最近のトラックバック

« フォーブルサンタントワーヌ74番地No.3 | トップページ | Bespoke Glove(手袋の誂え) »

2011年1月16日 (日)

テーブルウェア

インターネットを通じて知己を得たCRESTさんが運営されているブログ「着こなしを楽しむ」を訪問したところ、大変懐かしいラルフローレンのホームコレクションの特集が組まれていた。序文を読むと1990年代初め、互いに相前後しながらほぼ同じ時期にニューヨークのポロ・ラルフローレン本店に通い詰めていたようだ。当方もCRESTさんと同じようにウェアからホームコレクションまでトータルにスタイルを提案するラルフローレンの世界に感銘を受けた一人だ。スーツなどの重衣料からシャツやネクタイ、カジュアルクロージング、果てはホームコレクションまで拘るようになり、新居に英国製のアンティーク家具やアメリカ製の天蓋付キングサイズベッドを揃えたり、フローラルやペイズリー、シェファードチェック調のベッドカバーやピローケースを配したり、ついでに壁紙やカーテンなどもコーディネイトしながら家の内装を進めた。お陰で当時と嗜好が変わった今も、クラシックな雰囲気の部屋はそれなりに落ち着く。

ホームコレクションの中でもテーブルウェアが特に素晴しく、その殆どはウェッジウッドに別注したものだった。今ではテーブルウェアの製造も他のメイカーに変わり、ウェッジウッドも数年前に破綻したが、ラルフローレンのテイストは今も当時と殆ど変わらない。今回は1990年代から集め始め、20年が過ぎた今も現役で活躍するラルフローレンのテーブルウェアを紹介しようと思う。

1  King Charles Paisley

00

最初に紹介するのがキングチャールズペイズリーのシリーズ。デミタスカップ2客と菓子皿はいずれもウェッジウッド製。ハンティングの様子が描かれた絵皿は専らディスプレイ用だが、カップの方は最近エスプレッソマシンを購入したので使用頻度が増えてきている。下に敷いたペイズリー柄のストールはシルク&ウールのラルフローレンネームでイタリー製。大柄のペイズリータイやポケットスクェアも全てイタリー製。

2  Hampton Floral

01_3

ハンプトンフローラルは最もラルフローレンらしい、バラの花模様とタータンチェックを皿の縁にあしらったもので勿論ウェッジウッド製だ。手前がティーカップ&ソーサー、奥はケーキ皿と対のマグカップ。テーブルに敷いたシルクスカーフは犬をモチーフにしたタッターソール柄。左右に置かれたフローラルモチーフのストール、タータンチェックのタイと合わせて全てラルフのもの。

3  Golf & Polo Crest

02

ゴルフの角皿と左側のポロクレスト蓋付丸ケースはスィーツ専用。右側のマグカップは手前の皿と共にモーニング専用。ウェッジウッド製だが白の色が特に綺麗に見える。なんでもこの白さを出すために、ポロ社ではウェッジウッド側にボーンチャイナのボーン(リン酸カルシウム)を多めに入れるようオーダーを出していたらしい。下に敷いたペイズリー柄のスカーフ、左側の珍しいアスコットタイ、右側のクレスト模様のタイは勿論全てポロのもの。

4  Meredith

03_2

メレディスは大皿からスープ皿、スモールプレート、ティーカップ用ソーサーまで4段階、4セット揃えた。ちょっとした来客時はこれで賄うことも多い。下に敷いた淡い色目のスカーフはラルフローレン製。淡い色合いがメレディスの色とマッチしている。テーブル上のリネンタイとチェックタイ、右側のポケットスクェアなど小物は全てラルフローレンネーム。

5 Analia

04_2

6名までの来客時に使うアナリア。ティーポット、ミルクサーバー、シュガーポット、ティーカップ&ソーサー、ラージプレートにスモールプレート。全てウェッジウッド製で少しずつ揃ええていったもの。海外のポロショップでも特製テーブルウェアは思ったより在庫がなく、見つけた時は人数分揃っていなくてもともかく買っておくようにしていた。手前にあるポロシーンのグラスやワイングラスはいずれもドイツ製のクリスタル。

6 Dylan's Grove, Handkerchief, Button down and Denimwear

05

左から緑の「ハンカチーフ」、中央花柄の「ディランズグローヴ」、右側が「デニムウェア」と「ボタンダウン」。全て陶器でウェッジウッドの名前が印刷されている。1990年代後半になると、ウェッジウッド製の磁器を見つけるのが次第に困難になっていった。テーブル右側、キャンディーストライプのシリアルボウルに合わせてストライプタイを2本ディスプレイしてみた。

