最近のトラックバック

« 名靴・・第1回 | トップページ | 名靴・・第3回 »

2007年11月13日 (火)

名靴・・第2回

前回に続く名靴第2回目。自宅の靴箱を見てみると、数は多くないがグッチ・ベルルッティといったマッケイの靴やプラダスポーツのようなモールドソールの靴も並んでいる。だが、やはりウェルト製法の靴が圧倒的に多い。第1回目でも書いたが『男性の靴は修理が効き、永く愛用できるウェルト靴』と教わってきた世代だから仕方がない。

しかし、実際は修理を重ねて数足を愛用する理想的な生活を送るどころか、気に入った靴を買い求めているうちに増えすぎてしまい、出番の少ない靴や出番を待っている靴もある。

オールデンアンラインドローファー限定品

Alden

この靴は元々B・ブラザーズのエクスクルーシブだが、その履き心地のよさに日本側からオールデン本社にリクエストし、何回か限定販売された1足である。肉厚で上質のコードヴァンが必要なため数量に限りがあるとのことだったが、確かにB・ブラザーズのものよりも上質だ。以前お世話になった方から譲っていただいた逸品で、今履いているローファーのレストア時まで待機している。

シルバノ-ラッタンジ・・・ペルージァ

Lattanzi_3

ラッタンジのローマ店訪問は1998年。当時はコバが張ったノルヴェジェーゼ製法のUチップが有名だったが、控えめなノルヴェジェーゼのセミブローグを購入。2回目の訪問時に写真のペルージアを購入した。作りはウェルト製法であり、ソールもやや薄いため足に馴染むのは早かった。ラッタンジはビスポークと同じ手縫いのウェルト靴であり、ファクトリー製の靴にはない雰囲気が魅力だ。

ジョン・ロブ「コテージライン」・・・ロッキー

Cottage

フランスのファクトリー『エシュン』で作られているコテージラインでUA別注の「ロッキー」。正に名靴に相応しいブーツだ。素材やソールが柔らかく履き心地は抜群で、レースステイ上部がフックであるため着脱もしやすい。ノーザンプトン製のジョンロブが硬く馴染むのに時間がかかるのとは対照的で、あまりの馴染みのよさに感激してニュージーランド南北縦断に選んだがそこでも真価を発揮した。

トリッカーズ ウィングチップダービー

Trickers

トリッカーズといえばウィングチップブーツが有名だが、この短靴も4アイレットの鳩目、コバの張ったストームウェルト、オレンジ色に近いチェスナッツ色のアッパーと大きな穴のパーフォレーションなどの独特の存在感がある。スーツやジャケットではなく、英国製手編みセーターの上にオイルドコートやマッキントッシュを羽織って、下はコーデュロイのトラウザーズと合わせると楽しい。

チャーチズ125周年記念・・・アルフレッド

125years

この靴は創立1873年のチャーチズ125周年を記念して販売された靴で、カールフロイデンベルグを使用している。チャーチズらしくチャンネルソールだが半カラス仕上げでレザーライニング、360度出し縫いのダブルウェルトという質実剛健なキャップトゥ。ともかく革が素晴らしく、既成靴の歴史に残る名靴といえる。2023年、チャーチズが150周年を迎えることはできるのだろうか。

« 名靴・・第1回 | トップページ | 名靴・・第3回 »

靴(Readymade shoes)」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« 名靴・・第1回 | トップページ | 名靴・・第3回 »