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2013年4月20日 (土)

Go with Green(Chapter2)

今回は前回に続いて緑のアイテム第2回目の特集となる。前回も書いたが、緑は目に見える色の中で最も人間の目に優しい色だそうだ。「見るのが楽で、疲れにくい」色である緑はまた、心を落ち着かせる働きもある。一見エキセントリックな色に見えるが、体や精神が休息、安らぎを求めている時は緑を好んで選ぶという。また多忙で肉体的にも疲労している時も緑を欲するようだ。つまり緑を選ぶ事が多い今の状態は肉体的にも精神的にも休養する時期なのかもしれない。

つい最近オンラインで本国のブラックフリースに注文した商品が自宅に届いた。向こうから送られてくるトラッキングインフォメーションは実に正確、ぴたり予定日に届けられた。昔から比べると海外通販も便利になったものだ。届けられた4点の注文のうち3点が緑のアイテム、これほどまでに一つの色に固執するのも珍しいと我ながら思う。一口に緑といっても呼び名は様々で今回の色目はケリー・グリーンというそうだ。そこで、今回は届いたばかりのブラックフリースを中心とした装いを紹介したいと思う。

1.届いたばかりの商品

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シアサッカーのパンツにマドラスチェックのタイ、コットンVネックとトートバッグ。全てセールで購入。定価(売値)で表示するとパンツが325㌦(97.5㌦)、ネクタイが125㌦(50㌦)、セーターが225㌦(67.5㌦)、バッグが150㌦(60㌦)。合計825㌦(275㌦)なので550㌦のディスカウント(約66%引き)になる。日本ではこうはいかないだろう。これでは物を定価で買うのは今すぐ欲しいか、希少品か、別注品といった特別な事情に限られてしまう。

2.コーディネイト

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間にVネックのコットンセーターを挟み、青と緑と白を中心としたコーディネイトに仕上げてみた。ネクタイをしない場合はインナーにポロシャツを持ってきても良いしマドラスチェックのBDシャツでも悪くないかもしれない。足元はローファーでもかっちりし過ぎる場合は、エスパドリュを履いてリラックスした雰囲気にしてみる。こちらは足の甲部分、オレンジの切り返しが差し色になっていて全体の雰囲気が更にカジュアルになる。

3.コーディネイト その2

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マドラスチェックのネクタイは緑の色目がインナーのVネックと同じ色なのでセットアップにしてみた。また、セーターのトリム部分やトートバッグの持ち手部分、マドラスチェックの青い柄部分など青が繰り返し使われている。となれば上着はネイビーのブレザーで合わせるのが一番。緑が多いとかなり人目を引くがこうして青の上着を羽織ってしまえば青と緑の色のバランスがぐっと良くなる。

4.Vゾーン

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シャツはブラックフリースのタブカラー。上質のオックスフォード地が使われていて、昔のブルックスを思い出させる。何枚か持っているがどれもお気に入りだ。一方上に羽織ったネイビーのブレザーはブルックス・ブラザーズのオウンメイク。サックスタイルではなくダーツの入ったモデルだが縫製は昔ながらの縫い方が随所にみられる。胸ポケットには仕上げということでラルフ・ローレンのペイズリー・チーフをピーク&パフスタイルで挿してみた。

5.トートバッグ

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かなり大きめのトートバッグはマチが広くなるよう両サイドと中央にスナップボタンが付けられている。中央の赤がアクセントカラーになっているので敢えて他には赤のアイテムを入れないようにした。丁度手で隠れている部分にゴールデンフリースの刺繍が施されていてさりげなくブランドを主張している。LLビーンの元祖トートバッグより柔らかくモダンな作りはジャケットスタイルからカジュアルまで幅広く使えそうだ。

6.トートバッグの中身

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中はスナップボタンを外すとかなりのものが入りそうだ。両サイドに小さなポケット1つずつ付いていて、ある程度の仕分けはできるが基本的には物をどんどん詰め込むスタイルだろう。春の休日は野外でデイキャンプをするのも悪くない。そんな時に保冷バッグに入れたシャンパンや赤ワインにグラス、バゲットやチーズなどともかく詰め込んで出かけるのに最適だろう。GWには大活躍しそうなバッグだ。

