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2007年12月14日 (金)

鞄と靴

服飾関係の雑誌を見ると「鞄と靴の色目を合わせること。」と書かれていることが多い。いつだったか、ある雑誌のインタビューで「バッグとシューズの色を合わせることにこだわらなくともよいのでは。」と答えていたエルメスの当主の言葉を思い出したが、鞄と靴、そしてベルトの色合わせにこだわる方だ。出来れば時計の革ベルトも同じ色目にしたいと思うことさえある。

Leatherbag

ただ、靴に合わせて鞄を少しずつ買い求めると上の写真のように鞄も靴と同じ黒や茶色が多くなる。それでも黒の鞄には革質の違いがあり、茶色の鞄には色目の違いがあって奥が深い。今回は数は少ないが鞄と靴の組み合わせを考えてみた。

1 Sac a depeche" box calf noir

Sacnoir

 丁寧な職人技や良質の素材など存在感のある鞄だけに、靴も同じように手仕事の光るフォスターやクレバリーの黒靴を選んでスーツに合わせることが多い。ジャケットスタイルにクロコダイルのエラスティックと合わせる時もあるが、そんな時でも靴に負けない存在感があるのがサックの魅力だ。

2 "Felisi" light briefcase

Felisi

 フェリージは軽快でカジュアルな鞄なので、スーツよりもブレザーやジャケットスタイルに合わせることが多い。ただ、黒は仕事の基本。足元はローファーにせず紐靴にこだわる。シングルソールのドーバーやサンドリンガム、曲線の美しいコージ・スズキやサン・クリスピンと合わせることが多い。

3 "Sac a depeche" vache liegee

Sacmaron

 白のステッチが美しい茶色のサックもやはり存在感がある。同じ色では浮いてしまいがちなので靴はやや濃い目の茶色で存在感のあるものを選んでみた。左端のロブや隣のクレバリーは作りや素材で、フルブローグダービーは色の仕上げで、右のクロコダイルは華やかさで選んだが、それでも鞄の方が目立つ。

4 "Moscova" dark brown briefcase

Vuiton_2

ルイヴィトンのブリーフケース。マチが深く使い心地がよいので仕事用に使うことが多い。上のサックと違い、あまり目立たないので、合わせる茶の靴も落ち着いた色目の靴を選ぶ。左側のフォスターやロブパリはジャケットスタイルに、右側のボノーラやクレバリーはスーツスタイルに合わせる。 

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小物(accessories)」カテゴリの記事

コメント

私、御存じのように現場担当なので正直鞄は必要ありません。しかしながらブリーフケースを二個とちょっとマチが広いJプレスの革と化繊のグリーン(管理人様のグリーンのスレに掲示されましたパンツの色と同じ)と姉が上野松坂屋で買ってくれましたシックなグレーケンゾーブランドの布製のバッグ(これを持ってBB福岡店に行ったら担当のN様がケンゾーですねとすぐに言ってこられました。)合計4個所有しております。ヴィトンのやつは取っ手はなく厚さ約10,0ミリメートルの革製の留め具で厚みはほとんど無くて週刊誌が一冊入るでけの本当に実用性は無!!
残りのやつは黒の革製のブリーフケースこれはRS長崎店で購入いたしましたがカタログを見ての客注でした届きました品を見るとなんと小物で有名なクリケットの品!!これなら友のショップでも取り寄せできたのにと思いました。

浦野亮祐様

随分と昔の記事にコメントを頂戴して頂き恐縮です。

最近は革のビジネス用鞄よりもなんでも入るトートバッグにジャケットスタイルが多くなってしまいましたが、それでも写真の中のバッグはよく使っています。

クリケットの小物、私も昔テイジンメンズショップで買いましたが、如何にもトラッドな感じがして好きなブランドの一つでした。

浦野亮祐様が鞄を持ってトラッドなブレザー+トラウザーズルックで博多の街を闊歩している姿を今まさに想像しております。

いやはや連休の最中に書き込みいたしましていらぬ御足労おかけいたしました。靴と鞄どちらも似たような漢字ですね、ですから一番に物の質と言うのが素直に表現出来るのではないでしょうか?小物と言えば小物かもしれませんが持つ人の質というのが表れると確信いたしております。(傘もしかり)お洒落を自負なさる、お方々と短いあいだですがお付き合いさせて頂きましたが靴はもちろんですが鞄もナイロンとかビニール製の鞄を見受けいたしました。以前メンクラに書いてありましたが相手に書類渡す時に社名が入った紙袋から出すのと上質の鞄から取り出すのとでは相手が思う事には違いがあると思います。紙袋や化繊バッグからは出す。上質な鞄からは取り出すとの違いだと思います。

