現状です。勿論ポロシャツ単体で着ることを想定して作られていのですが合わせ辛いんです。思ったより…。

この夏はパリに行く予定ですがポロシャツはやはりラコステを持っていくつもりです。後はブルックスとラルフでしょうか。全て小さめのワンポイント、定番に勝るものはないと思いました。

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