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2011年7月27日 (水)

Shoes&SocksⅢ(靴と靴下:その3)

靴と靴下のコーディネイトも今回で第3回目になる。既成靴からよりフィットした誂え靴にシフトし始めたのが1996年。それからいくつかのシューメイカーにお世話になりながら、15年の年月が流れた、誂え靴の数は仕掛け中のものも含め、いつの間にか50足を超えている。これにだいぶ整理を進めたとはいえ、まだ既成靴が50足弱あって、スニーカーやデッキシューズ、ドライビングシューズ、ラギットなブーツは含まれていない。

誂え靴も既成靴も万遍なく足入れを行い、手入れをすればよいのだが、実際はどうしてもよく履く靴とそうでないものが出てくる。靴から決めて服を選びたいが実際は対外的なこともあり、服から先に選ぶ方が多い。ローテーションを決めて靴を履くことは現実にはとても難しいもの。そこで今回は今まで紹介していない靴を選んで靴下とボトムスのコーディネイトを考えてみようと思う。

1. 今回セレクトした靴

A

左から濃茶バックスキンのセミブローグ・アデレイド、濃茶カーフのイミテーションフルブローグ・アデレイド、ブラッケンカーフのフルブローグ・スリッポン、バーガンディアリゲータのパンチドキャップトゥ・アデレイド、チェスナッツカーフのセミブローグ・アデレイド、ロンドンタン・アンティークカーフのイミテーションフルブローグ、3足のブラックカーフ靴は、サイドエラスティックデザインオントゥ、イミテーションセミブローグ・バルモラル、ストロングセミブローグ。

2. カジュアル感覚で履きたい靴:その1

B

左から濃茶のバックスキンはツィーディーなスタイルに、コーヒーブラウンのアデレイドはカーディガンスタイルに、ブラッケンカーフのフルブローグスリッポンはモードを意識したコーディネイトに、バーガンディクロコのアデレイドはラフでカジュアルなウェアと合わせて、チェスナッツのセミブローグ・アデレイドはクラシコイタリアをそれぞれイメージしてみた。

3.カジュアル感覚で履きたい靴:その2

C

残り4足は左から2番目のロンドンタン・アンティークはトラッドなスタイルに、黒カーフのサイドエラスティックは白黒のシンプルスタイルに、黒カーフのバルモラルオックスフォードは淡色同士の組み合わせで、最後のブラックフルブローグはネイビーのパンツと合わせてみた。

4.濃茶のバックスキンを使ったセミブローグアデレイド

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大きめの格子が入ったウール・コットンのソックスを間に挟み、茶系の濃淡で下半身をまとめる。上はネイビーのジャケットに白のBDにベージュのソリッドカシミアタイを合わせる。昔バセットウォーカーで教わったコーディネイトを参照してみた。パンツはイタリア製のアルフレッドダンヒル(ゼニア別注)靴はジョージクレバリー。

5.コーヒーブラウンのイミテーションフルブローグアデレイド

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グレーの小さなドットが入ったソックスを挟んでグリーン系のウールチェック(アンティークブラックウォッチ風?)パンツを合わせてみた。上はブルーのカーディガンやざっくりとしたカシミアのセーターあたりを持ってくる。パンツはイタリア製のシップスオリジナル。靴はジョージクレバリーのイミテーションフルブローグ。

6.ブラッケンカーフのエラスティックタブ・スリッポン

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スリッポンはややモードがかった着こなしに合わせてみた。パンツはポリエステルなどの化学繊維を使ったストレッチ素材の極細パンツでプラダのもの。靴下がよく見えるので敢えて目立つバーバリーオリジナルチェックのウールソックスを持ってきた。トップスもゴアテックスなど人工素材を使ったブルゾンなどが合いそうだ。靴はジョージクレバリー。