浦野亮佑様

なるほど、鞄も靴も革という字が左にくるのですからまずは革の素材が大切ということになりましょうか。そして良い革で丁寧な仕事がなされた鞄から取り出された名刺はその人とその背景を含めて重みのある一枚になるということ、まさにその通りかと思いました。

「人は見かけによる」と常々思っていますが、それは何もお洒落をするということではなく、相手を意識した装いが求められているのだと解釈しています。社名の入った紙袋から名刺入れを出したのでは相手を意識しているとは言えないと取られるのも十分考えられます。

浦野様のお話から改めてビジネス上のマナーやパワードレッシングなど色々な事を考えさせられました。

黒のブリーフケースと言えば思い出があります。今では当社所在地。雲仙市では未だに紙入札ですが長崎県の公共工事の入札は数年前より電子入札(インターネット入札)になってしまいました。これも時代の流れと言えばしかたありませんが・・・・・紙入札の頃は入札書、また代理人の時は委任状などを入れますを鞄持って入札会場に足を運んでおりました。中には(おっ!!)と思うような鞄もありました。こうしてみるとネット入札により鞄の需要もなくなったのではないでしょうかね?
次回はネット入札で必要なくなった黒のブリーフケースについて書き込みさせて頂きます。

浦野亮祐様

なるほどインターネットの普及で書類カバンのありようもだいぶ変わったということでしょうか。さらに最近は個人がタブレットを持っている時代ですので、ビジネスの決済等も軽い鞄から持ち出したタブレット端末で全てOKになってしまうのかもしれませんね。

重いアタッシェケースを持ってビジネスに赴く時代は特異な例になり、革の鞄さえも完全な嗜好品になる時代が来ている感さえあります。かく言う私も鞄は軽い方が良いなと思うこの頃です。

靴の世界はあまり変わらないような気がするのですが鞄は大きく変わってきているのかもしれませんね。

管理人様のおっしゃる通りかもしれません。そういう私が
データカードの小型パソコンを持つようになり5年になりました。でも所有する鞄では2009年のATC小倉パーテーの幹事ご苦労様会で今は亡き友の店(VANの店)のフォトを見せる為にモスグリーンのスコッチグレン素材のJPの鞄に入れたのが一度きり!!実際パソコンがなければ仕事にもならないし、こうして素敵なブログにも書き込み出来ませんが、パソコンなどはまだまだ歴史浅い品物。由緒ある、トラッドブラウンドの鞄には入れたくはないです。
今さっきテレビで外国のCM見てましたら奥さんが紙で用事をすまそうとしていたら、御主人がタブレットを持って紙が古いというようなしぐさの場面が数多く出てまいりました。さてそこで問題でした。どうしてもタブレットでは出来ない事。御主人がトイレにはいったら、トイレットペーパーが切れてました。奥さんに紙を頼むとドアの下からタブレット。なんとその画面にはトイレットペイパーがデスプレイしてありました。(笑)

浦野亮祐様

今回も最後に楽しい落ちのあるお話を有難うございました(笑)

パソコンやタブレットは時代の流れですからそれに合った軽量なビジネスバッグが主流なのでしょう。私も革の良い鞄を持って出ることがありますが重さや満員電車での嵩張り具合を考えると新時代の鞄も有用性が高いと思うことがあります。

それでも値段の張る一生モノの鞄を持ちたいというのは仕事の生きる男のロマンかもしれませんがいつまでたってもなくならないでほしいと思います。

タブレットは確かに便利で私も愛用していますがこれも慣れで暫くすると使用頻度は下がってくると想像しています。カバーはトラッドなものをつけて一人で喜んでいますが…。

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