7 Polo Sport Speed timer & Barmoral Hunt

06

1998年製ペイズリーのシルクスカーフを敷いた上にディスプレイした大皿は左がポロスポーツのスピードタイマー、ポルトガル製。右がバルモラルハントでウェッジウッド製。新旧2枚の大皿を比べると右の皿はパープルレーベルのイメージに、左の時計皿はブラックレーベルへとコンセプトが引き継がれているようだ。中央の香水はポロ、クレスト、サファリ、ポロスポーツ。両脇のタイはクラシックな柄で既に何度もこのブログで紹介しているもの。

8 Novelty Bear by Polo Ralph Lauren's cosmetics

07

写真のベアはポロのコスメティックを70~80$購入すると付いてくるノベルティ。全て中国製だが、一番右の星条旗のセーターを着ているベアが1996年、その後ろが1997年製、中央手前が1998年製で、その後方白のベアが1999年製、記念すべき2000年製が一番左になる。2001年はベアの顔が小さくなったので購入せず、翌年からはこのノベルティも廃止された。1990年代初めに見られたシュタイフ製のポロベアは高級だったがこちらはカジュアル、手編みのセーターがチャーミングで贈り物に喜ばれた。下に敷いたカラフルなスカーフもポロのもので、ウィンタースポーツがモチーフ。

今ではテーブルウェアを含めたホームコレクションまでカテゴリーを広げているトータルブランドもあるが、当時はラルフローレンだけだったと思う。その頃人気だったジョルジョアルマーニもインタビューでラルフローレンのホームコレクションを褒めている。しかし、1998~99年の2シーズン、英国を車で旅しながら各地のB&Bに泊まり、美しい個人宅を拝見する中でインテリアに対する考えも少しずつ変わっていった。

最近はあまり意識せず、イタリアやフランスなどヨーロッパのアンティーク家具の上にタイやインドネシアなどアジアの置物を飾っている。実家に埋もれていた古い長机もニスを塗り替えて使い、古物商の知り合いから買った掛軸も吊るした。クラシックが基本であることは変わりそうもないが、進取の気持ちだけは忘れずに、自分なりのライフスタイルを楽しみたい。

« フォーブルサンタントワーヌ74番地No.3 | トップページ | Bespoke Glove(手袋の誂え) »

スタイル(Style)」カテゴリの記事

コメント

cobblerさん、素晴らしいホームコレクションのご紹介ありがとうございます。その質と量に圧倒されます。「ハンプトン・フローラル」のカップ等、本当に懐かしいです。これらのコレクションはすべてマディソンアベニューのニューヨーク本店で実物を見ておりますが、今見てもとても魅力的ですね。ラルフローレンの服飾を含めたライフスタイル提案は、画期的であることは疑いがないところかと思います。実は先日あるデパートのホームコレクションの売場に久しぶりにふっと寄ってみたのですが、今でも欲しいものがたくさんあります。今でもとても魅力的なコレクションです。身の周りのものすべてをラルフローレンで埋め尽くすというのもありかと改めて思ったところです。昔から愛用しているこれら陶器で毎日の生活を優雅に過ごしていきたいものですね。今後もブログの更新、楽しみにしております。

CRESTさん
コメントを頂き有難う御座いました。

このところ、ラルフローレンのブティックはもとよりデパートのホームコレクションコーナーにも立ち寄ることがなかったのですが、CRESTさんのお話をお聞きして今度行ってみようと思いました。

英国に頻繁に行っていた時、ロンドンのバーリントンアーケードの入り口と道路を隔てたピカデリーアーケードの端にウェッジウッドがあって、グリーンに立ち寄る時はついでに食器を買っていました。いつの間にかラルフローレンに加えてウェッジウッド製の食器がずいぶん増えきましたが、どれもよく使っています。

食器といえば忘れられないのが英国郊外である貴族のゲストハウスに留まった時、家紋の入ったウェッジウッドのボーンチャイナでイングリッシュブレックファーストを頂いた時のことです。靴やスーツ、コートや手袋などのビスポークは手に入れられても、食器の特注は中々できるものではありません。いい体験をさせてもらったと思っています。

今度、共通のテーマでブログのコラボができたらいいですね。その時は宜しく願いいたします。

コラボの件、了解しました。こちらこそよろしくお願いします。

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/205243/50551441

この記事へのトラックバック一覧です: テーブルウェア:

« フォーブルサンタントワーヌ74番地No.3 | トップページ | Bespoke Glove(手袋の誂え) »