7.バーガンディアリゲータのパンチドキャップアデレイド

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アリゲータ素材の靴はカジュアルを意識してチノ・カーゴと合わせてみた。小紋の入った薄ベージュのソックスにしてみたが差し色で黄緑色のソックスを持って来るのも良さそうだ。パンツはGTA、これにネイビーブレザーとチェックのボタンダウンシャツを合わせてノータイで着こなす。靴はジョージクレバリー。

8.チェスナッツ色のセミブローグアデレイド

04_2

以前はバーガンディ色だった靴だが、茶系のワックスを使って色入れを行ううちにチェスナッツ色に変わってきた。靴の色に合わせて錆鉄色のチェックパンツを選んだが、靴下はカーキ色のアーガイルソックスを差し色として使ってみた。パンツはイタリアはロータのもの。靴はボノーラの誂え(サン・クリスピン製)

9.ロンドンタン・アンティークのイミテーションフルブローグ

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明茶色の靴に細身のブラックウォッチパンツを合わせ、チェックの青を拾った紺無地のソックスを間に挟んでみた。ブラックウォッチのパンツはIVY世代にとっては懐かしいアイテム。キャメルのブレザーと合わせたいがネイビーでもさまになりそうだ。パンツはラルフ・ローレン、靴はジョージクレバリー。この靴からトゥのラインをアンソニー風に変えている。

10.サイドエラスティック・デザインオントゥ

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ウィンザー公の写真集にはチェックオンチェックの合わせがよく出てくる。それを意識してシェファードチェックにグレンチェックのソックスを合わせてみた。さほどビジーな雰囲気ではなさそうだ。これに黒のジャケットと白シャツに黒のニットタイというのはどうだろうか。パンツはユナイテッド・アローズ、靴はフォスター&サン。

11.ブラックオックスフォード・バルモアル

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最もソールの薄い(3/16インチ)黒靴はフレーのドットソックスとライトグレーのウールパンツと合わせてグラデーションを意識してみた。これにベージュのジップアップカーディガンを合わせればブルネロ・クチネリ風の色合わせになる。パンツは5ポケットジーンズのデザインとウール素材を組み合わせたクチネリのもの。靴はジョージクレバリー。

12.ストロングフルブローグ

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ネイビー無地のウールパンツは膝下ストレートのカッティング。久しぶりのシングル裾上げなので靴下はピンクの差し色が入った紺チェックを、靴も重厚なフルブローグを選んで足元を賑やかにしてみた。上半身はダークブルーのカシミアハイネックを合わせ、アルマーニのようにネイビーの濃淡でコーディネイトするのがよさそうだ。パンツはインコテックス、靴はジョージクレバリー。

季節が夏ということもあってこのところスリッポンシューズをよく履く。暑い中で紐を締めるという動作が億劫になっているのかもしれない。せめて靴棚の大半を占める紐靴を中心に、できるだけ色々な組み合わせを日頃から考えておくことで靴のローテションも改善されるはず。今回は特に履いていないパンツを出してコーディネイトを考えてみたが、涼しい季節が戻ってきたら一つずつ試していこうと思う。

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誂え靴(Bespoke shoes)」カテゴリの記事

コメント

Jさん本当に素晴らしい靴の数々、エレガントでありながら正に くつ クツ 靴! フォスターのフルブローグ ブリーチアッパーなどはツボ!ですね。
Jさんもちょっと触れておられました部分がどこかにありましたが、最近は多くのブランドが、ただただエレガント追求みたいで、、乏しい知識ですが靴らしい靴がなかなか見つからない気がします。J.L.も以前の様な、例えばSeymourみたいなものがあまりなく寂しい感じもします。私もいつかはビスポークできればな?
と考えています。

Ken-fsan

Thank you for leaving the masegge.

Now I am staying in New England of America.
Next week, I will move to Manhattan in N.Y.

Although very far from visiting custom tailor or shoemaker, I am enjoying real American's country life.

Anyway, I will report about men's clothing in N.Y. after I return to Japan.


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