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2007年9月 9日 (日)

Foster & Son

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ジャーミンストリートの注文靴屋フォスター&サン。ロンドン靴業界を代表する名木型職人テリームーア氏を擁するジャーミンストリートの名店である。ロブロンドンでさえ、困ったことがあるとMr.テリー氏のところに相談しに来るというウェストエンド界隈の大御所で、やはり名店のひとつ、クレバリーのジョンカネーラ氏とはほぼ同じ世代にあたる。その二人には1998年と2002年、それぞれ採寸してもらったが、両名とも柔らかな物腰の中に熟練した職人としての風格と威厳が感じられ、注文してよかったという満足感で店を後にしたことを思い出す。

今回はそのフォスター&サンの靴を並べてみた。「つま先の美しさ」にこだわる同店らしく、低く抑えたトゥの美しさが際立つ。どの靴の仕上がりもパーフェクトに素晴らしいが、トップクラスのアウトワーカーに依頼しているとのこと。また、フォスターは細かなディテールへの対応は非常に柔軟で、パリの誂え靴屋に勝るとも劣らない。オールドマックスウェルのノルヴェジアンウェルトも再現できるとのことで、近いうちに1足作ろうと考えている。写真の1足目(一番右)の後、2足目(左から2番目)の注文時に木型の修正を行ったが、それ以降は木型を修正せず、靴の長さ、つま先の幅などは靴のデザインや革の選択によって微妙に仕様を変えながら完成させてくる。

現在7足目を注文しているが、それはフォスターにとって「(はじめての)ビッグチャレンジ」というディテールとのことで、いずれ完成次第紹介したい。細かなディテールにこだわりのある日本人にとって、リクエストに対して期待以上に応えてくるフォスター&サンは価値ある名店に違いない。

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誂え靴(Bespoke shoes)」カテゴリの記事

コメント

ズバリ!、シームレスホールカットではないでしょうか?

四星&太陽様
反応していただきましてありがとうございます。
出来上がったものをご紹介したら何だ、そんなものか・・と感じられるかもしれません。あまり期待しないで時々覗いてみてください。年明けごろには靴も完成すると思います。

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