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2008年4月26日 (土)

Last decade(1990年代)

プレッピースタイルが注目されているとのこと。ただ、よく雑誌を読んでみると昔と違うのはトップサイダーやセバゴのデッキシューズの代わりにイタリアのドライビングシューズを、リーバイスやリーのデニムの代わりにクリースをつけて履くジーンズを、さらにはアメリカンファッションの偉大なる定番BDでもブルックスのポロカラーではなくクラシコイタリーのワイドBDを紹介している。今やアメリカのブランドでプレッピースタイルを表現するのは難しく、各国の様々なブランドを上手く組み合わせて表現しようというのだろうか、すこし昔の言葉で言えばEclecticということらしい。

ブルックスやラルフローレンが好きで1990年代、何度もアメリカに足を運んだ。当時はまだメイドインU.S.Aのものが結構残っていてアメリカ製にこだわりながら様々なアイテムを買い求めた。特にもモカ縫いのローファーは素足で履くには最高のアイテムで、プレッピースタイルには欠かせない。気に入ったものを買い求めているうちに結構な足数になってしまった。

Top_3

ポロのモカ縫いローファーはさすがに洗練されている。写真前段左の2足は色違いで購入したものだし、その隣にあるポロクレストのあしらわれたローファーはハワイのポロショップで買い求めた逸品である。前段右端はブルーチャーモカシンと呼ばれる靴だそうで(友人が教えてくれた)これもポロのものの方がなぜか格好良かった。同じデザインの靴で後ろに並べたのがティンバーランドのもの。後列左側2足はブルックスとアレンエドモンズのキルトローファーで、どの靴もメイドインアメリカ製、モカ縫いがポイントの名靴だ。

1:ペニーローファー

Loafer

マッケイ縫いでアンラインド、フルサドルのローファーは柔らかで肉厚な革がリラックスした履き心地を与えてくれる。イメージで言うとバーミューダショーツに素足でローファーを履いて上は半袖のプルオーバーBDといった感じだろうか。ポロカントリーのタグがつけられたこのアメリカ製ローファー、今年は久々に活躍しそうだ。

2:ポロクレストローファー

Crest

靴の甲にクレストをあしらう感覚がラルフローレンの凄いところで、アッパーの色あせた(実際にかなり色褪せてきているが)雰囲気がたまらなく格好良い。ベージュやオフホワイトで膝下ストレートのコットンパンツ(ただし裾はシングルで)に合わせてみたい。

3ブルーチャーモカシン

Campmoc

どちらもデザインは同じだが左がラルフローレンのもの右がティンバーランドのもの。ティンバーランドのほうはグローブレザーに近いもので、コールハーンやLLビーンといったアメリカンカジュアルブランドではよく用いられる素材なのに対して、ポロの方はスコッチグレインのようなシボのあるものにしたところがいかにもラルフローレンらしい。

4 キルトローファー

Kiltloafer

キルトの由来は英国かもしれないが、キルトローファーとなると如何にもアメリカらしい靴のデザインになる。右のアレンエドモンズの方はアッパーが茶色のコンビで、履き口とキルトの下段が濃い茶色となっている。左のブルックスのローファーは金色のバックルが特徴でどちらもライニングがありややドレス向きと考えられる。

こうしたモカ縫いの靴を作っていたので有名なアンソーン社も今はなく、モカ縫いの靴を今でも作ることのできるのはラッセルモカシンくらいらしい。おそらくここに載せた靴のいくつかは昔アンソーン社が手がけたものだろう。旧エドワードグリーンが話題になることはあってもこうしたアメリカ製の逸品が話題になることはあまりない。しかしローファーはイギリス製よりもアメリカ製に限る。ジョンロブのローファーではなくアンソーンのペニーローファーを選んで出かけたい。

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