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2007年3月21日 (水)

Hand made

ハンドメイドを謳っている既成靴はよく見かけるが、ジョンロブ(イヤーモデル、上級ラインを含めて)、グリーン、クロケットなど英国ノーザンプトンのファクトリーで作られている靴はグッドイヤー製法であり、人間の手が入るが、正しくはマシンメイドの靴である。もともと手縫いのウェルト靴を機械で出来るようにしたのがグッドイヤー製法であり、ファクトリーの靴はグッドイヤー製法すなわちマシンメイドになる。ところが、既成のラストで手縫いのウェルト靴を作る小さなメイカーもある。その中からシルバノラッタンジの手縫い既成靴を紹介してみたい。

ASQUIT SERIE ARANCIO

Asquit02

2001年に購入したアスキットという名の靴。既に6年経ったが今も美しい靴である。名前から判るようにチェスナッツ色よりもオレンジ色に近い。ソールは頑丈で減りは少ないが、若干つま先が反ってきたようだ。写真撮影用に爪先をポリッシングしてみたが、普段から元のオレンジ色を保つようKIWIのニュートラルポリッシュで磨いてきただけなので購入当時より色が褪せてきている。トゥのラムズホーンとやや小ぶりなキャップ、スクェアなトゥシェイプが魅力的なこの靴は当時10万円程度だったが、人件費の高騰やユーロ導入によるインフレ、為替の変動もあって今では30万円を超えている。

ハンドメイドシャツ

Borrelli_solidtie

ルイジボレッリは日本でもハンドメイドシャツとしてポピュラーだが、ポール スチュアートのハイエンドモデルのシャツがボレッリ製であることはあまり知られていないかもしれない。フィレンツェのサルト、リヴェラーノの既成シャツはボレッリ製だし、靴屋のストールマンテラッシで扱っていた既成シャツの一部もボレッリ製だった。つまりボレッリは様々なブランドの別注を受けているわけだが、中でもポールスチュアートの別注はアメリカというフィルターを通しているせいか、セレクトショップのものより個性的で楽しい。写真はいずれもポールスチュアート別注のシャツで、一番右はタブカラー。これにお気に入りのソリッドタイを合わせてみる。左から同じボレッリのタイ。紺無地は英国製のドレイクス、右はイタリアのニッキーのタイ。ジャケットやスーツスタイルに変化を出したい時にはこんな組み合わせがよい。

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コメント

素晴らしい内容をいつもありがとうございます。ラツタンジーのアスキット、ボレリのシャツ共小生の大好きなタイプです。こんな靴を履いて、シャツを着て毎日を過ごせれば、本当に快適でしょうし、気分も高揚していい仕事ができそうです。そうやって気持ちを高めるのも「スタイル」と言えますよね。これからも記事を楽しみにしております。

CRESTさん、コメント有難うございます。CRESTさんのブログを拝見して、思わず自分も何かやってみたくなりました。いつもご自身のスタイルを明確にされているのでとても参考になります。ラルフローレンの言葉である「ファッションではなくスタイルを」をタイトルにしました。ゆっくりと自分のスタイルを表現していければと思いますので、時々お立ち寄りくだされば幸いです。

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