最近のトラックバック

« Alligator skin | トップページ | Old Edward Green »

2007年9月24日 (月)

RRL(ダブルアールエル)

今日は改装後初めて伊勢丹メンズの8階に移転したラルフローレンのコーナーに立ち寄ってみた。細長い売り場に70万円を越すイタリア製ムートンコートなど高級感溢れるパープルレーベルやユーズド加工されたポロデニムなどが程よく展開されている。中でもRRLはヴィンテージジーンズを中心にかなり充実していた。

RRLといえば1990年代にリリースされた初期の商品にはアメリカ本国製のものも多く、ツイードジャケットからデニムジャンパー、セルビッチジーンズなど気に入った商品をずいぶん買った。現在ショップに並んでいる商品はファーストイヤー当時のリバイバル物が結構多いようだが、よく見ると同じようなツイードジャケットのファクトリーもアメリカ製からイタリア製に代わってどことなく洗練されているし、ヴィンテージジーンズも裾にチェーンステッチを施すなど細かなディテールへのこだわりがある。ただ、昔のRRLと比べると商品が高級で、古着感覚はやや薄れているようだ。そこで今回は初期のRRLの作品を組み合わせて古着風のコーディネイトを紹介してみようと思う。

1 コーディネイト

Top03

写真は全て初期のRRLや同年代のポロの製品を組み合わせてコーディネイトしたもの。ツィードのジャケットとインナーのスェードレザーのベスト、ボトムスのコーデュロイジーンズはRRLでタッターソールのシャツとウールのチェックタイはポロネーム。全てラルフローレンでコーディネイトしてみたが、同一ブランドだけあってあまり違和感はないようだ。

2 Vゾーン

Leather_vest02 

ツィードのジャケットはアメリカ国内で縫製されているが生地はインポートと書かれているのでおそらくスコットランドのツィードではないかと思う。サイズはSMLのサイズ表示であるため、フィット感はいまひとつだがもともと古着感覚を楽しむのがRRLのコンセプト、サイズが合わないのを上手くコーディネイトしすることがポイントということなのだろう。レザーベストはボタンがアンティーク風でこうした細かなディテールにこだわるところがポロ製品を今も愛用している理由の一つだ。

3 シャツ&タイ

Shirt_tie

シャツはラルフローレンらしい小振りのカッタウェイ。小さめのノットでタイを結ぶのがブランドスタイルだが、合わせたタイがウール製なのでどうしても大きくなる。こうしてみるとチェックオンチェックのVゾーンに織りのチェックが入ったジャケットを合わせているにもかかわらずさほど全体がビジー(ポロの店員さんはVゾーンの合わせでごちゃごちゃするときよくこの言葉を使う。)に見えないのは柄の大小を考えたためかもしれない。

4 ベルト

Belt

ベルトはシルバーバックルの付いたクロコダイルのベルト。ラルフローレンやブルックスブラザーズでは定番となっているスタイル。不思議とこの手のベルトはヨーロッパのブティックでは見かけることがなく、アメリカンスタイルなのかもしれない。レザーベストの裏留め用ボタンが見えるがこうした作りの細かさが製品全体の魅力になって表れる。「神は細部に宿る」ということだろうか。

5 靴

Sohes

合わせた靴はどちらも英国製、左が#88ラストを用いたフォスター&サンネームの旧グリーングレシャム。右がストームウェルトを採用したクロケット製のチャッカ。どちらもチェスナッツの色目がカントリースタイルにピタリと来る。個人的には既成靴というとこのチェスナッツとラッタンジが使うアランチャと呼ばれるオレンジ色の革の色目が一番のお気に入り。そのためだろうか、何時の間にこの手の色目の靴ばかり数が増えてしまう。

RRLのよさは手ごろな値段で「古着をコーディネイトしています」といった雰囲気を出せるところであって、今の値段設定は高額すぎて、それならばリアルな古着をもう少し手頃な値段で買えると考える人もいるだろう。ただ、RRLは今の服装と合わせてもマッチするように考えて作っているので、本物の古着よりもコーディネイトし易いし、何より古着を商品として大量に作って売るというアイデァをかくも大規模に実践したのはラルフローレンが初めてだと思う。その独創性製に敬意を表して、今後も魅力的な価格で商品を開発、展開することを願っている。

« Alligator skin | トップページ | Old Edward Green »

カジュアル(Casual wear)」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« Alligator skin | トップページ | Old Edward Green »