7.ブレザーを脱いでみる

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ブラックフリースのニットはいつもながらタイト。BB1だと本当にピタリとしていてネクタイの跡まで浮かび上がるくらいだ。両袖には2つのボタンが付いていてカフ仕立てになっている。また、Vネック部分と両袖、裾回りには青と白のストライプが入り、単調になりがちなスタイルに変化を与えてくれる。素材はハイゲージのコットンニット。伸縮性があるが試着した感じでは着ているうちに少しずつ伸びてきそうだ。

8.セーターの背中側

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Vネックセーターの後ろ側は背中部分が青のニットになっている。上着を脱いだ後などちょっとしたサプライズかも知れない。こういったところは如何にもトムブラウンらしい意匠で、上着を着るのではなく初めからニットを中心としたコーディネイトができるよう考えられているようだ。首回りの後にはお約束のループが付いている。シャツやパンツ、果ては靴まで付いていてこのループこそブラックフリース(トムブラウンも?)のお約束になっている。

9.ウェスト周辺

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シアサッカーのパンツは縞の太いクラシックなスタイル。今流行のローライズでスリムフィットなイタリアのパンツとは異なる昔風のテーパードシルエットといった方が良いだろうか。ウェストには頑丈なコットンを用いたオリーブグリーンのベルトを巻いて色の統一感を図る。尤も、上からニットの裾が下りてきてしまえば見えることはないのだが、それでもふとした時に見え隠れするこをを考え抜かりのないよう整えるのもお洒落の基本。

10.靴のコーディネイト  その1

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カジュアルドレスのコーディネイトなら紐靴は避けたいところ。ブラックフリースのアイテムを中心にほぼブルックスで合わせた装いにはやはりブルックスのローファーが合うと考え用意してみた。明るい茶色のペニーローファーも良いが一段落ち着いたバーガンディも悪くない。一方右は更にカジュアルな雰囲気のスペイン製キャンバス・スリッポン。裸足で履いてこそ様になる靴なので季節的には5月の連休後くらいから合わせたいところだ。

11.靴のコーディネイト その2

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左はカジュアルルックに欠かせないコードヴァン製アンラインドローファー、勿論オールデンの別注品だ。日本では既に買うことが出来なくなったようだが、ブルックスネームのオールデンはまだ本国では販売している。オールデン好きならば1足は持っておきたいものだ。右は御殿場のアウトレットで買い求めたラルフローレン・コレクションラインのエスパドリュ。インソックが革で出来ていて足裏に優しい履き心地が嬉しい。

この春夏物のブラックフリースをブルックス丸の内店で覗いてきたが、今回もマドラスチェックが主流、しかもグリーン色のアイテムが目についた。ここ何シーズンかブラック・フリースの春夏コレクションには今回のケリー・グリーンがよく登場する。ベージュのコットンスーツと合わせたり、ネイビーのリネンジャケットと合わせたり、コレクションラインのサンプル写真を見るだけでも参考になる。

来週からいよいよゴールデンウィークが始まる。例年コテージで過ごしアウトドアルックが中心だったが、今回は都会で過ごしたり、近郊に出かけたり、花見に出かけたりとバラエティ豊かな大型連休になりそうだ。せっかくだから届いたばかりのトートバッグにお気に入りのワインを入れて、チーズやバゲットと一緒にピクニックにでも行きたい。きっと新緑の景色にはケリー・グリーンのアイテムが良く合うと想像している。

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コメント

マドラスのネクタイ、管理人様も買われたのですね(笑)
父親に代わりに頼んでくれと言われたので、注文すると、no longer availableと表示されました。私は、同じ柄のシャツが欲しかったのですが、こちらもno longer availableでした。

管理人様

おはようございます。グリーンを上品に服装に取り入れていらっしゃいますね、管理人さんの造詣の深さには感服いたします。自分はいつも無難な色合いになってしまいます。

先日、KOKONの靴が出来上がってきました。いただいた画像(クレバリーとフォスターのco-respondent shoes が一緒に写っている画像)のおかげで、楽しい一時を過ごすことができました。ありがとうございました。

管理人様

ローバット・グリーンという呼称は初めて聞きました。
ネイビーと特に相性がいいようですね。

先週、私はグレーの3パッチジャケットにライトグリーンのボタンダウン、ボトムはジーンズにサドルシューズを合わせてみました。以前はグリーンのシャツにはグリーンが入ったタイを合わせていたのですが、今回はネイビー/グレーの靴に合わせてネイビー/グレー/レッドのストライプタイを締めてみました。

ライトグリーンのボタンダウンは15年ほど前に買ったエルメスの物なのですが、生地が良過ぎて逆にしっくり来ず、自分にはブルックスの方が合ってるなと改めて思いました。

ところで、サイトでもBROOCKS BROTHER INSPIRED BY THE FILM GATSBYの販売が始まりましたね。
スーツは、サウスウィックかなと思うのですが、made in Englandとなっている靴は、どこのファクトリーか気になります。

やまだ様

やまだ様もオンラインショップに行かれたのですね。奇遇と申しましょうか同じお気持ちの方がいらっしゃってとても嬉しくなりました。

お父上から注文を頼まれたということですと、さぞかしお洒落なお父様ではないかと推察いたします。トラッドが好きでブラックフリースを着こなせるナイスミドルのイメージが思い浮かびました。

笙一郎様

KOKONの靴が完成されたとのこと。履き心地や仕上がり具合は如何でしょうか?いつかお時間がございます時に印象などお教え頂ければ幸いです。

今回のグリーン、やはり明るい日差しの下で映える色ですので、ゴールデンウィークは天気に恵まれますことを祈っています。

PMT様

早速のコメントを有難うございます。申し訳ありません、ローバット・グリーンはもう少しくすんだ緑(ツィード生地によく見られる)のようで、今回の色はケリー・グリーンではないかとのアドヴァイスを頂きそのように訂正させていただきました。

なるほど、確かに生地が良すぎるシャツは、上に羽織る物やネクタイも選びます。そう考えるとブルックススタイルにはブルックスのシャツが一番合うというPMT様のご意見に私も賛同します。

改めて、サドルシューズが欲しいと思い始めているところです。今更ロンドンの靴屋にオーダーする気もないので、既成で格好良いのがあればいいのですが…。

ゲスト様

お名前、HN等が御座いませんのでゲスト様とさせていただきましたが、当ブログへの訪問並びにコメントを頂き有難う御座いました。

ギャツビーコレクションですが靴の方は以前はクロケットとアルフレッド・サージェントでしたので、恐らくそのあたりかと思われます。

管理人様

ご返答有難うございます。

サドルシューズはイギリス発祥だそうですが、やはりアメリカ製が気分ですね。
コールハーンもウォークオーバーもかつての面影がありませんので、中々難しいですね。
良いのが見つかったらコメント欄から報告します。
管理人様はUS9Dくらいでしょうか?

ケリーグリーンですね。
PLUSCOLORnという配色専門のサイトにも出ていました。
洋服の配色という訳ではないですが、中々面白いサイトです。

グリーンの色使いも素敵ですがスペイン製のスパドリューに目が行ってしまいました。アッパーは麻、で同じですが流石に管理人様。インソールが革製と言うのに驚きです!!!エスパと言えば20年以上前に行きつけのRS長崎店でRLのエスパを購入したこと思い出しました。それにシアサッカーのパンツ懐かしいです。現在、私シアサッカーは持ってはいませんが、似たような素材(?)であるコードレーンのJPのパンツを一昨年、昨年と小倉の真夏で履いた事思い出しました。

PMT様

当方のサイズは正に9D、ご縁が有りましたらどうぞ宜しくお願いします。何しろ昔のリーガルのあのコンビのサドルに憧れた世代ですので。

配色専門サイトとは珍しいですが、色々と参考になりそうですね。この後私も覗いてみます。それにしてもコーディネイトは色合わせから素材合わせ、季節感、旬、傾向、シルエットなど様々な要素が組み合わさって出来上がるもの。奥が深いです…。

浦野亮祐様

私もコードレーンのパンツ、ほしかったので良くぞ話題に出して下さいました。J.プレスのコードレーンスーツ、何だか急に欲しくなったのでこの後早速ネット検索してみます。

そうそう、私も30年以上前に南仏はニースでエスパドリュを買って海岸を歩いて以来久しぶりの再購入になります。早く履きたいと暖かい日がくるのを待っているところです。

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